1a 栽培日誌

2019年から田舎で畑を始めました。のんびり生きるうえで、日々のやりがいを探しています。

長芋の波板栽培で起きた初歩的な失敗。

2023年11月22日 | 野菜
2023年11月22日

今年は、長芋の掘り起こしが簡単になるように波板を敷いて栽培した!
のですが、
やってしまいました(;´・ω・)
...お分かりになるだろうか?

写真ではうまくわからないので、図を入れてみました。
水色の線がトタン板(波板)、赤色の線が種イモ、黄色い線が栽培した長芋。
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ 波板の外側にあるじゃなぁぃ?
波板敷いた意味なしって言うね。
やってしまった...。
半日では掘り起こせないぃぃじゃないかぁぁ
幸い、隣に1mの通路があるので、除けた土が置けることは良かったが。
地下へ50㎝以上穴をあけないといけないだなんてぇぇぇぇぇ
辛すぎる。
掘り起こさずに 埋めてしまいたい気分だ。
知らなかったさ。そんなところから発芽するなんてさ。知らないさー。

(;´д`)トホホ
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さび病だったネギの再生栽培のつもりが窒素過多で結局失敗

2023年11月22日 | 野菜

2023年6月17日
前回、さび病が発症したネギを抜き取り、病葉を剥いて陰干ししておいた。

↓さび病の様子


2023年6月19日
↓病葉を剥ぎ取って小さくなった苗。
半日陰の場所に置いておいたが、ちょっと湿気と日差しで成長しちゃったか、曲がってしまってます。
A:初回のネギ
植え付け時に株元に乾燥した緑肥作物をわら代わりに敷いて覆土。前回はわら入れるのを知りませんでした。空気不足でさび病になったのか?
A:初回のネギ

2023年6月24日
またしばらく雨が続く予報だったため、泥はね防止に、遮光ネットをトンネルにしてみました。

A:初回のネギ
外葉が黄色く垂れているが、病気ではないでしょう。新葉は、水を吸って丸く葉も張りがある。どうやら活着できたもよう。

2023年6月25日
移植苗が順調なため、残していたネギもさび病が進行しているので、同様の対処をすることにしました。
(さび病の原因は窒素過多が濃厚。土壌改良の失敗により窒素飢餓を起こし、追加で硫安を撒いたが、過剰だった可能性が高い)

すべて抜き取り、外葉を剥いて、病気のない新葉を残して、陰干ししました。

B:残りのネギ
掘り上げたら、軟白部分は15㎝ぐらいでした(病葉を付けた状態で)。
葉を剥いたら結構長くなっていました。でも細いです。人差し指程度かな。

わけつネギなんかは、もう軟白部分が30~40㎝ぐらいあるのを植え付けてたので、これ↑でもまだ幼苗として有効なんですよね?
いったい全長何センチになったら収穫どきなんだろうか。('Д')
もう埋めるとこがないですよぉ

2023年?月?日
ようやく空き畝ができた。
前回掘り上げたネギをトウモロコシを撤去した畑の畝へ植え付けた。

それから、4か月後(2023/10/14)のネギの様子。
B:残りのネギ
その後、さび病は出ておらず、順調かな。茎は前より太くなってきています。
外葉にかじられた跡があって、よく見たらヨトウムシが食事中でした。
B:残りのネギ

2023年10月27日
ネギの試し掘り。
B:残りのネギ
茎(わけつ)がずいぶんと太っているので、ネギの収穫時期を調べたところ
5月の植え付けでは11月ころが適期だと。
10月下旬で少し早いですが、気になって仕方がないので、試し掘りしてみた。

