C5の話題から少し脱線するが先に日本でも報道されたボトムレンジ=C1の写真である。
このサイト、少し重いがそのかわり写真が充実している。日本では見られないような車種のカットがあり貴重。このC1もトヨタ、プジョーとの共同開発、かつシトロエンの最小レンジということでもう少し話題になってもよかったと思うが、ATの発売予定が当面ないこともあってか、車雑誌でもそれほど記事化されなかった。女性と若者向けの車で、コックピット周りなどを見るとデザインの差別化にはそれなりに力が入っているようである。ただリアデザインなどはすこし日本車を彷佛とさせる。そういえばC6のコックピット周りの写真が某掲示板で紹介されていたが、2代目ソアラのデジタルメーターに酷似しており、この人(現在のチーフデザイナー、Jean Pierre Ploue氏)割と「昔の日本車風デザイン」が嫌いではないようだ。

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私も C6 の内装写真を見ました。仰っているのは、
http://www.auto-motor-und-sport.de/d/76284
に出ている写真のことでしょうか。
実物を見ると格好いいのかもしれませんが、私の趣味としては C5 のようなアナログ的なメーターパネルの方がいいかな、と今のところ思っています。
運転席=ハードな計器類に囲まれたコックピット、
それ以外の座席=居心地のいいビジネスクラス席
というのがドイツ車を中心とした最近の高級車の文法になってきていますが、おそらく、こういう空間デザインにしたのはそこから距離をおきたかったのではないでしょうか。
ドライバーは当然運転には集中できるようにしなければならないが、逆に言えば必要な情報が与えられさえすればいいわけで。出来るだけ特別な席にはしない。そういう意図を感じます。これは外観以上に好き嫌いが別れますね。実際に乗ってみれば確認ができると思いますが・・何か新しい運転感覚を提供できているといいですね。シートは座り心地が良さそうに見えます。
いずれにしても、パーソナルな感覚よりはオフィシャルな、あるいはエグゼクティブを強く意識した仕立てになっていると思います。
ところでC5ですが、今回色々と写真を見ていて、新しい407と比較してもC5のインパネの基本的なテーマはかなりいい腺いっているのでは、と思わされました。旧型では質感が悪過ぎたところに問題があったわけで、質感さえ上がれば飽きの来ない、かなり良いデザインですね。