◆期待しているところ
・V6エンジン+6速AT
かつてこれほど洗練された駆動系を搭載したシトロエンは存在しなかった。本来のソフトさとフラットライドに磨きがかかったハイドラ3+サスペンションとともに、日常の足として、週末の家族の船として、どのような体験をさせてくれるのか本当に楽しみ。
※旧C5で一番不安を感じていた4速AT(AL4)の信頼性の問題が、このアイシン製6速AT(TF80SC)によって完全に払拭されるのか、そこが逆に不安。ただこのATは最近のボルボでも採用されていて、そこでは特にATに問題があるという情報は見つからなかった。
・ディレクショナルヘッドランプ、パーキングアシスタンス、クルーズコントロールなどの装備。
Xmにはクルーズコントロールが、旧C5にはバックソナーが装備されていた。ときどき?な動作をして信頼性はいま一つだったが、実はかなり使える便利なアイテムだった。新C5はナビ関連を除くと、そうした便利な装備をほぼ一通り網羅している。特に、ディレクショナルヘッドランプについてはどんなものなのか、早く夜道で試してみたい。
※さらに緊急時のESP、BAS、エアバッグなども改良されていて、安心して運転に集中できそう。
◇不安なところ
・ディレクショナルヘッドランプ
電器仕掛けとしてはシトロエン史上初登場の装置だが、他社と違ってかなりグリグリ積極的にロー、ハイともに動くタイプらしい。これが面白くもあり、不安を感じるところでもある。どのくらいの耐用年数か分からないが故障とは無縁であって欲しい。
・フロントまわり
2Lでもステアリング系のしっかり感が今一つだった。今回はさらに荷重のかかるV6を選んだので、年数を重ねるとどうなるか、気になる。ブレーキも旧C5は盛大に鳴いたが、新C5ではどの程度改善されたのか分からない。

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今日は、仕事で東京まで XM を運転してきました。もうすぐ手放す予定の車ですが、ここでくたばられますと非常に困りますので、相変わらずちょこちょこ出る不具合を修理しつつ乗っております。私の手を離れたあとも、なんとか買い手がつきそうですし。せっかく MT に換装した XM ですので、だれかにずっと乗りつづけてほしい、などと贅沢で勝手な望みを抱いていたりして・・・
C5 の 6 速 AT には私も期待しています。エンジンの力を無駄なく生かし、耐久性のある AT だといいのですが・・・
今までのシトロエンに付いていた AT は、はっきりいってお粗末な面がありましたね。私の XM の AT も 8 万 km でお亡くなりになり、MT に載せ替えました。MT にしてみて、XM ってこんなにパワーのある車だったのかと、同じ車とは思えない走りに感動しました。
私がマイナーチェンジ後の C5 を買おうと思った大きな理由のひとつは、新しく搭載された AT なら、走っていて楽しいかなという期待を抱いたことにあります。
クルーズコントロール、パーキングアシスタンス・・・これらは私にとっては未経験のものばかりです。何しろ今乗っているのは XM の前期型ですからね。でも、パーキングアシスタンスは便利そうですね。
ディレクショナルヘッドランプは壊れないか? 行きつけのディーラーで私がした間抜けな質問です。経験がないので、だれも答えられるわけがありませんね。
ステアリング機構はどうでしょうか。たしかに V6 は重いですからねえ。XM のときは、ステアリングラックが壊れ、丸ごと交換になりました。サスペンションと同じ油圧機構で、しかもセルフセンタリングが付いているという、いちばん厄介なやつです。でも、MT に換装して鼻先が軽くなった後は、ステアリングもきわめて好調になりました。
C5 は油圧系統が別ですので大丈夫かなと思っているのですが・・・たしかに旧 C5 については、ステアリングががたつくトラブルが出たという話は聞いたことがあります。その後対策は採られたのでしょうかねえ。
新 C5 でもブレーキは鳴くか? 試乗した V6 は鳴いていました。多少鳴いてもブレーキの効きの方を優先する設定なのかな、と思って私はあまり気にしませんけど。
すみません。悪評高き XM と比較されても困ると思われるのは承知で、ついつい比べてしまいました。
お仕事お疲れ様です。
マニュアル換装、ステアリンラック交換をして乗り続けていらしたとのことですが、そこまで大事に面倒をみてもらった固体は少ないのではないでしょうか?
旧C5に関して、固体差もあるようですがブレーキ鳴きは半端なレベルじゃありませんでした。私はあまり気にしない方ですが、かなり参ってしまう人もいると思います。ひょっとすると、3年間乗っている間に、鳴かないようブレーキングする癖がついたかも知れません。
ブレーキングといえば、ATの設定が悪く、停止直前に急に1速に入るためカックンになりやすかったです。ブレーキ自体の効きに問題は無かったのですが、それまで乗っていたハイドロ車の「スーッと収まるように停まる」マナーは再現できませんでした。
新型はあまり試乗をしないで買ってしまったので、この辺は乗りはじめてから改めて確認ということになります・・でも、少なくともATについては6速なら全く問題ないと思います。4速の方も見違える程良くなっていましたので。
この度愛車に乗り続ける覚悟を決めました。
宜しくお願いします。
日記みたいなものですが、それなりに奥が深いと思います。
モアイさんの愛車はXantiaですか?
