ミラノはミラノ

ミラノ在住のおねえさん(うそ)おっさんの気まぐれ場当たり日記

尖閣諸島を買ったらアメリカにあげちゃう

2012-05-03 00:00:16 | 日記

東京都が尖閣諸島のいくつかの島を買うことがほぼ決定しているようです。
地権者と都が合意済みで、議会サイドからも大きな反論が出ていないのですから、ほぼ決定と言っても過言ではありません。

いっそのこと人工地盤でも何でも作って、島の有効可能面積を広げて、全部アメリカにプレゼントしちゃえばいいのにね。
プレゼントが無理なら、無償で貸してあげるとか。

そうしたら、沖縄の基地問題も片づくし、対中国に対しても一発ガツン!と釘が刺せるし、こういうのを専守防衛って言うんじゃなかろうか?

その上で、アメリカが暗に日本国憲法の改正を否定してないようなので、自衛隊を軍隊に改変し、上手く移行できれば、島事態を日本に返してもらうか、共同基地にしちゃえば?

このくらいやらないと、日本は周辺諸国から、なめられっぱなし。

だいたい戦後70年も経過しているのにアメリカ駐留軍が日本にいるなんて、とても変じゃありませんか?

自国の平和は、自国で守る!

これが原則なのにな。

アメリカ軍が日本のために血を流す?こんなことを信じているお目出度い人がいるんだろうか?

イタリアは、NATO軍に軍人やら文民を出していますから、時々ニュース番組で戦闘地で亡くなった兵士の葬儀の様子が流れます。
年齢的には、20代が圧倒的に多く、これから楽しい未来があっただろうにと思うと、他国のことながら、とても残念な思いがいたします。
現在のイタリアは、徴兵制はありませんので、自ら志願して軍隊に入るものの、戦闘とは隣り合わせですから、相当の覚悟が必要なのでしょうし、兵士のご両親とて、同じ思いをしていらっしゃることでしょう。

直接自国が戦争をしていなくとも、軍隊を持ち、国を守るということは、こういうことなのだと思います。

確かに日本は、日米安保協定の傘の下にいますから、軍隊がなくとも、アメリカが日本の国際的な安全を保障していることになってはいますが、アメリカの兵士が体を張って、日本を守るなんて、到底考えられません。

日本ってやっぱり平和ボケした島国なのかな?

原発事故が終息しない状態で、再稼働論議があって、地元自治体は、大反対するのかと思いきや、再稼働に積極的だったりとビックリするようなニュース報道もあります。
地元にもたらされる恩恵は大きいのでしょうが、万が一にも事故が起きてしまったら、人命に関わることですし、自分たちの住む場所がなくなる危険性を感じないのでしょうか。

地元住民のどれだけの割合の人が積極的なのか具体的な数字は示されませんでしたが、原発交付金と雇用というアメで、故郷を切り売りしているようなものだと切なくなるような事柄です。

日本を世界の驚異から守るという議論のはるか以前に、日本は内部崩壊をしていく危険性があるのかも知れません。

トモダチ作戦?

はい。素直にありがたいと思います。
しかしこれまで、日本がアメリカに対する治外法権やおもいやり予算の額を考えたら、まあね、こんなこともあってしかりと思いますし、TPPを前にしたパフォーマンスと考える方もおられることでしょう。

どうか自分のことだけじゃなく、国際的に真に独立した国になるため、原発問題や尖閣問題を深く議論できればいいなと思いました。

 

 

 

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