午前中の青帯さんの審査は、残念ながら応援に行くことはできませんでしたが、みんなしっかりと頑張っていたようです。審査受審の皆様・ご父兄の皆様、本当にお疲れ様でした。これからも一歩一歩階段を上るよう頑張っていって下さい。
午後からの緑帯・茶帯の審査は、私も一緒に受けさせていただきました。上級の審査ともなると文庫道場以外の皆さんも知らない顔はほとんどなく、「ああ、皆さんも頑張っているんだなぁ」と共に大変な緊張の時間を過ごし、力をもらいます。
私はじむちょーと言ってもマネージャーのように膨大な事務仕事があるわけではないので、道場で指導の補助や皆さんのお世話をすることも仕事になると思います。
たぶん私が空手を辞めたいと言ったらセンセーはそれを受け入れてくれると思います。でも皆さんと稽古をしたいのと空手を「自分にとって必要として下さるなら誰にでもできます」と皆さんに言ってきたことに私が勝手にこだわっているのかもしれません。こんな不器用な私にすら「辞めろ!」とは誰もおっしゃらないので、それは本当だと思います。
そして何より励まされてきたのは、道場の皆さんが「こんな状況の中・・・」「こんな状態なのに・・・」「こんなことがあっても・・・」空手を続けようと頑張っているのを知る立場にあったことだと思います。木元道場や新極真会全体でいったら私達が知らないことももっとあると思います。修業年数が長くなったり、帯が上がったりすればなおのことそういうことが増えていくと思います。怪我や病気だったり、お仕事だったり、ご家族のことだったり、障害となるものは色々です。でも大人も子どももみんなあきらめずに頑張っている。だから私も色々あってもあきらめたくないと・・・。今日は皆さんと一緒に審査が受けれて本当に嬉しかったです。ありがとうございました。
師範の最後のお話の中に「目には見えない根の部分がある」というお話がありましたが、そこの部分をもっともっと手を抜かず稽古することが大切なんだろうと思いました。そして空手を続けることで心の根も鍛えて強く美しい人になりたいです。そのお話を聞きながらあいだみつをさんの大好きな詩を思い出していました。
花を支える枝
枝を支える幹
幹を支える根
根は見えないんだなあ
これは空手の稽古だけではなく、道場にもいえることではないでしょうか・・・。
師範や指導員の先生方、事務局の皆様、ご家族の皆様の支えがあってこそ私たち稽古生は安心して稽古ができるのだと思います。本当にいつもありがとうございます。
これからも木元道場に強く美しい花が沢山咲きますように・・・。押忍