闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

三越演武会

2020年05月23日 | 仲間たちへ
2020.5.23.SAT.
皆さん、こんにちは。
今日は第42回目の投稿です。 

現在、横浜駅西口のヨドバシカメラの入っているビルは岩崎学園ビルと言って、学校法人岩崎学園(情報科学専門学校)のビルです。昔はデパートの「三越」が入っていて、一階にはマクドナルドが入っていました。当時、Macのメニューはハンバーガーとビッグマック、フィレオフィッシュくらいしか無かったと思います。セットは無く、それぞれ単品で頼んでいました。(暫くして○○セットなるものが登場しますが、特にセット割引はありませんでした。ごくたまに手に入る紙のクーポンは貴重でした。)マックシエィクもとても大きく値段も高かったと記憶しています。
 まだ、私が入門間も無くで白帯だった時、此の三越の屋上で演武会が開催されました。殆ど黒帯の方々の演武でしたので、白帯である私に出番はないのですが、「集合」が掛かったのでいそいそと出掛けました。この「三越演武会」はもう一度行われたように記憶しているのですが、1回目と2回目の記憶が混ざってしまっているかもしれません。
 下段蹴りによるビール瓶割りと棒折り。この棒は棒術用の茶色の硬そうな棒で、折れても、ささくれになる素材で、まだスネが豆腐?のようだった自分にとって信じがたい迫力でした。そして、二つのブロックを両手の手刀同時割り。瓦5枚を親指で突き割るという演武が続きます。抜手による演武としては真樹日佐夫師範の「たたみ抜き」が有名ですが、見たのは映画の中ですから、抜手の演武を生で見た数少ない内のひとつです。
 ブロックの両手手刀同時割りはブロックにガソリンをかけ、火をつけた燃えた状態で行う予定だったのですが、消防法か何かで、三越側からストップがかかったそうです。最後に当時まだ茶帯だった桐生先輩の頭突きによるブロック割りが行われました。
私自身も演武で色々試割りをやりましたし、たくさんの他の方々の試割りを見てきましたか、上手くいかない場合は必ず理由があります。建材そのものの間違え、試割りする物の状態、固定がしっかりされていない、気持ちが引けてしまっている等です。
次回は詳しくお話ししましょう。
続きます。
押忍。

吉岡智