
「流れ進むのはわれわれであって、時ではない」。こちらは帝政ロシア時代の文豪、レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ(Лев Николаевич Толстой:1828年9月9日〔ユリウス暦8月28日〕 - 1910年11月20日〔ユリウス暦11月7日〕)氏の名言。それは言えて、当事者が動かねば物事は動くまい。さて昨日一昨日と休みだったが、比較的、手間の掛かる作業ばかりをしていたので、振り返ると大して物事は進んでいない。古いテープのリマスター等をしていたが、リアルタイムの作業故に時間は普通に掛かる。ラベルやIndexの打ち込みはまあまあだ。そんな状態なので、なかなかレコードをゆっくりと鑑賞する時間を作れない。これから家庭の記録映像の編集も再開だ。これから写真の整理やら、色々とする予定だ。昨日、久々に團伊玖磨さんの歌劇「夕鶴」のレコードを聴いた。木下順二さんの戯曲を元に構成した作品だ。指揮者の若杉弘さんの代表盤でもある。中学3年生の時に買った。収録は1970年、当時を代表する日本の声楽家によるものだ。民話題材の歌劇は心が和む。文化水準が高かった時代の産物だ。高度経済成長期の雰囲気を感じるレコードだ。日本の歌劇もたまには良い。

さて「巷では?」だが、東京地裁から【世界平和統一家庭連合(旧統一教会)】に解散命令が発令された。だが今更感があるのは何故だろう。それだけ時が流れているのだ。思えば安倍元総理暗殺事件犯が二世信者とかで、その境遇からの擁護報道だらけになってからだ。それもいつの間にか収束をしたが、未だに暗殺犯はそのまま。訳のわからん事件だ。(トランプ大統領の発言も気掛かりである。)安倍元総理の国葬と、小生の父の通夜が重なったので尚更だが、その父の三回忌も昨年に終えたばかりである。だから一連の事から「今頃?」と思ってしまうのだ。穿った見方をすれば、夏に参議院選挙があるので、自民党政権なりの選挙対策とも取れるが、そこは考え過ぎか?それにしても、絶妙のタイミングだ。その国葬で弔辞を述べた菅義偉氏も引退するらしい。時は流れ、時代は移り変わるのだ。
旧統一教会に解散命令、法令違反による解散命令3例目…教団側「即時抗告を検討」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250325-OYT1T50106/
「話しかけても6秒間止まっていた!」体調不安の菅義偉副総裁が次期衆院選に出馬断念か!
https://news.livedoor.com/article/detail/28401190/
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