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『82年生まれ、キム・ジヨン』を語る会

2020-03-21 | 文学系


【テーマ】チョ・ナムジュ著『82年生まれ、キム・ジヨン』を語る
【日 時】2020年4月11日(土) 
    17:00〜19:00 読書会
 ※事前に各自で本書を読んでくることを前提に話し合いをします。
【参加方法の変更について】
コロナウィルス問題の深刻化に伴い、オンラインzoomでの実施に変更します。どなたでも参加できます。参加ご希望の方はメッセージをください。参加方法をお伝えします。

【参加費】 なし
【開催趣旨】

 韓国で社会現象を巻き起こしたミリオンセラー小説『82年生まれ、キム・ジヨン』。
33歳の主婦の半生を通じ、韓国の女性なら誰もが経験するような男女の不平等や苦悩を描いたこの作品は、日本語版も発売1カ月で5万部を突破し、韓国文学としては異例の売れ行きをみせている。儒教文化の強い彼の国の男性優位を描いた本書が、日本社会でも大きな反響を巻き起こしている背景には何があるのか?
 2019年日本のジェンダーギャップ(男女平等)指数は、過去最低の国際ランキング121位を記録しましたが、女性がこの国で生きることの難しさは、この数値で示される以上の現実があります。
 今回は本書を読みながら、私たちの日常に見られる女性の生き難さを語り合える機会にしたいと思います。

【あらすじ】(好書好日参照)
 主人公のキム・ジヨンは33歳の主婦。3歳年上の夫と1歳になる娘とソウル郊外で暮らしている。1982年生まれの韓国の女性で最も多い名前はジヨンとされ、主人公もどこにでもいそうな女性だ。ジヨンは誕生から学生時代、就職、結婚、出産に至るまで様々な女性差別に苦しみながらも必死に生きてきた。しかし、ある日、通りすがりの男性から侮辱されたことで精神に異変をきたし、精神科病院に通い始める。物語は、彼女が病院で話した半生を聞き取って記したカルテという形式で進んでいく。

【新型コロナウィルス感染症の対応について】
オンラインでの実施方法に変更しました。