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NHK「こころの時代―反骨・中村敦夫の福島」を番組制作者と語る会

2018-11-09 | 〈3.11〉系
【注意】中村敦夫さんがゲストで来られるわけではありません


【テーマ】 NHK「こころの時代―反骨・中村敦夫の福島」を番組制作者と語る
【ゲスト】 NHK福島放送局ディレクター・古屋敷将司さん
【開催日時】 12月1日(土)17:00~19:00  
  17:00~18:00 番組録画の視聴 
  18:00~19:00 ゲストのお話&対話      
【開催場所】 福島市市民サポートセンターB-2
【申し込み】必要ありません
  ただし懇親会を予定します。席数に限りがありますので、懇親会に参加希望される方は必ずメッセージでお申し込みください
懇親会は満席となりましたので締め切らせていただきます

【参加費】  会場使用料(+懇親会参加者は飲み代)
【カフェマスター】渡部 純
【開催趣旨】

去る11月4日、NHK番組「こころの時代~宗教・人生~「反骨 ~中村敦夫の福島~」」(60分番組)が放送されました。
ある一定の年齢以上の方はご存知のように、中村敦夫といえばかの「木枯し紋次郎」を演じた名俳優です。
なにより、中村敦夫はいわき市に疎開した経験からも福島には縁の深い人物です。
その縁で中村は〈3.11〉後、「線量計が鳴る」という一人芝居をつくり、全国各地で公演しています。
        
そこに彼が単なる一俳優ではなく思想の深い人間であることを、この番組はその生きざまと語りを通じて見事に描いています。
番組内容については、「俳優の中村敦夫さん(78)。人生の終盤をかけて取り組むのが原発事故の悲劇を描く朗読劇だ。戦時中に疎開し、小学校1年からの10年間を過ごした福島は第二の故郷。被災地をくまなく回って取材した人々の怒りや悲しみに寄り添い、3年がかりで台本を執筆した。元原発技師の主人公を通じて原発事故で何が起きたかを劇的に表現、被災地とは直接関わりのない人々の心を揺り動かしている。事故の風化にあらがう反骨の日々を見つめる」というものです。
じつは、この番組は友人であるNHKディレクターが長い期間にわたって取材・制作したものですが、彼がなぜ中村敦夫という人物に注目したのか。その思想の射程は今の時代をどう照らし出すのか。
その制作過程を語っていただきながら、参加者同士で議論していきたいと思います。