明日に向かってハイキック 27～30

どうしても、若い人々のストーリーが気になるハイキックです。
各年代の登場人物がいるから、観ている人はそれぞれに
感情移入したり、へぇーと思いながら楽しんでいるんでしょうねー。

27話のシネ作童話はなかなかよかったですね！うんちだが、絵がかわいい。
自分とお父さんのことを思いながら書いたのかなー。
シネが書く童話の続きを読みたいがために、
お手伝いを肩代わりし、自分の机やペンまで貸してやるヘリ。
だからといって、シネを見直すとか、すごい、とか思ってるわけでは全然無い。
とにかく続きが読みたいだけなの！
そんなところがヘリのいいところだよ。



この子に関しては、本当は優しい、とか信義に厚い、とか
ドラえもん映画版ジャイアンみたいな設定はいらん。
「わたしがいい子だなんて思う？」「オモわなーい！」「でしょ！おほほほほ！」
みたいな、あっけらかんとした意地悪っ娘だからいいの。

子役としてもすごいだろ、この演技力。


そして問題はこの長男～！



初心に返ってジュニョクを観てたのに、
ジョンウムとの一連の手術騒動……。

やっぱりかっこいいかもー！（怒）

そもそもの発端は、ジョンウムが愛犬ヒリをイ家に連れて行ったこと。
→犬アレルギーの長男、ヒリを縛り付ける
→ジョンウム、仕返しに犬の毛を仕込む

現場を押さえた長男怒って問い詰めるが、ジョンウム盲腸炎で倒れる。

→手術後長男、おならネタでジョンウムをからかう
→ジョンウム、仕返しに科長にあることないこと言いつける
→長男、メスを腹腔内に忘れたと臭わせ、ビビらせる
→長男、おならの音を理由に退院を引き伸ばす
→ジョンウム、仕返しに白衣に落書き・キーボード破壊・椅子損壊

退院を引き伸ばしたのは理由がちゃんとあって、
ジョンウムにも説明したのに信じなかったんだよねー。
だいたい彼女がトラブルメーカーなんじゃん！

でも憎めないんだよね。
長男の部屋で一連の仕返しを終えた後の歓喜の小躍り観ました？



この後、手術跡を押さえて痛がる様子に笑わずにはいられません。
長男が本気で怒れずに、ふふって笑っちゃう気持ちがよくわかるわ。
子どもっぽい彼女に子どもっぽく仕返ししてニヤリ顔。
だんだん彼の地が出てきたというか、人間らしさが出てきていいかんじ。

でも医者として患者を思いやる優しい態度が大人なんだよね。
「もうちょっといて」っていう言い方がやさしいの。
手もキレイで、外科の先生って感じでね。
私服のセンスはいまいちかもだけど、病院ではかっこいいの。

うぅ～でも白衣補正と眼鏡補正入ってる気がする……。

そして老年カップルでも気になる100日記念日。
「お付き合いは初めてなので」ってジャオク教頭やっぱり妖精だわ～。

スンジェじいちゃんが昏倒するまでがんばって歌った曲は、
「Never Ending Story」だって。
「僕の妻はスーパーウーマン」でユン・サンヒョンさんが歌い、
韓国で大ヒットした曲だそうです。原曲はいったいどんなんなの？
同じ放送局制作のドラマだからね。派手に歌わせちゃっても大丈夫だよね。
ユン・サンヒョンさんは「お嬢様をお願い！」の執事ドンチャン役ね。
かっこよくって好きだったな。

じいちゃんの情熱は空まわりだったけど、
おならを許してくれるジャオク教頭を大事にしてあげてほしい。
わたしはヤダ。葬儀の席で尻穴を手でふさがれちゃう彼氏なんて。

で、やっぱりかわいいジュニョク君。

ジョンウム入院の時は特にかわいかった。
ストーカー事件で叱られて以来おとなしいセホ君をだしにして、
ちゃっかりお見舞いに行っちゃいましたね。
そのうえ、ジョンウムリクエストのおかゆを買ってひとりでお見舞いに行ったのよ。
（大慌てで逃げ出すことになったけど。入院費は払ったのか？）



ジョンウムお姉さまに素直に接するセホ君を見ながら、
なんとなーく複雑なこの表情。
インナの発言にも信憑性がいや増すよね。
ジョンウムが好きだから、年下の男として扱われたくない……。
そうなのかなぁ。そうかもねぇ。

ジュニョクはセギョンのこともきちんと呼ばないのだけど、
セギョンは「好きに呼んでください」とにっこり。
絶対に「ヌナ」って呼ばせたいジョンウムは必死になって策を弄するが、
ことごとく失敗に終わっちゃう。北風と太陽だ。

ツンツンしたいお年頃だからね……。
セホ君は屈託無く「ヌナぁ」って甘えてたけどね。
ジョンウムはともかく、
セギョンのことは「セギョンシ」って呼べばいいじゃんと思うけどダメなの？
年下が名前呼びって失礼なのかなぁ？

ふっふっふ、しかし！そんなツンツン男子ジュニョクも最後は屈服して

「ヌナー！」



一度呼んじゃうとたがが外れるのか、連呼してますね。
セギョンのことは恥ずかしくって呼べなかった、
ジョンウムはぜんっぜんヌナっぽくないので呼ばなかった、
っていうのが正直なところ？

わたしはすっかりだまされちゃって、
とうとう素直になってジョンウムをヌナって呼んだのかと思った。
ミュージカルといい、お見舞いといい、やっぱり彼女が気になってるみたいだしさ。
少年の淡い恋心ですか。いいないいなー。

でもホントに姉と弟みたいだよね。
病室でさ、「よく来たわね、ジュース飲みなさい」って態度の
ジョンウムは、やっぱりお姉さんだなって思ったもん。
対等な友人のグァンス達には「飲むな！」って感じだったでしょ。
少年の春は遠そうだなぁ。



言いよどむジュニョク。セギョンには素直なんだな。