ハードオフでM44G(旧型、旧ロゴ)を見つけたので買ってきた。
高校生の頃、初めて自分のこづかいでグレードアップのために買ったオーディオ機器がこのカートリッジで、カモメマークが妙に懐かしい。(現行品にはこのマークが無い)
当時のシスコンのプレーヤーに付属していたカートリッジからこれに換えた時の衝撃は今でも忘れられない。まさにオーディオを目覚めさせてくれたカートリッジがこのM44G。
ジャンク扱いだったのでそれなりの外観だったが、本体をきれいに掃除し、端子をケイグでごしごし磨き、針先をルーペで確認しいざプレーヤーへ。
昔の良いイメージで買ったものの、あれ?こんなもんだったっけと結局使わずしまい込んでいた現行のM44Gと何度も聴き比べてみたが、同じシェル、同じリード線でどう聴いても旧型の方が音がつややかでみずみずしい。現行品はかなりドライに聴こえ、サ行もきつい。純正最新針やら、ユニオン赤針やら入れ替えて聴いてみたりしたが、この傾向が変わらないことから、同じ44Gでもボディーに差があるんじゃないかとの結論。(ほんまかいな)
旧ロゴの頃はアメリカ製で、現在はメキシコ製なので作りが違うとか、現行品はDJ用にチューニングされていて、ピュアオーディオ向きではないとか色々な説が飛び交っているが、これほど音が違えば仕方ないとしか言いようがない。
カーペンターズ専用のカートリッジが出来ました。いやはや、カレンの歌うこと歌うこと...(喜)
他今日買ったもの:
ドラティ&ミネアポリス 1812年