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不眠症に効果的な脳体操

2011-05-20 11:12:19 | 体操
こんにちは。
不眠に効果的な脳体操を紹介します。


不眠に効果的な脳体操1私たちは、人生の約3分の1を眠って過ごします。人間は眠らず
に生きることはできません。 睡眠をとらずにいることは、食べないことよりも難しいと言われ
ています。それくらい、睡眠は、重要な要素なのです。

ところが現在、多くの人々が、心配などの精神的ストレス、過度なカフェインの摂取、夜型の
生活習慣などのために、不眠症になっています。この習慣が続けば続くほど、不眠症は大き
なストレスと不安、焦りなどを伴って長期化します。

エネルギーの見地から見ると、不眠は、体のエネルギー循環が正常にできず、頭の方に
たまった濁ったエネルギーが脳を圧迫して生ずるものです。考えごとや悩みが多い時、激し
い衝撃やストレスを受けた時などに現われます。体力、気力のエネルギーが弱い時にも、不
眠が発生することがあります。

不眠のための処方薬もありますが、薬に頼らず直したいと思っている方が多いはずです。
そのために、どのような方法があるでしょうか?

睡眠の重要なポイントは、体と心のリラックスです。昼間のストレスで神経が過度に緊張し、
仕事のことなど、いろいろ考えたり心配したり、脳が活発に活動し続けていたら、眠ることが
できません。イルチブレインヨガでは、体と心をリラックスさせ、緊張によって脳に過度に集ま
ってしまったエネルギーを循環させる様々なトレーニングがあります。 そのうちの、いくつか
の方法を紹介しましょう。

足先を刺激し熟睡を促す脳体操

足の裏にはツボが多く、刺激によって頭痛、消化不良、血液循環障害など、多くの症状の改
善に効果があると言われています。特につま先を刺激することは、緊張で頭に上がってしまっ
た気を下げ、気エネルギーを循環させるのに効果的です。エネルギーが下がって循環がよく
なると、自然に雑念が減り、ストレスが解消され、熟睡できるようになります。一日の終わりに、
毎日、決めた時間や数をするのもよいでしょう。

1. 足の裏叩き
右脚を上にして足を組み、右足の甲を右手でそっと持ちます。こぶしを握った左手で、右の足
の裏を軽く叩きます。 叩く時には湧泉(足の裏のツボで、足の指先から3分の1ぐらいの深くく
ぼんでいる所)から始めて、足の裏全体を、まんべんなく叩いて、足の指もギュッギュッと押し
ます。反対の足も同様にします。

2. つま先叩き
両手を楽に後ろで支え、足を揃えます。かかとを付けたまま、つま先をトントンと、お互いにぶ
つけるように動かします。 速度が遅くなったとしても休まず続けることがポイントです。100回
ほどおこなった後、息をゆっくり吸って吐き出すことを繰り返します。 この時、つま先に集中し
て吐き出す息とともに、気が下がっていくことを感じてみます。

足の経絡を刺激して、体をリラックスさせる脳体操

腰を前に倒して行う足首の運動は、足の筋肉をほぐすだけでなく、腰につながる腎臓の経絡も
刺激して、全身のエネルギー循環を促進させる効果があります。 足の甲を引き上げれば膀胱
経絡が刺激され、手を伸ばす動作を通じて肝経絡と胆経絡が刺激されます。 経絡の刺激によ
って、体にたまった疲労がとれ心身がリラックスできると、眠りやすくなります。

3. 足首回し
足を45度ほど開いて座ります。腰をやや前に倒して両手でつま先をつかみます。両足首を同時
に内側へ回します。それぞれ4回ずつ繰り返します。

4. 足の甲の引き上げ
真っ直ぐ立った姿勢で右足を上げ、後ろに曲げます。両手で足の甲をつかみ、かかとが尻の部
分につくようにし、 10回ほど足の甲をギュッと引きます。 その状態で上体をかがめ、 右手で足
の甲をつかんで足を後ろに持ち上げます。左手は前方へ伸ばし、視線は伸ばした手の先に向け
ます。

記事引用: www.brain-training.jp