2023年9月27日
うちの畑ではメヒシバが良く生える。
初めは、ご近所のおばさんから、「この草が厄介なんだ」と教えてもらった。
それから、草刈りの際は、できるだけ刈った草を集めて、土中に埋めるようにしてきた。
でも、生草の埋め込みのため、翌年もれなく再生。
動画で、スギナとメヒシバは草マルチにしてはいけないと言うのを見て、
できるだけ畑から持ち出すようにして堆肥用の材料にしていたが、
大量には処分できないため、結局畑に刈草は残ってしまっていた。
そんなこんなで、メヒシバは草マルチにしてはいけないと思い込んできたのだが、
アレロパシーについて調べていたら、アレロパシーは枯れてもアレロパシーの効果は発揮されるみたいな資料にたどり着く。
それは緑肥作物の利用に関する資料。
そこで、うちで大量に発生するメヒシバもアレロパシーを持っているので、
これを畑で利用できる方法があるのではないかと思うのである。
メヒシバの厄介な部分は大量に種穂をつける事と、
根っこごと抜き取っても、ごく少量の土があれば、再度根付くことができるところ。
草刈りの際は、根っこを切り離す必要がある。
メヒシバの成長過程は、春に芽を出して、お盆を過ぎると一斉に種を付けるようで(参考2023年)。
これは草丈の大小に関わらず 一斉に種を付けると思われた(自己観察上)。
そこで植物の生育状態に合わせた除草の方法で草刈りの回数を減らすことができないか挑戦。
一部の区画で、メヒシバの数を減らせたと思うので、規模を拡大して試験したいのです。
手順はこう。
まず、
春からお盆前までの若いメヒシバは、草刈りの際に仮払機で地面に刈草を散らしておきます。
上手に草刈りする人は刈草を片側に寄せると思いますが、
寄せるのではなく、後退刈りで、刈った場所に刈草をまき散らします。
※後退刈りは、草丈が30㎝以下のうちに行うと効率が良い。
ただし、地際刈りでなく、3~5㎝の高刈りで行う。
こうすることにより、メヒシバは成長点より再成長するが、高刈りで地面に光が届きにくくなることで、
他の草丈の低い雑草の発芽が生長しにくくなりメヒシバだけになってくる。
その後、お盆を過ぎて種穂がでるころになったら、手や鎌やハサミで草むしりをし、段ボールや袋に入れて種をこぼさないように回収。
刈払機を使うと種をまき散らしてしまうのでNGです。
また、お盆過ぎると降雨が多くなって、手でも簡単にむしることができます。
↑立ったまま草刈りや芝刈りができるハサミ。取っ手とハサミがネジ止めされているので、ハサミの向きを後ろ向きに変えてあげると格段に使いやすくなります。愛用してます。
↑芝生用のハサミ
↑バリカンはめっちゃ楽♪ うちは有線しか持ってないけど、コードレスが欲しいヾ(≧▽≦)ノ 刃先も2種類ついてリーズナブル
メヒシバは、種から成長する1年草の雑草のようなので、その年に全部の種を発芽させ、種が落ちる前に引き抜く。
そして焼却して草木灰にする。
これで、翌年はメヒシバの発生量が抑えられるのではないか。と考えました。
種のない若草の刈り草は集めて雑草堆肥の材料に。
種穂を待たずにお盆前に抜いたらいいとも考えたのですが、春は降雨が少なく、土が乾燥していて抜きにくいという点と、
梅雨に入ったり台風がきたりで、外仕事に向いていないことから、
草むしりはメヒシバに種穂ができ始めるころがちょうどよいかもと思います。
回収したメヒシバを電気柵の配線の下に草マルチのように山積みにして置いたら下草が生えてこなくならないか?
上手くいけば電線下の草むしりの回数が減らせる感じがするので、これを来年実施しようと思う。 @2023.秋
来年にしようと思ったが、刈り草を掃き集めたところ大量になった。
乾かして焼却するには時間がかかりそうなので
さっそく電柵の下草抑え用に枯らして敷き詰めた結果
@2024.04.20
どうでしょう
今のところ、メヒシバでマルチした所に雑草は生えにくく
通路のようになってくれています。完璧ではないですけどね。
厄介な雑草(メヒシバ)の使い道に コレはどうでしょう。
ただし、今年は種が含まれているので、今後元気に生えてくる可能性がありますが。
5月2日
昨日は雨降り、今日は晴れてるけど、風があって涼しい。
草刈りのついでに確認してみた。
↑もう、こうなってた。
スギナ、
ヒメオドリコソウ
こんなやつ
雑草抑制は不可能かな(-_-;)
では、また。
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