2日ほど前のことです
毎日朝昼晩と3度行くバールで、コーヒーと何かちょっとした物を買った客が、50ユーロ紙幣で支払いをしたところ、アンナさんという70歳をちょっと過ぎた、このバールのおっかさんが
「お客さんこれ本物じゃないから受け取れません」
え!とギョッとしたウリちゃん
何でギョッとしたのかというと
1 こんな(というとちょっと失礼かも)おばはんが、何で偽札を瞬時に見分けることができるんだ?
2 え!偽札の使用現場~ 初めての体験だ!
まあ、大きくは上に書いた2点です
その客曰く
「いや、この50ユーロは、今そこのメルカートで、もらった釣り銭なんだよ」
その場は、金額が少額だったこともあり、客はコインで支払いを済ませ
「じゃあ今買い物したところで確かめてくる」とバールを後にしました。
その50ユーロ札は、ホントに偽札なのか
客は、それを知らずに使用したのか(お釣りが偽札だったのか)
偽札を使用する目的だったのか
お釣りを渡したとされる商店主が偽札と知っていたのか、知らなかったのか
まあ、いろいろと疑問が残ったままです
普段のニュースで頻繁に偽札事件が報道されるという訳でもないのですが、かなり多くの商店や飲食店には、偽札チェッカーが置かれていて、ほとんど毎日のように買い物をするドラッグストアで、ウリちゃんのことをよく知っていたとしても、支払った紙幣はレジに収める前に必ずチェッカーを経由させます
偽札は、受け取ってしまったら、お札に名前が書いてある訳ではないので、誰が払ったのか特定するのも容易ではないですし、日本と同じようにイタリアでも警察に即刻届けることが義務づけられ、仮にそれで損をしたとしても(まあ、ほとんど損するこのになるのでしょうが)誰も補填してくれません
お店側にとっては、商品をタダで持って行かれるのと同時に、多くの場合は、釣り銭もあるでしょうから、大損害になってしいます
バールのおっかさんに何で偽札だって分かるのさ?と尋ねたら
どうやらフォログラム(ユーロ紙幣には必ずある)を触ったら、今まで何万回も触った、ものと明らかに異なるし、過去に一度偽札を掴まされた苦い経験があるから用心してると言っておりました
偽札発見は、亀の甲より年の功というところでしょうか
その事件(?)の後で、客もお釣りを渡したとされる商店主も、バールにねじ込んでこないところを見ると、やっぱり客が偽札を使用する目的だったのかも知れませんね
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