やまなし・まちかど図鑑

山梨県内のレトロなまちかど、面白・珍らし物件を凡苦楽庵が探訪します。

内藤多仲のピラミッド

2007年05月04日 | 甲州市

最近、三塔物語で脚光を浴びている、“塔博士”内藤多仲。山梨が生んだ構造力学の父である。本県でも県庁や、県民会館などを手掛けているが、こちらの信用組合もそのひとつ。調べてみると昭和45年の竣工とのこと。内藤の最晩年の作品である。上にセットバックしている外観は道路斜線制限とは関係ない別の意図があると思う。“塔博士”のこだわりか。甲府にある「山梨県医師会館」も同じコンセプトだ。甲州市塩山下於曽。

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3 コメント

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甲府市役所も内藤先生の設計? (ひろ坊)
2007-05-05 21:23:32
甲府市役所も内藤多仲先生の設計と市長さんがおっしゃっていましたが事実でしょうか。郷土が誇る世界的建築家内藤多仲先生。東京タワーをはじめ日本の有名な塔は内藤先生の設計ですね。墨田区業平に計画されている新東京タワーは、だれが設計するのか興味津津です。写真の建物はコンクリートの打ちっぱなしなのか、塗装が剥がれているのかな?
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甲府市役所 (凡苦楽庵)
2007-05-05 23:29:31
ひろ坊さん こんばんは。
甲府市役所も内藤多仲の設計です。この信用組合もそうですが、内藤多仲は構造設計者で、当時早稲田にいましたから、厳密には、“内藤研究室”の設計ということになっています。
この他にも、ひろ坊さんがご存知の建物もありますよ。
新東京タワーの設計は確か、日本最大の某設計事務所で、安藤忠雄さんがデザインの監修をするそうです。
写真の建物はコンクリートの打放しです。
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そうなんですね (ゆうのすけ)
2007-05-08 12:42:01
本当に勉強になります!
里帰りが楽しみで仕方ないですw。
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