さて、昨日のカポナータに続いて、今日は、シチリア名物の揚げおにぎりです。
最近日本のイタリアレストランでも目にすることが多くなった揚げおにぎり
本当の名前は、ARANCINO (アランチーノ)という可愛い名前です。
直訳すると、ちっこいオレンジってことになるでしょうか。
円錐型に握ったものもありますが、やはりその名のとおりまん丸の方が可愛いです。
実態は、ライスコロッケなのですが、真ん中にミートソース(ラグー)が入っています。
中の具を変えるといろいろバリエーションが楽しめます。
シチリア名物なのですが、手軽に食べられるのと美味しいので、最近では全イタリアで目にするようになりました。
でも、やっぱり美味しいのは本場シチリアで食べるアランチーノ
お米に馴染みが深い我々日本人なら、形を見ただけで作り方が分かってしまいそうですね。
今日は、基本のレシピを書いてみますね~
超簡単です
暖かいご飯(冷やご飯はチン)して、パルメザンチーズをご飯茶碗1のご飯に対して、大さじ1をまぶして、馴染むようにかき混ぜます
ミートソースは、水分が多いとよろしくないので、市販のものや、ご自分でお作りになったものでも、中火にかけてしっかり水分を蒸発させ、挽肉にトマトソースが固めに絡んだ状態にします
お好みで、ここにグリーンピースを入れると本格的
ご飯をおにぎりにしていきますが、日本のおにぎり型ではなく、オレンジのようにまん丸に握ってください
大きさは、お好みで結構です
やや小さめのオレンジくらいが、標準とお考えください
もちろん小さくすると可愛いですし、揚げて行きますので、揚げ油の節約にもなりますし、メインとしてではなく、付け合わせにも使えるので応用範囲が広くなります
丸く握ったおにぎりを半分にして、ミートソースを真ん中に入れ、再度丸く形を整えましょう
欲張って、ミートソースを入れすぎないようにしてくださいね~
ここからは、トンカツを揚げるのと同じ要領で揚げて行きますが、衣がカリッと揚がれば、十分ですので、比較的高温の油で、カリッときつね色に揚げましょう
パン粉は、生パン粉でも乾燥パン粉でも、ミキサー等で再度細かく砕くと、より本場のシチリアっぽくなります。
揚げたてが美味しいですが、さめても十分美味しくいただけます
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私は、リゾットが余った時に(って殆ど無いから余り作れないのれす)冷凍しておき、程よい機会にこれを丸めて似非アランチーノにしちゃってます。
次は頑張ってグリンピースも入れて作ってみます~。
シチリアの人たちの考えてるリゾットは、北イタリアのものとは違って、ちょっと柔らかめに炊いた日本のご飯に近かったりするので。
まあ、そういうことを勘案して日本向けのレシピにしているのです。
Gピース10コもあれば十分で~す