北大生アルコール中毒死 会見中に学長らビアガーデン懇談会
北海道大(札幌市)2年の男子学生(20)が飲酒後に死亡した事故をめぐり、北大が7月に開いた記者会見のさなかに、山口佳三学長ら常勤役員9人全員が、
大学構内のビアガーデンで北大への高額寄付者と飲酒を伴う懇談会を開いていたことが20日、分かった。
学生は7月19日夜、大学近くの居酒屋で部活動の懇親会に参加して飲酒。
20日未明に帰宅後、21日未明、自宅で死亡しているのが見つかった。
死因は急性アルコール中毒だった。
北大は22日に死亡を把握。
学務部長らが31日午後3時半から5時ごろまで会見を開き、事故の経緯を公表した。
山口学長らは同日午後4時ごろから、寄付者約30人と1時間ほどビールなどを飲んでいた。
寄付者との懇談会は毎年の恒例行事で、役員が大学の現況を説明したり、記念撮影したりしたという。
[ 2013年8月21日 06:00 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/08/21/kiji/K20130821006457330.html
部員が飲酒後死亡、躰道部など無期限停止…北大
北海道大学の躰道たいどう部の男子部員(当時20歳)が飲酒後に急性アルコール中毒で死亡したことを受け、北大は学生委員会を開き、躰道部など3団体を無期限の活動停止処分とした。
処分は7日付。
処分を受けたのは、躰道部と応援団、応援吹奏団の3団体で、練習や試合への出場が禁止される。
ボランティア活動などは禁止対象には含まれない。
処分を解除する時期については、躰道部は1年後、その他の2団体は半年後に、取り組み状況を踏まえて学生委員会が判断する。
北大によると、男子学生が死亡する原因となった懇親会は3団体が開いたもので、飲酒した学生の約半数が未成年だった。
北大学生支援課は「処分するだけではなく、今後は指導を徹底していく」としている。
(2013年8月9日09時58分)
北海道大学の学生、急性アルコール中毒で死亡 部活の懇親会で飲酒(2013/07/31 14:30、08/01 00:02 更新)
北大は31日、水産学部2年の男子学生(20)が、急性アルコール中毒で死亡したと発表した。
学生は武道の一種、躰道(たいどう)部に所属し、19日夜から20日未明に大学近くの札幌市北区の飲食店で開かれた応援団、応援吹奏団との合同宴会で飲酒。
21日未明に居住する学生会館内で死亡しているのが確認された。
未成年者も一緒に飲酒しており、北大は事実関係を調査し、3団体を処分する方針。
北大学務部によると、宴会は19日午後10時ごろにスタート。
1軒目は51人でビール中瓶約40本と焼酎約7リットル、2軒目は42人で焼酎約11リットルを飲んだ。
亡くなった学生の飲酒量は不明だが、2軒目の途中から泥酔して壁に寄りかかったままとなり、同じ部の部員2人が付き添って20日午前2時半ごろ、学生会館に送り届けた。
その後、心配した部員が何度か学生に無料通信アプリLINE(ライン)で連絡したが返信がなく、同日午後11時ごろ、同じ学生会館に住む友人が学生の自室を訪ねると、すでに脈がなく、21日未明に死亡が確認された。
死亡推定時刻は20日早朝とみられる。
北大は「宴会では一気飲みなど飲酒をあおる行為はなかった」と説明。
1軒目では未成年26人中25人が、2軒目は同20人中19人が飲酒していたという。
北大では1995年9月、当時22歳の男子学生が大量飲酒で死亡して以来、さまざまな対策を実施。
西田久美子学務部長は「実効ある対策が不十分だった」と陳謝。
公表が遅れた理由については「事実確認に時間を要した。遺族からは『そっとしておいてほしい』とも言われた」と話した。
北大躰道部は3日からフィンランドで開かれる世界躰道選手権に日本代表として出場予定だったが、死亡事故を受け、参加を自粛する。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/482884.html
アルコール中毒:北大の学生が死亡 サークル懇親会で飲酒
毎日新聞 2013年07月31日 22時17分(最終更新 08月01日 04時28分)
北海道大(札幌市北区)は31日、水産学部2年の男子学生(20)が19日夜から20日未明にあった学生団体の懇親会で飲酒し、急性アルコール中毒で死亡したと発表した。
北大は「飲酒の強要やイッキ飲みはなかった」としている。
事実関係を調査し、学生団体を処分する方針。
北海道内では昨年5月、小樽商科大アメリカンフットボール部で男子学生1人が飲酒事故で死亡した。
北大によると、死亡したのは武道サークルの躰道(たいどう)部員で、応援団や応援吹奏団との合同懇親会が大学近くであった。
部員は2次会にも参加し、約30分後に深酔い状態となった。
会場で休んだ後、学生会館の自室に仲間2人に付き添われて20日午前2時半に帰宅した。
しかし、その後連絡が取れず、同じ学生会館に住む友人が同日夜になって確認したところ、死んでいたという。
管理人から知らせを受けた札幌北署が調べたところ、死亡推定時刻は20日早朝だった。
懇親会には1次会51人、2次会42人が参加し、半数近くは未成年だった。
