イタリアで生活するということは、世界遺産の中で生活すると言っても過言ではないような気がします。
ミラノだと、そうそう身近に感じることもないのですが、ローマは、テルミニ駅を出た瞬間に、あ!世界遺産だなって感じがします。
ある夏のバカンス先で、日本の方と電話で話をしていたら
「ウリちゃんが今いるところから、オルチャ渓谷って近いの?BSで世界遺産の特集やってたけど、地図で見る限り凄く近いと思うんだけど」
「うん、近いよ。さっき通ったもん。」って、お答えした後で、よくよく考えてみたら、世界遺産だったんですねぇ。
うわぁ~凄く綺麗!
トスカーナのど真ん中にいるみたい!だって思うのは当然なのでした。
きちんと整備された葡萄棚が連なる丘や、草原では羊くん達が、ムハムハと草を食べています。
ただ、この景観は、100%自然のままということではなく、シエナ付近に多く分布する赤土の土壌を、水捌けよく、かつ水持ちよく改良し現在のような田園風景が出来上がったのです。
2004年7月にオルチャ渓谷は、重要な「自然、芸術、文化」公園にもなっており、すばらしい景観と、多くのルネサンスの芸術家により伝播された注目に値する芸術の保存のためUNESCOの世界遺産として認められました。
谷を形成するように散在する集落や、その集落で発生した文化(ルネッサンス文化)も含めて、文化遺産という区分での登録です。
ローマから快速(インターシティー)で約1時間程度
さらに、バス又はタクシーで、駅から40分程度
お勧めは、キウージ・キアンチャーノテルメ駅でレンタカーを借りて、キアンチャーノ・テルメ(温泉)か、少し足を伸ばしてモンテプルチャーノに滞在
シエナを含めての観光であれば、最低2~3泊はしたいところです。
後の方(画像8枚目以降)の白い教会は、シエナのドゥオーモです。
シエナはトスカーナ地方の古都
油絵具や色鉛筆に「ローシエナ」(生のシエナ)や「バーントシエナ」(焦げたシエナ)がありますが、これはこの街(の色)が由来なのだそうです。
まさにその茶褐色の色が街中の家、壁、屋根、地面を覆っているのですが、その中でひときは白い輝きを放つのがシエナのドゥオーモ
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去年で訪問したの、3回目でした。
Sant'Antimo も近いけれど、あの教会は行かれましたか?
素晴らしい場所ですよね。あと、あのピアッツァが古代温泉のとこ、何て名前でしたっけ?(ヴェルドーネの映画に出てくる…)
草を刈られた後の丘の産毛のようなぽあぽあした感じが、夕日に照らされている様子を見て、イタリア人の友達が、「この国はホントにヒドいけど、こういう美しさを見ると、僕はイタリアから離れられないと思うんだ~」と言っていました。私もその色が忘れられませんよ。ホント綺麗だった!
外国人のお金持ちが行く、ホテルの温泉ではなく、森の中にある温泉に浸かったのが気持ちよかったです~
ワインもびっくりするほど安いし、丁度行った時に町のフェスタにも出くわし、堪能しまくりましたっ。
最後に…いつも素晴らしい写真で、こちらでも堪能致しておりますっ
は~い行きました
そこに着くまでの雰囲気もとても素晴らしいです。
当ブログでは、ここに書いてます
http://blog.goo.ne.jp/buffetcrampon/e/324e29af1cbb97fc23cd1f7c35035125
ゴメンなさい。
ヴェルドーネの映画タイトル分かりません。