下の子は、相変わらず歯みがきが大嫌いだ。
2歳2ヵ月なので、なんとなく言葉は通じる。
妻が入浴中で先にベッドに子どもとふたりで入る。
私 「ねんねの前に歯みがきしようね」
子 「イイ!」(首を横に振る)
私 「歯を磨かない人はねんね出来ないよ、いいの?」
子 「ウン」(首を縦に)
私 「お父さんは、プーさんとミッピー (ミッキー) と寝るよ」
(子どもは何度か妻の方に行ったけど、寝室に戻ってくる)
子 「パパー!」
私 「お父さんはねんねしてるの」
子 「ネンネ」
私 「ねんねする人は歯みがきしないとダメ」
(子どもはお気に入りのタオルケットに入ろうとし、そのたびに
私にはがされる)
私 「歯みがきしないとダメ」
(子ども泣き出す)
私 「向こうに行ってなさい」
(しばらく膠着状態、子どもは泣きながら歯みがきを拒否)
子 「デンキ」 (電気を消して寝る、ということ)
私 「歯みがきするということだね」
(子どもうなずき、私は歯ブラシをもってくる)
私 「すぐ終わるから歯ブラシしようね」
子 「イヤ!」
私 「じゃあ、ねんねできないね」
(泣きながら拒否がしばらく続く)
子 「ダッコ」
私 「じゃあ、だっこしてあげる」
(こどもは相変わらず泣いている)
私 「2歳なんだからもう歯みがきできなきゃダメ」
(なん度か抱きながら、さすりながら説得する)
(ようやく子がやるというのでベッドに寝かせて
歯ブラシを取り出す)
子 「イヤ!」
(もう一度説得、だっこ)これを何回か繰り返す。
ようやくやることになった。
泣きながら歯ブラシ。
はじまれば、すぐ終わる。
妻も参加、「良くできたね。偉いね」
子どもは嬉しい。私も嬉しい。妻も喜んでる。
子 「オッパイ」
父親の役割終わり。
ここから先は手がだせない。
きっと明日も繰り返すと思う。
でも、こういうのって 「幸せ」 っていうのかもしれない。