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ミゾソバ・5~蓮生寺公園

 蓮生寺公園の水辺で咲き始めた「ミゾソバ(溝蕎麦)」。タデ科タデ属の一年草で、葉の形が牛の顔を思い起こさせるので、別名は「ウシノヒタイ(牛の額)」。花被片はわずか4~5ミリで、蕾の時はピンク色。開花しても淡いピンク色が残るが、写真の花は、ほとんど白色になっている。 “蓼喰う虫も好き好き” だが、タデ科の花はみな可愛らしくて、私は大好き。
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ボタンヅル・2~綿毛

 センニンソウの花を見ているうちに、今年は花を見逃してしまった「ボタンヅル(牡丹蔓)」。既に花柱に羽毛状のヒゲができていた。ボタンヅルはキンポウゲ科センニンソウ属の落葉つる性木本で、葉がボタンの葉に似ていることから名付けられている。先日、知人から、コボタンヅル(小牡丹蔓)なるものがあることを教えていただいたが、ボタンヅルの葉が1回3出複葉なのに対して、コボタンヅルの葉は2回3出複葉。これは一応ボタンヅルとしておくが、あとできちんと確認しておこう。
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ハナトラノオ

 浄瑠璃緑地の小さな花壇に咲いている「ハナトラノオ(花虎の尾)」。シソ科ハナトラノオ属の多年草で北米原産。日本には大正時代に観賞用として渡来した。花穂の下のほうから咲き始める姿がオカトラノオに似るが、オカトラノオはサクラソウ科で科が違う。茎が角ばっているので「カクトラノオ(角虎の尾)」とも呼ばれている。花期が長く、一度植えると手が掛からないので、公園などに植えられていることが多い。
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マルバルコウ

 浄瑠璃緑地の藪に咲く「マルバルコウ(丸葉縷紅)」。ヒルガオ科ルコウソウ属のつる性一年草。熱帯アメリカ原産で、日本には江戸時代末期に観賞として渡来し、その後、野生化した。ルコウソウやハゴロモルコウソウのように葉が羽状に裂けず、丸い心形のためこの名がある。
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ハナオチバタケ

 小山内裏公園の鮎道脇で見つけた「ハナオチバタケ(花落葉茸)」。キシメジ科ホウライタケ属のキノコで、秋に広葉樹の落葉などに群生する。傘の直径は1センチほどで背丈は大きいものでも3センチ程度。針金のように細い柄が可愛らしい。写真の褐色のほか紅色もあるようだが、この界隈ではほとんどこの色。林間の散歩道で見つけると、散歩が楽しくなる。
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