1年半くらい前に中古で購入しました。
買った時はすこぶる調子が悪かったのですが、
最近はだいぶ快調です。70キロを超えた位の
クルージングは本当に最高ですね。
このまま良いご機嫌が続く事を祈るのみです。
ところでC5,私は旧C5の展示車しか中に乗った事は
無いですが、新型は随分改良されているみたいですね。
新型C5の納車楽しみですね。
が良いのは雑誌で良くわかりましたが、待ち乗りではどうなのでしょうか。購入するか本当に悩んでいます。プジョウ307に乗っていますのでフランス車が日本車と違うことも少しはわかります。本音を聞かせてください。
プジョーは306にしか乗ったことがないのですが、結論から申し上げますと、マイナーチェンジ後のC5(2L)については、街乗りでも十分ハイドロの足周りが堪能できると思います。
旧C5でも、高速を重視されるのであれば実売価格からみてお買い得です。さらに3万km程度走った固体であれば(必然的に中古車しかありませんね)かなり柔らかくなりますが、それでも306やXantia世代の仏車にはかないません。
そこで新C5はどうかというと、Xantiaのように柔らかく、かつXantiaよりは静かでスムーズに走ります。室内も広く快適です。40km~50kmの中低速でも快適です。バネサス車からですと、運転の仕方に気をつけないと同乗者は車酔いすると思います(2Lの方)。
また街乗りという局面で、問題になるのはATの出来です。これは後期型の方が大幅に洗練されています。さらに、好みもありますがステアリングもかなり軽めです。
307に比べて、サイズは問題です。今回のMCで、Xmよりも大きな車になりました。タイヤも、2Lは16インチにアップされましたので回転半径が拡大し、もともと車幅のある車なので取り回しは良くないです。狭い道などでのすれ違いにはかなり気を使います。
どちらにお住まいかにもよりますが、もし東京でしたら、青山ではなく、有明のCJで、出来れば平日に前もって予約して、前席、後席、低速走行など、いろいろなシチュエーションで試乗されることをおススメします。
クラウンはアタリは柔らかく、静粛かつ極めてなめらかに走りますが、前後左右しかも斜め方向にも常に揺れます。
ちなみに、この「常に」とか「斜め方向にも」という部分が車酔いに一番関連しているのではないか、と以前から考えています。
シトロエンも揺れますがサスペンションストロークも深く周期の長い揺れで、いわゆるフラットに感じるセッティングです。また、同時にダンピングが効いたコシのある足です。
伝統的にFF車でフロント荷重が高く、路面の鋭い段差ではクラウンほど丸いショックにはなりません。
また、これも特徴ですが、舵が敏感で遊びが少なく、ブレーキも強力です。「運転の仕方によっては車酔いも」としたのはこうしたセッティングだからです。上手に転がすには、ある種、繊細な感覚で車を操作する感じになります。(これが楽しい!)ちなみに旧C5ではそのクセはかなり消されました。
やっぱり言葉ではなかなか説明が難しいですね。新C5に限定して申し上げると、私はやはりV6の乗り味が好きです。フロントの軽さや、車両の軽快感は2Lですが、マイナーチェンジでV6にしかハイドラクティブ3+が設定されなくなってしまったことが違いとしては大きいです。
ハイドラの方が固い、という間違った記事をよく見かけますが事実は逆で、加減速時やコーナリング時以外の通常走行では、ガス容積が増す分、極めてフラットな走行感覚が得られます。私はこちらの方が好きなのでV6にしました。
ただ今回のMCでハイドロも随分柔らかさを取り戻したので、街乗りを重視されるのであれば、2Lでも十分に楽しめると思いますよ。
国産車では、ですか。ここ数年国産車は殆どタクシーかレンタカー以外乗っていないので良く分かりません。上記の「クラウン云々」も個人タクシーの後席住人としての感覚です。
ただ、国産でも「フラットな足周り」と形容されるものは比較的近いとは思います。ただそれはシトロエンに近いというよりむしろ、プジョーに近い、のではないかとも思いますが。
旧C5と新C5の乗り味には明確な違いがあります。特に2Lについては足回りの機構そのものが変わりました。新型では従来のハイドロニューマティックに近いシンプルな油気圧機構になり、また足回り全体の改良も行なわれたようで、新型は非常に滑らかかつ柔らかい乗り味です。
足まわりだけでなくATの制御がスムーズになったことも、これには大きく影響していると思います。エンジンの出力そのものと、クルマ全体の静粛性も向上しています。
9月以降の納車分には、正式にC4にも採用された、ラミネーテッド・ウィンドウ(樹脂挟み込みガラス)が装備されており、これだけで最大10dbも遮音性を高めることが出来るとのことです。
ご参考になったでしょうか?