ベルガモという都市を皆さんは、ご存じだろうか？
昔は、下町と山の手に厳格に分離していて、言語すら違っていました。
ベルガモは、ミラノから車で約１時間弱の所に位置する小さな地方都市で、イタリアが共和制により統一される以前、一時期はヴェネチア共和国の支配下にあり、その形跡は、モニュメントや建物のファサードのデザインからも見て取れます。
さて、ベルガモの上、イタリア語では Bergamo Alta （ベルガモ・アルタ）と申しまして、その中心には、ヨーロッパで一番綺麗と言われる広場があります。
正式名称は、 Piazza Vecchia （ピアッツァ・ヴェッキア）
直訳だと、古い広場（古風な広場）と言うことにでもなりましょうか、石畳が綺麗な落ち着いた雰囲気の広場です。
その古風な広場が、都市景観と緑の国際会議開催期間限定でボタニックガーデン（植物園風広場）に変身します。
せっかくの石畳がもったいないような気もしますが、期間限定ですから、草花や木々に囲まれた緑の広場もまた違った雰囲気を醸しだし、面白い展開が期待されます。
この時期にミラノや北イタリアを訪れる予定の方で、お時間があれば、お勧めしたい観光ポイントです。
もちろん開催期間終了後は、いつもの落ち着いた佇まいの広場が、皆さんを待っています。
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