イタリアに来て、一番イヤだなと思うのが、待たされること。
もちろん日本でも待たされることは、よくありますが、待たせる方が一生懸命やっていれば、しかたなく我慢して待っても、怒って血圧を上げるようなことはあまりありません。
例えば、スーパーでの精算
日本の場合、大きなスーパーであれば、レジの数もかなりあって、お客さんの混雑具合を見ながら、通過可能なレジの数を調整しているようなので、ちょっと待ってもそんなに苦になるものではありませんし、先に書いたようにレジのおねえさんがテキパキと仕事をしていますから、彼女たちに罪はありません。
イタリアの場合は、レジのおねえさん同士がペチャクチャとお喋りしていたり、お客さんとの不要な会話があったり、１０コあるレジがいつも３つしか開いてなかったり、待っているとかなりイライラさせられます。
これは、郵便局や銀行も同じで、窓口業務って何でこんなに時間かかってんだ！と思うことは、かなりの頻度であります。
２週間前に銀行にお金を下ろしに行ったら、ＡＴＭが「このカードはお取り扱いできません」という表示
幸いにも窓口に誰も並んでなかったので、銀行のおねえさんに相談したら、どうやら磁気テープに異常があって、不正使用を防止するために全口座をブロックしましたって、、、
じゃ、ＡＴＭからじゃなく窓口ならお金下ろせるよね？って尋ねたら、口座そのものがブロックされていますから、今日は無理という返事
うっそー！支払いとか口座引き落としとかどないすんねん！
何時復旧するんだ？という問いに関しては、お決まりの「わかりません」
後ほど担当者から携帯にご連絡しますので、しばらくお待ちをと言われ、待てど暮らせど銀行から電話が来ません。
１０年近くイタリアに住んでれば、もう怒っても怒り損ということが分かっていますから、翌日まで待っても、電話は来ません。
結局ブロックが解除されて、口座が正常に使えるようになったのが昨日
いやー素晴らしい国だわイタリア
こんなことをしてるから国内経済が疲弊するんだろうな。
インターネット接続サービスは、イタリアの最大手のＦＷを使っていまして、時々ダウンしてネット接続ができなくなります。
日本の大手プロバイダーでは、考えられないことですね
１０分もダウンしたら、全国紙にしっかり書かれます。
人と機械がやってることですから、まあダウンすることもあるでしょうし、予期せぬ雷が落ちてサーバーが使えなくなるとか、いろいろ原因はあるのでしょう。
問い合わせると、ほとんどの場合
「調査中で原因は不明」「復旧の見通しは７２時間以内」「わたしのせいではありません」こんなアホな回答をしてくれます。
怒りたくなりますよね？
で、怒ると
「お客様、この電話は録音されています」
こっちも負けずに
「こっちも全ての会話を録音してるから、そのつもりで話してね」と言った瞬間に回線がプツッと切れることもあります。
いやはや、凄い国だわイタリア
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