2015年に購入したDL-103がそろそろ歪みだしてきたので、針交換しようと思い、この際!とDL-103Rを購入してひと月が経過した。
※カーボンスペーサー3段重ねで、SPUと交換したときにアーム高さを調整しなくとも良いようにしています。
103無印との音の違いは、これまで多くのアナログ好きの諸先輩方が語ってきたまさにそのもの。無印とは定格が異なるので音が違うのは当たり前とは言え、最近クラシックばかり聴いている自分にとってはぴったりはまってうれしい限り。
先日購入したフェーズメーションのフォノイコライザーEA-350との相性も非常に良く、何とも品よくしなやかでリアル。このままずっとこういう音が出続けて欲しいものです。
最近は中古LPばかり買っていて、ほとんどLPしか聴いていない。なのでレイカのバランスウォッシャーではランニングコストがちょっときつい。ネットでいろいろ調べたところ色々と代用できるものがあったので早速入手した。
クリーニング液はこれで作成。
50%イソプロピルアルコールを同量の精製水で希釈してドライウェルを数滴加えて出来上がり。バランスウォッシャーの空き容器が役に立った。
ベンコットとビスコ33、比べると材質は良く似ているがベンコットの方が少し目が粗い。(それが価格の差か?)しかし音溝への食い付きには全く差は感じず、拭き上げ感が極めて良好なのは意外だった。お手製のクリーニング液も中々健闘していて、盤がとてもきれいになりノイズも少なくなる。しかもクリーニングに高濃度アルコールを使ったときの独特の音のパサパサ感も無い。ランニングコストがとても安上がりで、液はジャバジャバ、紙は惜しげもなく使用できるのは嬉しい。この組み合わせでしばらく使ってみようかな。
追記2020/6/13(元記事は2011-5-24)
ずーっとこの組み合わせでレコード清掃をしてきたが、しばらく前に、ケルヒャーの窓掃除用のバキュームクリーナーWV50を購入した。ホームセンターの長期在庫品のようでずいぶんと安かったが、何かピンときてこれはレコード清掃に使えそうと...買ってきた次第。(調べてみたら同じことをやってみた方がたくさんいらっしゃって、やはりなあ)
盤面清掃後の盤上に残った大量の汚れたクリーニング液をバキュームしてからベンコットで拭き上げるだけなのだが、WV50がとてもすっきりと吸引してくれるおかげで、拭き上げが非常に楽だし、汚れを吸い上げて盤上に残さないような感がとても気持ちが良いし、拭き上げ用のベンコットを大量に使用することもなく(せこい)、盤面を傷つけることもない。いわゆるバキューム式のレコード専用クリーナー機器を買うとそれなりの価格なので、購入に踏み切れない自分にとっては良い買い物でした。(レコード専用の超音波クリーナーが発売されたそうなのでそれは欲しいなあ...)
2020年6月現在、精製水や消毒用アルコールの入手が大変なのですが、医療機関など必要なところ向けを優先していただいて、はやく薬局で普通に買えるようになって欲しいものですね。