沢木耕太郎
『銀の街から』★★★★
映画書評
言葉を紡ぐ
何度読み返しても洗練された言葉に感心させられる。
漢字の美しさ
週2本、月に8本程度の新作を観た上で、今月はこれと思える作品を探す生活を15年間続けたそう。
wow
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たぶん、執着するものを持つことからすべての不幸は始まる。しかし同時に、人間的な幸せもまたそこからしか生まれてこないものなのだ。
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陽の明るさと月の昏さと
「男なしの女たち」
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誰ひとり損なうことなく青春時代を生きることのできた人は幸せである。だが、若者の多くが、自分を損ない、他者を損ないながらその時代を生きていくことになる。
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マット・デイモン
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女の「純愛」は一直線で力強く、男の「純愛」は頼りなげでどこか切ない。
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むせかえるような血の匂い
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もし、ロミオとジュリエットが死ななかったら、その後どうなっていただろう。所期の目的を達して結ばれたと考えるべきなのだろうが、とつぜん酔いが醒めるように気が変わり、ついには別れてしまったということだって考えられなくはない。
結ばれたか、別れてしまったか。だが、それ以外の道は考えられないのだろうか?
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観客にとって、映画における最大のサスペンスとは「次はどうなるのか?」という素朴な思いによって生み出される緊張感である。
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「ボリウッド映画」と呼ばれるインドの娯楽映画
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「私はここにいるわ」
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「戦争は麻薬である」
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報われない愛の行方
この『瞳の奥の秘密』には、ミステリーとしての「その事件はどう展開していったのか」と、ラブロマンスとしての「その恋愛はどんな結末を迎えたのか」という二つのサスペンスが、観客を強い力で引っ張っていってくれることになるのだ。
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あなたは知らないでしょうね
「あなたは知らないでしょうね どれだけ愛していたか」
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傷つくことへの深い恐れ
「孤独と悔恨」
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『わたしを離さないで』
静かに「宿命」を「受容」する。その態度は美しく気高いが、同時に哀しく無残でもある。
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瑕はある。
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高齢で妊娠し「いまさら赤ん坊に振りまわされる日々を送るのはいやだ」という夫
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世界は物語のように親切に説明してくれたりしないものであるからだ。
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ひりひりとした欠落感
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子供は親を選べない。かつて私は、そんな言葉から一本の映画について書きはじめたことがある。
いまも確かにそう思う。しかし、ある意味で、選べないのは親にとっても同じかもしれないのだ。違いがあるとすれば、親は生まれてくる子供についてあるていどの予測がつくということくらいだろうか。だが、多くの場合、希望と化した予測は裏切られることになる。意外な個性を持つ子供が生まれ、驚かされることになるのだ。そこから子供を持つということの、そして子供を育てるということの不思議が始まる。
――自分は世界を失っていくのではないか。
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受容と葛藤
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「記憶」は生きていく支えになることもあれば、生きていくのを難しくさせることもある。たとえそうであっても、いやそうであればあるほど、その「記憶」を葬り去ることができなくなっていく。
あちらの「異なる世界」に行ってはいけない、行かないで、と。
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自分の心すらわからない
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人はさまざまなものに囚われている。ある人は金銭に、ある人は名声に、ある人は愛情に、ある人は性欲に、ある人は薬物に。
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私は『風立ちぬ』を試写室で見たとき、これは宮崎駿にもう一本撮らせるために存在する映画だと思った。なぜなら、これは新しいものを生み出した作品ではなく、かつてあったものが失われた映画だったからだ。
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「ありえたかもしれない人生」
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「敵をよく知る者はその敵」
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初本社での会議
始発はよいけど、意外や混んでいた大江戸線
雨に濡れて山手通りをひたすら歩くヒールの脚
もぅこれに関してはどうしようもない。
「全く派遣なのにでしゃばり感半端なくない?(笑)」
親切にフロアを案内され取締役(元社長)まで紹介してもらい・・
「ランチたべる!?」ふっと安心かるくなる。
社長に「今日いなかったね」途中のコンビニまで。
降り続いてた雨もやみ気分を変えようってことで、
市ヶ谷で乗り換え有楽町線で紀尾井町へ。
行ってみたかったガーデンテラス
何度も何度も自然とため息が出て「深呼吸の必要」
締め切り間近*https://www.youtube.com/watch?v=EK8q9wcgk7Y
「これみてみて*」
「見ました。」
(苦笑)