「もののあはれ」の物語

古き世のうたびとたちへ寄せる思いと折に触れての雑感です。

おのぼりさん その二

2008年11月18日 | 旅の足あと
<新宿御苑の秋色>
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 笑われながら,35階からの眺めをカメラに収めました。新宿御苑が目下に広がっています。紅葉がはじまって樹木の色がさまざまの彩を見せています。高島屋の下を僅かの間隔でつぎつぎに入ってくる列車を上から眺めていて、よくこれで事故が起らないものと、おのぼりさんは感心していました。
 「大琳派展」はどう切り取ったものか、まだ考えが纏りませんので、つなぎに旅の記念のスナップです。

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<東京国立博物館正面>


 東京博物館の庭園は、年2回、春と秋に一般公開されます。公開の時期に行き逢いました。展覧会会場にはなるべく遅い時間に入場しようと思って、先にお庭を拝見することにしました。ただし、肝心の展覧会への余力を考えて、余り奧のほうのお茶室までは回らないことにしました。入り口近くの春草庵と、転合庵を見て、六窓庵や、十輪院校倉跡は、遠望して引き返しました。他にも応挙館、九条館といったお茶室もあるようです。
 何度か訪れている博物館ですが、本館の北に隣接してこのように広いお庭があるのを知りませんでした。博物館の敷地はもと寛永寺の境内ですから、このお庭も寛永寺の庭だったのでしょう。池の枯蓮の周りには水鳥達が遊んでいました。