須藤徹の「渚のことば」

湘南大磯の柔らかい風と光の中に醸される
渚の人(須藤徹)の静謐な珠玉エッセイ集。

覇者の条件 text 16

2005-06-27 00:08:48 | text
ウィンブルドンの女子テニス3回戦、マリア・シャラポワ(ロシア)対カタリナ・スベトロニク(スロベニア)の試合を深夜から朝方にかけて、TV観戦した。評判になったシャラポワのシューズ(黄金のラインが入っている)は、特にアップされることはなく、ファンとしてはとても残念だった。

去年のウィンブルドンの覇者であるマリア・シャラポワの集中力は、やはり、すごいの一言に尽きる。サーブ、バックハンドの強烈なストローク、そして何よりも防御のときの鋭いダッシュが、みごとだった。

ところで、テニスでのバックハンドの強烈なストロークは、人間の生き方にも、また俳句のありようにも、どこかで通底するところがあるようだ。マリア・シャラポワの完璧なバックストロークをみて、ふとそう思った。今年のウィンブルドンで、彼女は優勝できるだろうか。





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2 コメント

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やっぱりシャラポア (安頓)
2005-06-30 00:35:17
ダベンポートの強さはたしかにすごい!

でも、やっぱりシャラポアを応援します。だって、かわいいんだもん。

技術、ルックス、頭の切れの良さ、スタイル…神はいくつものものを与えすぎた?

そろそろ世代交代の時期じゃないかな?
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負けてチャーミングなシャラポワ (渚の人)
2005-07-02 00:59:23
安頓さん、コメントありがとう。ところで、安頓さんって、誰なのですか。通りすがりの人なのでしょか。

マリア・シャラポワは、4回戦で同じロシアのナディア・ペトロワと対戦し、順調に勝ったものの、セミファイナルのビーナス・ウィリアムズに負けてしまいましたね。

ミスしたときのマリア・シャラポワのあの悲しそうな表情、これも何ともいえずチャーミングでした。

おっしゃるように、スタイルとルックス、頭の回転の良さ、そして何よりもテニスへの情熱と技術は、すごいですね。これで、18歳とはまったく驚きです。



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