2018年6月8日 7時26分 NHKニュース
アメリカの経済誌ウォール・ストリート・ジャーナルに「四半期ごとに業績見通しを出すのはやめよう」という内容の寄稿が掲載されました。
寄稿したのはアメリカを代表する投資家、ウォーレン・バフェット氏と金融界の重鎮として知られるJPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEO。
アメリカでは多くの上場企業が四半期決算に合わせて業績の見通しを示していて、投資家はそれを取り引きの材料に株を売り買いしています。
ところが、2人は「業績見通しを出すようになったことで短期的な利益ばかりに目が向けられるようになり、企業の長期的な戦略や成長が犠牲になっている」と指摘。
企業や投資家の「短期主義」がアメリカ経済に悪影響を与えているとして、業績見通しを出す慣行を取りやめようと呼びかけています。
大手企業の業績見通しは投資家の注目を集め、株価にも影響を与えてきましたが、アメリカ経済・金融のドンとも呼ぶべき2人からの提言は波紋を呼びそうです。
アメリカの経済誌ウォール・ストリート・ジャーナルに「四半期ごとに業績見通しを出すのはやめよう」という内容の寄稿が掲載されました。
寄稿したのはアメリカを代表する投資家、ウォーレン・バフェット氏と金融界の重鎮として知られるJPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEO。
アメリカでは多くの上場企業が四半期決算に合わせて業績の見通しを示していて、投資家はそれを取り引きの材料に株を売り買いしています。
ところが、2人は「業績見通しを出すようになったことで短期的な利益ばかりに目が向けられるようになり、企業の長期的な戦略や成長が犠牲になっている」と指摘。
企業や投資家の「短期主義」がアメリカ経済に悪影響を与えているとして、業績見通しを出す慣行を取りやめようと呼びかけています。
大手企業の業績見通しは投資家の注目を集め、株価にも影響を与えてきましたが、アメリカ経済・金融のドンとも呼ぶべき2人からの提言は波紋を呼びそうです。