今週末は私も三連休を頂きました。
時は今、行楽の秋真っ盛り!かねてから計画を暖めていた氷ノ山ツーリングへ出発です。
今回はフミさんとふたり旅なのでトランポにバイクを積んでのツーリング…。
例によって二時間しか寝てないフミさんに代わって私がハンドルを握り、中国道を東へ走ります。
このスタイルももはや定番。交代で運転できるのと、荷物を大雑把に積めるのが良いところ。
朝、7時前に出発して昼を少し過ぎた頃に兵庫県の朝来市に到着。買い出しを済ませてキャンプ場へ駆け上がります。
買い出しをする店もキャンプ場も
このときと同じ。
前回のサイトの近くにテントを張って、フミさん念願の竹田城址を見学に出発です。
さすがに三連休、駐車場が空くのを待つ車の列がずらりと並んでいましたが、そこはバイクなのでさっさと上っていって…。
オフブーツのフミさんは足首が曲がらないので歩きづらいとフーフー言いながら登っていきます。
この日もいいお天気でした。前回よりは涼しい感じでしたが、それでも汗だくで登城終了。
登ってしまえば吹き抜ける風はもう秋の風。
いつまでも眺めていたい絶景を今回も堪能してきました。
そして時刻は夕暮れに近づき、キャンプ場でまずひと風呂浴びて、優雅に流れる時間を楽しみます。
見上げればパラグライダーが空に浮かんでいて、あそこから見る景色はどんなだろうなどと思いながら今夜のささやかな宴会の支度をぼちぼちと…。
ランタンの灯りが目に優しく、すっかり暗くなったサイトをぼんやりと照らしだします。
今夜のメニューはキムチ鍋。最近は鍋がキャンプの夜の定番のメニューになりつつあります。
簡単に出来てうまくて身体もあったまって、これに勝るものはありません。
2~3日前には真ん丸だったお月さまは少し欠けてきたように見えますが、ランタンを消してもうすぼんやりと周りが見えるほどの明るさでした。
少し寒い夜でした。山用に買った少し厚手のシュラフにもぐり込んで一夜を過ごして、次の日は氷ノ山周辺の林道を走りまくる予定です。
最初の林道へ向かうべくバイクを走らせていると、突然、要塞の跡のような建造物が現れました。
どうやら鉱山の跡のようです。隠れ鉱山好きの私としてはじっくり見学したいところですが、ここはぐっと我慢…。写真だけ撮って先を急ぎます。
阿舎利の名水を過ぎてしばらくすると、道の舗装が切れてダートになり、そのままR29までのダート走行。
このとき以来。もう3年も前のことなんですね。
月日の経つのは早いものです。
そしてやまめ茶屋から瀞川氷ノ山林道南側部分へアプローチ。道がだんだん荒れてきたような気がします。
もうひと月半ほどすれば
こんな風景が見られる瀞川氷ノ山林道。毎回写真を撮る場所も決まってますね。
ハチ高原で少し休憩をして北側部分へアプローチします。
ここも晩秋の景観は素晴しいんですが、砂利で走りにくい道が続きます。
これから辿る道筋。名物のスーパーストレートもあの辺りかな?
スーパーストレートの少し手前に瀞川山への登山口が見えました。
説明書きを見ると10分ほどで登れそうなので、フミさんの同意を得てプチ登山。
クモの巣を払いのけながら歩いた先には素晴しいパノラマが待っていました。
歩行時間は片道10分ですが標高は立派に1000mを越えています。
瀞川山から下りてきて再び出発。すぐにスーパーストレートにさしかかります。
そして避難小屋のヘアピンカーブ。
定番の展望所。
林道を抜けたら9号線を鳥取方面へ向かい、湯村温泉から次の林道へアプローチ。
コンビニで買った弁当を食べてしばらく進むと道が土砂で埋まっていました。
越えるのに支障はなさそうです。
こんな土砂崩れがところどころにありました。
道沿いには滝もあります。
立派な滝です。
この林道を抜けてしばらく舗装の狭い道を走り次のダートへ…。
どこを走っているのか見当がつきません。
偶然出会った京都ナンバーのオフローダーに道を訪ねて最後の林道へ…。
この林道が一番走りやすくおもしろかった。
写真を撮ろうとバイクを停めると…。
なぜかフミさんは山へ帰ってゆきます。
どうやら重い荷物を降ろしたいらしい。
辺りはこんな森です。
結局、最後の林道を抜けたのが午後3時を大幅にまわっていました。
キャンプ場までの道程が遠く、暗くなった頃にキャンプ場に到着。
二日目の夜は簡素に惣菜だけの晩餐。
朝まで爆睡をして、次の朝、雲海が出てるよと起こされて外をみると…。
今日の竹田城址はいい写真が撮れるかもと、ちらっとそんな考えが頭をよぎりましたが時すでに遅し…。
観光しながら帰ることにします。
このときにはけっこう賑わっていた武蔵の里。
今日はかなり寂れていました。
というわけでここからローカルな下道を繋いで津山まで津山ICからは中国道を西へ西へ…。
暗くなってきた頃に我が家に着いてツーリングは無事終了。
次はいつ行くかな?
撮影:TG-1