ありゃ 短足。失敗したか。軟白15㎝ってとこか。
親は↓こちら 全然似てねー。


ネギの栽培は人が言うほど 簡単じゃないね。
スーパーで売ってるようなのにはならんのなぁ。。。

多分、植え付け時の溝の深さが重要だったんじゃないかと、種屋さんの栽培マニュアル見つけて思った。
もとから軟白が理想の長さになるように20~25㎝の深さを取っておくのがコツなのかな?
うちの土は雨で土砂崩れしやすい砂っぽい土だから、両脇の盛り土でネギ苗が埋まらないようにしたら溝も浅くなってしまった。

あと、追肥と土寄せの回数が少なかったからということもあるか。

それと、もしかしたらだけど、南北畝だったのも間違いかな?日光が株元まで当たり過ぎたとか?だから伸びなかったとか。

ちなみに A:初回に移植したネギは、世話し忘れて(;'∀')
いまだ小さいまま。追肥も中耕もし忘れました。。
梅雨終わっても遮光ネットしてたから、日照不足で成長不良にしてしまったような。
A:初回移植したネギ

2023年10月28日
食味テスト(Bのネギ)
大ぶりの葉っぱは、市販のものと比べると緑が濃い。
切って青い葉っぱを生でかじってみた。
めちゃくちゃ辛い。尋常じゃない。吐き出して、牛乳入りのコーヒーを飲んだけど、口内が辛い。しばらく取れない。頭痛もしてる(アレルギー体質のためかな)。
これではお裾分けにもできませんね。

市販のものと比べると、うちのは下仁田か?と思うほど葉っぱが太い。
種から育てた品種で間違いないんだけど...

もし下仁田ネギの系統ならば、加熱したら美味しいのか!と思い
お味噌汁に入れてみると、やはり加熱することで辛みは取れた。

種屋さんの栽培ページで「霜が降りてからおいしい冬ネギが収穫できます。 」とある。
11月の後半には霜が降りるので、そのころを過ぎてから本収穫するとしよう!

2023年11月22日(最終の収穫結果)
11月中旬から霜が降り、いよいよかな?と思い ネギの収穫をして片付けることに。
畑に残っている里芋、長芋、ネギを片付けて 暖かいうちに耕耘して畝立てをしておきたくて。
ネギ 掘り起こしたものの、やはり短足さん。
見事な短足っぷりです。

他の畝に移植したAのネギは、種袋の写真に近く葉は細い仕上がりになりました(やはり短足ですが)。
と、いうことは。
この太い葉っぱになったのは、窒素を過剰に吸収されたこと(畝に窒素が過剰に残ってたこと)によるものか。

今一度、ネギに必要な肥料は見直しが必要だ。
化成肥料以外だと、米ぬかだと言う本がある。米ぬかの成分は(N 2~2.6 P 4~6 K 1~1.2)、窒素よりリン酸が必要なのかな。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
硫安の化学構造は(NH4)2SO4、純粋の硫安は窒素含有量 21.2%、無色透明の結晶、水 に良く溶け、溶解度 74.4g/100ml である。 水溶液は微量の遊離酸が存在し、微酸性を呈し、 刺激性のある辛味を有する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

では、また。

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間引き菜移植栽培

2023年11月01日 | 野菜
2023/09/16 種まき
秋作は作らないと断言したものの、やっぱりこうも太陽の光が暖かいと何かやっておきたいもの。
最近は、スーパーの野菜の値段が高い気もして、省スペースでできる葉物野菜を作ることにしました。
用意した種は、ホウレンソウ、コマツナ、カラシナ。
作地は元ゴボウの畝。

2023/10/07 間引き

間引きをしました。
せっかく発芽したものを間引くだけではもったいないので、条間へ植え付けました。
その後の間引きも、間引いたものはセルトレーに取り上げておくことにします。

2023/10/17 露地畝に間引き菜移植
間引き元の野菜たちは、虫食いが目立ってきました。ダイコンサルハムシの仕業のようで、特にコマツナが穴だらけになってます。株も大きくなってきたので、葉欠き収穫と間引きを行った。
コマツナに比べてカラシナは穴の開き方が小さく 割と虫食いは少なく感じる。

