今月の中旬ごろから咲き始めた庭の山紫陽花です。
日本の山野に自生した紫陽花の原種です。今はヤマアジサイも、園芸種がいろいろと出ているようですが、これは亡き父が熊本は五家荘でもらってきた由緒正しい山紫陽花です。
仄かな紅を含んだ、ほろ酔いの色合いが墨彩の仲間に好評で、挿芽用に切って差し上げるのですが、巧くいかないようです。
相当の年数が経っていますが、背丈は1mそこそこしかありません。花の径は7cmくらい、額紫陽花の極小形で、葉は柔らかく光沢がありません。
これから7月いっぱい、次々に小さな花をつける優れものです。
(付録:紫陽花は花の中心の花序を囲む装飾花だけになったもの)