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ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

今日はグチです 

2014-05-06 | 免疫介在性疾患(リウマチ IBD・・・・)
ゆうらが病気になって、私は2キロ体重が減った。
ちゃんと食べてるし寝てるんだけどな。
心配することがストレスになってるんだろうね。
病院のことでもいろいろあったから。

ゆうら。はじめは動かなくなって体、とくに背中や腰のあたりをさわるとものすごく怒った。
「椎間板ヘルニア」がすぐ頭をよぎった。
だから「ヘルニアの場合お世話になる病院」に行ったのだ。
そこで高熱があることがわかった。ヘルニアではなく、感染症かリウマチの可能性となった。
「体調が悪くて体を触られるのがいやだったのでしょう。」

その病院で出された抗生剤を夕方飲んだら吐いてしまったので、病院にどうするかを問い合わせたら。
「明日こちらの病院に来てもらってもいいけれど、早く抗生剤での対処をはじめたほうがいいので、
近くのかかりつけの病院に行って事情を話して薬をかえてもらってもかまいません」とのこと。
ゆうらの体のことと、病院まで往復一時間の飼い主の負担を考えての返事だったと思う。

少しでもはやくゆうらの体を楽にしてあげたいから、いつもの病院にお願いに行った。

「診察もしていなくて、詳しい状況もわからないのに。
薬だけとりかえてもらってって、違う病院に投げる病院もどうかと思います」とか。
「足腰にマヒがでているなら初めからそちらの病院に行ってください。
そうでなければまずはうちに来てください。それでヘルニア疑いがあったらうちからも紹介しますから」
いろいろ言われてから薬を出してもらった。
なんかね、悲しかったな。
獣医さんはプロだから動物の様子見て正しい病気の判断できるけど、飼い主はそうはできない。
ネットや経験者の飼い主からの情報で、「ああこの症例に似てるわ、もしかしたら」っていうような判断で動く。
今回だってまずは「ヘルニア」を心配して動いたから、「かかりつけ」ではないほうに行ったわけで。
そういう経路や向こうでの状況もすべて話したのに。
「すみませんでした。つぎからはそうします」納得できないままあやまったけど。
そんなふうに言われることに傷ついた。
ゆうらの突然の状況で、私が平常心でなかったから、きつく聞こえてしまったのかもしれないけど。
獣医さんのいいたいこともわかるけど。
心にささった。

そののち、ゆうらの点滴等はかかりつけでやってもらっている。
弱った体をバイクに乗せて遠くの病院はゆうらに負担だからね。
血液検査もしたいというので、してもらった。
解熱剤も打ってもらった。熱は平熱になり維持している。食欲もいつものようになってきた。
抗生剤もやはり飲むと吐いてしまうので注射にかえた。

白血球はさがったけどCRPがまったく下がらない。
内臓も問題ない。
ならばどこが炎症してるのでしょう?
「わかりません。もしかしたら血液のなかの抗体に異常があるのかも」
自己免疫異常な病気。
「今はまだ抗生剤の経過をみましょう。抗生剤だって効き始めたころですから。もうすこし我慢してください。
免疫の血液検査は元気になってからでいいと思います」
そうですか・・・・・・・・ほんとうに?後手後手になりませんかね?

リウマチ検査の結果は連休明けに連絡が来る。
もしリウマチであった場合。
治療はどこの病院でもさほどかわりがないというので。
一生つきあう病気だから遠くの病院より近くの病院のほうが楽なので。
リウマチであった場合、治療をお願いしたいとかかりつけの獣医さんにお願いした。
「結果の内容、私が聞いてきてお話するよりも、あちらの先生から直接電話をしていただくようにしますか?」
そのほうがきちんと理解できて、ゆうらの治療もより正しく行えると思ったのだ。
「はははっ、いいですよ、結果だけ聞かせてくれれば」
「ではデータだけでももらってきますか?」
「検査機関からFAXで送られてきたもの、リウマチか違うかだけのデータだと思うので、いいです」

