先日の土曜日、前々から予約していたJAF主催の『シニアドライバーズスクール』(会場は茨城県運転試験場)を体験して参りました。
免許を取って数50年近く、自分なりの運転技術(自己流ですね)でやってきましたが、なにせ高齢者と言われる年になった今、己の評価では無く、他人様(講師)の評価をいただきたくて決意しました。
あいにく当日は雨天でして、自家用車(ABS装備が条件)の持ち込み、言い訳がましいようですが、普段はヨメが乗っている・・・慣れない車ですがやってみます。
まずは主催者・県警交通課・交通安全協会の挨拶からはじまり、始業前点検から始まります。
次に肝心の運転実技ですが、
①パイロン(コーン)を等間隔に並べ置き、スラロームですが、パイロンの出来るだけ直近を通過し速度を高めて通過するというものですが、なかなか難しいものです。
②次は時速40キロで走行し教官の合図で急ブレーキ、ABSが働きますがどれくらいの距離で停止するか?ということと、同じく40キロで走行し前方の赤信号点灯確認で急ブレーキ、空走距離(信号を認知してから停止するまで)を含めた停止距離を測ります。
③次に滑りやすい路面で急ブレーキをかけての停止距離を測るもので、走行ラインにゴムのベルト(ベルトコンベヤの)を敷き、滑るように石けん水をまいています。
20キロと30キロでブレーキをかけ停止距離を測りますが、たったの10キロ差で停止距離は倍近く違うことに驚きます。
そして最後に、今売り出し中のスバル社(他のメーカもありますが)のEyeSight(アイサイト)仕様の自動ブレーキの体験説明がありました。
そして講師からの総評があり、3時間のシニアドライバー半日スクールが終了しました。
非日常体験ですが、”もしも”の事態のことですので大変勉強になりました。
ちなみに生徒は抽選で選ばれたシニアが15名、料金は2,057円(JAF会員は半額)でワシは会員ですので1,028円で済みました。