前回セルトレーに取り上げた株だが、どうやら枯れ始めたのか、水不足か、肥料不足かのようで 葉色が赤黄色くなってしまった。

取り置きは限界にきているようなので、畑へ植え付けることにした。
ここ最近は最低気温が1桁になり、虫も少なくなるので、完全防虫は可能なのか?試すことにする。
葉物野菜ではやったことがないが、黒マルチを張って間引き菜を植え付けし、防虫ネットをかけておく。
これで、どのような結果が得られるか。

2023/10/24 侵入した虫たち
虫は難なく侵入しておりました。
ダイコンサルハムシが葉っぱを食べていました。
それと、コオロギの子供がわらわらと沸いており、親と思われる成虫が2匹いました。
ネットの裾を密閉しなかったことが侵入を許してしまいました。
まぁこれは想定内。気になるのは黒マルチしてどう成長するのか?
水の蒸発を防ぎ水やりの回数が減らせるが、地温を温めることで、成長はどうなのか?
元肥は入れているが、成長が進んでいない感じがする。
やはり、カラシナは葉が赤くなってしまったので、成長停止し、そのうちにトウ立ちしてしまいそうな顔だ。
外側に植え付けたカラシナは良く虫に食われているが、内側にしたコマツナは割と?虫食いから免れているかも?

ただ、枠畝はうまく繁殖しているのに対し、平畝(露地)では成長が止まっている?
夜の冷えが影響しているとか?今日はビニールトンネルをしてみることにした。

2023/10/31 ビニールトンネル
ビニールトンネルを防虫ネットの上にかけて続行。
ビニールの幅が短いため、裾までは覆えてないけど、中のコマツナは大きく伸びた。やや葉数は少ないようだけど。
外側のカラシナは虫食いで穴が開いているけど、コマツナは大丈夫そうだ。
ビニールトンネルを引き上げて撮影。
黒マルチの結果がどうこうよりも、またモグラか野ネズミがマルチの下に潜り込んでいて、株が浮き上がっていたり、水やりしたら株元の土が流されて消えていくところも出てきた。
今後も対策が必要になりそうだ。(-_-;)

他にもカラシナの間引き菜を移植した枠畝があり、そちらは良く育っているので、収穫した。
全部収穫するには、冷蔵庫の空きがないので、外葉を欠き採り収穫して 中央のみ残した。
これで、トウ立ちするまで もう1回ぐらい採れるといいな。
大きなカラシナの葉っぱが採れました!

2023/11/1 間引き菜移植1回目の収穫
黒マルチ畝のコマツナ収穫。黒マルチは地温上げになって、ビニールトンネルはトンネル内の温度が上がっていい感じ。
黒マルチしてると葉が土に触らないので収穫が楽♪ 葉が汚れない(これを狙ってました)
でも、もうちょっと密植でもよかったかなとも思う。隣との間隔が広いので大きくなった葉が重みの余りポキッと折れてしまっている。
次の植え付け用のコマツナが発芽して準備出来ているので こちらを収穫して同じ畝で連作に挑戦。
連作障害というけど、具体的にどんなことが起きるのか見てみたい。
できたら、連作障害の回避方法も見つけてみたいかな。

うちみたいに小さい畑でたくさんの野菜を作っているとさ、ナスなんて作付け7年もあけなきゃ同じ場所使えないってなると、1/8のスペースで配置しないといけなくなる。むづかしいのですよ。不向きな地質の場所もあるし(乾燥しやすいとかね、日陰になりやすいとかね)
アブラナ科でも1年空けてあげないといけないとある。もしかしたらさ、2回目ぐらいは平気とかないかなーとか 甘い考えでさ。可能か知りたい。

いっそ、作土をブルドーザーでさらって、どこかで作った培養土に入れ替えられたらいいのにな な~んて不可能でしかないわ。


では、また。


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