今までクーさんも診てもらってた。ミュウさんもときどきはね。
その信頼が揺らいだ。大きく揺らいだ。

私がゆうらの心配で平常心を失ってるの?落ち着きが足りないの?
だからすべての言葉がおかしく響くのかな。

でもね。

どうして病院どうし、連携してくれないんだろう。
目的、目標はおなじ、ひとつなはず。
病んでいる動物を助けること。
病んでるけどがんばってる動物と、それを心配しつつ自宅でケアする飼い主と、その両方をささえて治療する獣医。
このトライアングルが成立して健康な生活に戻れるのに。
欠けてるような気がした。

悲しいようなくやしいような気持ちで病院から帰る道。
ふとCAPPのチームリーダーの獣医さんの顔が浮かんだ。
そうだ、先生に相談しよう。
というか、無性に話がしたくなった。
家に帰って電話をする。出かける直前にもかかわらず、ゆっくりひとづつ話を聞いてくれた。

「食欲は38℃台になるとでてくるよ。逆に39℃台になると落ちるね。
平熱になって食欲がでてきたならよい傾向だね」
「動物はね、自分で治そうとする力が大きいんだ。ゆうらちゃんは今自分でも戦ってる。しばらくしたら様子がかわると思うよ。大丈夫」
そんな話から自己免疫障害の話やリウマチの話も、わかりやすく、面倒がらずに話してくれた。
いちばん気になってるCRPのことも。
白血球が下がってもCRPがさがらないことが心配だったのだ。
白血球とCRPの数値は一緒に動かないそうだ。
まずは白血球があがり、そのあとにCRPがあがってくる。
それとおなじように白血球が下がったあとにCRPは下がってくるそうだ。
「いちど上昇したCRPはそんなにすぐには下がらない。上昇してすぐ下がったらそれは検査ミスを疑うね」
そうなんだ?どの獣医さんもそんなこと説明してくれなかったよ。
同じ「しばらく様子をみましょう」でも、こういうこと知ってるのと知らないでは気持ち的に違う。

いろいろ話してくださって、少し気分が晴れて、落ち着きもでました。
電話の終わりに。
「またなにかあったら電話しておいでね」って。
泣きそうになった。
診察もしていないのに、こんなによく聞いてくれて、教えてくれて。
私の心情もくみとってくれて。
動物と飼い主の心のケアまでするのが獣医だって言ってたことありましたね。
ありがとう。
ゆうらともども早く元気になって、また先生とみんなと活動したい。


ゆうら。近々チームリーダーの病院に行きます。
そんなわけで、私の心が折れてしまったし。
ゆうらのことも私のこともよくわかってくれてる先生やスタッフさんのいるところに行きます。
もちろん技術も機械装備もちゃんとしてます。
自己免疫の検査もしてもらうつもり。
抗生剤は自己免疫障害には反応しないそうだ。だからCRPがそのままだったら免疫関係の病気の可能性大。
CRP、さがっているといいな。

ゆうらさんは、点滴をしてから元気になってきました。
昨日は家の中を走ったし、ちょっと高いクッションにもぽんって飛んで乗ったし。
おもちゃをだしてって要求したし。
食欲もいつもどおり。催促もします。
今朝もちゃんと起きて、大騒ぎのおはようの儀式をしたし。
あさごはんもしっかり食べた。
ただ、昨日から両前足の関節あたりを、ときどき気にして舐めたり噛んだりしているので。
関節なのかしら?
と思ってたりします。

でも、ぐったりゆうらからは脱しつつあります。点滴したからか、自然なことなのかはまだわからないけど。
このまま元気になってくれればいいな。

あー、長くぐずぐす書きました。
ここまで読んでくれた方。
おともだちは読んでるんだろうな。
ありがと。
なんかね、はきだしたかったんだ。