合わせてビール40本と焼酎18リットルが出されたが、死亡した学生の飲酒量は不明という。
躰道は戦後生まれの新しい武道。北大躰道部は3日にヘルシンキで行われる世界大会に出場予定だったが、活動を自粛し、参加を見合わせた。
事故についてサークル関係者からの連絡はなく、部員の父親からの連絡で大学が把握したのは2日後の22日月曜日で、緊急時の対応に不備があった。
西田久美子学務部長は「前途ある学生がこのような形で亡くなり残念。飲酒事故防止対策にこれまでも取り組んできたが、今後、実効性ある中身に見直したい」としている。
http://mainichi.jp/select/news/20130801k0000m040105000c.html
北大生飲酒死亡:大学側の防止対策 効果表れず
毎日新聞 2013年07月31日 22時19分(最終更新 07月31日 22時57分)
北海道大(札幌市北区)は31日、水産学部2年の男子学生(20)が19日夜から20日未明にあった学生団体の懇親会で飲酒し、急性アルコール中毒で死亡したと発表した。
小樽商科大アメフット部の男女9人が飲酒して病院搬送され、1年生の男子学生(当時19歳)が死亡したケースは、文部科学省が全国の大学に未成年の飲酒防止を求める通知を初めて出すなど大きな社会問題になった。
しかし、その後も大学生の飲酒事故は後を絶たない。
各大学とも対応に苦慮する中、北大は事故防止策を抜本的に見直す考えを表明した。
小樽商大は昨年の事故後、4年生部員ら6人を無期停学とし、アメフット部を廃部にした。
学生自治会は4月の新入生歓迎コンパで上級生を含め飲酒を禁じる新ルールを打ち出したが(6月に成人学生は飲酒を認めると変更)、5月11日には弓道部の未成年部員が飲酒して病院に搬送される事故が再び発生。
大学側は対策に頭を悩ませている。
北大では1995年9月、恵迪寮で男子学生(当時22歳)が飲酒して死亡する事故が発生。
その後、毎年4月に全学生と教職員を対象に講習会を行い、公認の学生団体に事故対策マニュアルの作成を義務付けた。
2010年10月からは北大病院と連携し、飲酒して病院搬送された学生の情報を大学側に提供してもらい、退院後に反省文の提出を求めるなど個別指導もしている。
しかし、昨年度も搬送件数が24件に上り、31日に記者会見した北大の西田久美子学務部長は「対策の効果は表れておらず、もう一歩踏み込んだ防止策が必要」と話した。
http://mainichi.jp/select/news/20130801k0000m040107000c.html
北大生が飲酒後死亡、部活間懇親会で深酔い
北海道大学は31日、同大躰道(たいどう)部に所属する水産学部の男子学生(20)が、部活間の懇親会の席で飲酒後、急性アルコール中毒で死亡したと発表した。
躰道は空手を元にした武道の一種。
同大は「飲酒の強要や一気飲みはなかった」と説明している。
発表によると男子学生は19日夜、札幌市北区の居酒屋で行われた躰道部と応援団、応援吹奏団の懇親会に参加、ビールと焼酎を飲み、深酔いしたという。
20日午前0時半からの2次会では、壁に寄りかかって休んでいたため、終了後に2次会に同席していた学生が近くの下宿まで送って寝かせた。
20日深夜、様子を見に行った同じ下宿の学生が男子学生の異変をみつけて北海道警に連絡、男子学生の死亡が確認された。
北大躰道部は8月にフィンランドで開かれる世界選手権大会に出場する予定だったが、今回の死亡事故で出場辞退を決め、活動を自粛中。
北大では懇親会に参加した51人の学生のうち、25人の未成年が飲酒していた点を重く見て、今後、部活動の停止など処分を検討する。
北大では1995年に学生寮で飲酒した男子学生(22)が死亡して以降、学生の飲酒事故対策を強化していた。
西田久美子学務部長は「大変不幸な事故で厳粛に受け止めている。再発防止に向け、対策を徹底したい」と語った。
(2013年7月31日20時58分)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130731-OYT1T01161.htm?from=ylist
北大生、飲酒後に死亡
(北海道)
北海道大学水産学部の2年生の男子学生が今月、部活道の懇親会で飲酒した後、死亡していたことがわかりました。大学側は、飲酒事故の防止が不十分だったとことを認めました。
死亡したのは、北大水産学部の20歳男子学生です。
今月19日、男子学生が所属する武道のひとつ「躰道部」の懇親会があり札幌市内の飲食店で飲酒をしていましたが酩酊状態になり、いったん自宅に帰宅しました。
翌日、友人が訪ねたところ、死亡していたということです。
死因は急性アルコール中毒でした。
(北大・西田久美子学務部長)「このような事故で学生が亡くなったことは残念で悲しい」
「指導が十分でなかったと重く受け止めている」
北大によりますと飲酒の強要はなかったということですが来月にも緊急の飲酒事故防止の指導会を実施する予定です。
[2013/7/31 20:53]
北海道大学 水産学部 北海道 大学 水産 学部 大学生 学生 酒 アルコール 飲酒 泥酔 酩酊 西田久美子 学務部長 躰道
ビール 中瓶 焼酎 札幌市 札幌 北大 山口佳三 学長 常勤 役員