ラジオで夫を看取った後 あとは死を待つのみ? と思っていたけど 自由なんだと気が付いた と言うようなことを話していました。
介護は最終的にハッピーエンドとはならない作業です。
誰でも喪失感はあると思います。
私も母を看取って8月で1年になります。
頑張っただけに喪失感も大きく残りの人生の歩いていく方向をまだ見つけられないでいます。
地図を読むのは得意なのですけど、地図が無ければ読めません。
私の場合 過去の趣味に打ち込めた環境を考えると、仕事が忙しいときほど楽しめたように思います。
忙しいとき、時間が出来たらあれをやろうと思っている時も楽しみのうちでした。
いざ暇が出来すぎると何もする気がしない。
今、まさにその状態の極地かもしれません。
苦無くて楽なし、人生山あり谷あり、谷無くして山無し、山無くして谷無し ですね。
同じように 不自由無くして自由無し ではないかと思うのです。
人間自分だけの事を考えていたら生きていないも同然だと思うのです。
自分が生きている事で 家族を含めて周囲の役に立つ事、社会の役に立つ事 が自分を浮き彫りにしてくれるのです。
誰かの役に立つ、何かの役に立つ これが人生の地図では無いかなと思ったのです。
人生の地図、山あり谷あり 迷わないで歩いていますか。