先日このブログで、最近の一部週刊誌の目に余るエロ広告は憲法の「表現の自由」への規制を求める機運を作り出そうと故意にそうしているのではないか、というような意味のことを書きました。 維新の会の橋下共同代表の従軍慰安婦問題にかんする暴言や居直りの態度にも、私は似たような狙いがあるように思います。それは、自民党に対する援護射撃ではないか、ということです。
橋下氏の暴言の数々があまりにひどいので、自民党や安倍氏がマトモに見えてくる。有権者の目にそのように見えれば、自民党の議席がもっとふえて、憲法「改正」のハードルである国会議員の3分の2を超えることも悠々可能になる。いわば憲法「改正」、軍国主義国家の再現への道を開くために、維新の会はそのための「捨て石」の役割を果たすつもりではないか、と思えてきたのです。 さらにいえば、その結果維新の会は弱小政党に落ち込むかもしれないが、そこはしっかり自民党が面倒を見てくれる。そんなことまで青写真が出来ているのではないか、と考えてしまうのです。 これって、深読みしすぎかな?
きょうの1曲。話のテーマとはまったく関係ありませんが、ボニー・Mの歌で「バビロンの河」。スエーデンの白人コーラスグループ・アバの黒人版、といった感じで、ノリのよいハーモニーが魅力です。いかがわしい感じの男がなぜか存在感あり、です。
Boney M - Rivers Of Babylon (1978)