今年も5月3日~5日の三日間、GWツーリングに行ってきました。
第一弾の智頭宿はソロツーリングでしたが、第二弾はいつものメンバー3名で出発です。
最初は九州椎葉方面へ行き先を決めていたのですが、急きょ行き先変更。
いつもはわがままを言わずに着いてくるM君が今年は珍しく意見を言ったため直前の行き先変更となったのでした。
そして柳井-三津浜航路で船旅の途中、この日は珍しい風景を見ました。雲が島に覆いかぶさるように見えて思わず何枚かシャッターを…。
海の低いところに霧のようなものがまとわりついているような景色でした。
で、そんな風景を見ながら松山三津浜港に着いて伊予路を南へ進みます。
高速道路もずいぶんと延びました。
宇和島の手前まで高速道路を走って、そこからはごく普通の田舎道を行きます。
本当に長閑な田舎道ですね。
こんなバス停があっても違和感のない風景です。
実はこの辺り、山をひとつ越えたところが父の里で、言わば私のルーツが存在する土地なのでした。
しばらく走ると道は県境を越え、高知県に入ります。
四万十川の流れが見え始めると…、ツーリング気分も高まってきますね。
ですが、キャンプ場でテントを張った時点ですでに夕方…。この日は移動日と割り切って宴会の前に温泉に入りに行きます。
ここは鯉のぼりの里だそうです。そして十和温泉、ぬるぬるつるつるのいいお湯でした。
宴会はいつもの通り…、今年は話題がいろいろと飛躍して実におもしろい宴会となりました。
キャンプの夜、午前様というのも珍しいですね。
しかし、キャンプの朝は明るくなれば目が覚めるというもの…。次の朝は午前五時に目が覚めて…。
まずは沈下橋の上で記念撮影。この橋、渡るのはけっこうスリルがあります。
そして林道の入り口目指して走りはじめます。
目映いばかりの新緑と限りなく透明に近い清流はもちろんセットで付いています。
清流の傍らを走っていた道筋はいつの間にか谷を詰め山襞をトラバースしながら峠へ駆け上がります。
M君はヘルメットをかぶったまま水を飲もうとしています。めんどくさがりがずいぶん進行してきたようですね。(笑)
この辺り、巨木が多く、トレッキングルートもいろいろとあるようですが、当然歩いている暇はありません。
次の林道は2001年のGWツーリングのときに走った道をそのときとは逆走で…。
2001年と同じ場所で記念撮影。この場所は記憶に残っていました。
今回はフミさんが少し離れて走っています。「どうしてかな?」と思うと…。
ぶはっ!限界まで延びたチェーンと山の変形したスプロケットをだましだまし走っているようです。
後で聞いてみると「いやぁ、今日はチェーンにテンションをかけないいい練習になった」だとか…。
下りは5速で走っていたそうで…、私はそんな走りはよーしません。(笑)
少し観光もします。梼原の街で維新の門を見学。ここの銅像は大きく迫力がありました。
萩の道の駅の群像もこれくらい迫力があればねー。龍馬の銅像は桂浜のも大きくてカッコ良いんですね。
梼原からは再び南下して次の林道へ。この移動区間が素晴しく時間のかかる道程でした。
国道439号線、通称与作酷道はカーブを曲がる度に「へいへいほー」と叫びたくなるほどの道でした。が、垣間見る景色は絶景の連続です。
次の林道の入り口に着く頃にはへとへとだったのですが、林道へ入れば元気の出るのがオフローダー。
この日はダートだけで50km以上は走っているでしょう。やはり四国はオフローダーの聖地でした。
で、この日も一日目と同じ温泉に入り、買い出しを済ませ宴会へ突入です。買い出しをしたスーパーの名前が印象的でしたね。店の名は「彦一」です。
次の日は都合によりバイクは積み込んで帰るのみ…。
今度は銀子と一緒に来ることを密かに心に誓って四万十川の流れに別れを告げます。
ただ帰るだけではつまらないので四国カルストを越えるルートを取ります。
ここは龍馬脱藩の地、伊予土佐国境の峠です。
今の世の中にこの一歩を踏み出せる人が果たしているでしょうか?
侍が藩を捨てるということ、即ち禄を失いなおかつ追われる身となるということです。
憂国の思いを抱くのは容易いことですが、この一歩を踏み出せる人が今の日本には必要な人物なのだろうと思いますね。
ここで一歩を踏み出した龍馬は伊予長浜から船に乗り、上関を経て三田尻に上陸して、下関の白石正一郎邸へ辿りつくわけです。
詳しい史実は他に任せることとして、我々は大野ヶ原から五段高原へ…。
上ってくるときの険しい道が嘘のような四国カルストの風景。
そしてこのときに泊まった天狗荘の傍らから一気に急降下して松山を目指し、3時過ぎには船上の人となったのでした。
今度は銀子と一緒に来たいですね。
そのときにはもっと四万十川流域の風景に魅せられたいと思っています。
撮影:XZ-1
私もも~一度チャレンジしたいです
絶景かな!!
XZ-1のほのぼのとした写り、こんな自然の風景をバイクと共に切り取るのに最高ですね。
絶景かな!!
XZ-1のほのぼのとした写り、こんな自然の風景をバイクと共に切り取るのに最高ですね。
名前もタイトルも記せずに申し訳ありませんでしたあまりにも雄大な風景にクラクラきていました・・・笑
今回のルート、私の知らない故郷の一面を見たような気がしました。
夏に銀子を連れて(連れられて?)もう一度訪れたいと思っています。
さんぺいさん、こんばんはー。
今回はあまり訪れたことのない地域を走ってみました。
まだまだ四国も広い!
XZ-1はツーリングのお伴にはもってこいのカメラです。
今度は四万十川流域の写真をゆっくり撮って歩きたいな~って思っています。
夏のツーリングはぜひとも行きたいですね。