いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

赤と黒 2

2014年05月28日 | 赤と黒
ちょっとこのオープニングのイラスト、ゴヌクが美化されすぎではないですか?
なんなの、この下まつげと頬のシャドウは!
そんなにしなくてもカッコイイですから!

何度か見直していて気付いたんですが、
モネ役の女の子、「イタズラなKiss」のオ・ハニちゃんですね!
きゃー!どうりでかわいいと思った!
わたしあの子のこと、とっても好きだったのでここで会えてたいへん嬉しいです。

《あらすじ》

モネの両親は、彼女の誕生祝いのため、そろって済州島に到着した。
肝心のモネは、オム常務の秘密を知り、ひとり車を走らせている。
ダイビング中のアクシデントで、ヘジュは救急車で運ばれていった。
さいわい大事には至らなかったが。
ゴヌクは、ヘジュに渡すよう、付き人にあるものを託した。
中身は、折り鶴。

ジェインは、ヘシンの御曹司に取り入ろうというあてがはずれて、帰国した。
だけど、なんだかすっきりした気分。

モネの誕生日の食事会。兄、ホン・テソンも空港から向かっている最中だが、
肝心の主役がいない。
モネは、気分がふさぎ、ひとりベンチで音楽を聴いていた。
そんな彼女に、ゴヌクが近づいていく。

「ゴヌクオッパ、今日、スカイダイビングしたわね」
「うん」
「誰と飛んだの?」
「女優」
「チェ・ヘジュ?」
「ん」
「大っ嫌い」
「誰?俺?」
「大人たちよ」

ゴヌクは、誕生日が台無しだと落ち込むモネに、花を手折ってやった。
「ほら、消して」
ろうそくを消すように、花に息を吹きかけて、にっこり微笑むモネ。
と、そこへホン・テソンが現れた。
「誰だ?妹と何してる?」
ゴヌクは彼を見据えたまま、一言も発しない。
モネがゴヌクに礼をいい、兄とともにその場を離れた。

ゴヌクは、幼い頃のあの日を思い出す。
自分と入れ替わりに、ホン家へやってきた、本物のテソン。
それが、こいつだ。
ゴヌクは、家族だけの誕生会の様子をじっと見つめていた。

モネは20歳になった。
「テソン、来るなら連絡くらいするものだ」父が言う。
「私が呼んだのよ。あなた、テソンに冷たいわ。家族じゃないの」母が言う。
外腹の子だとわかっての母の発言に、場は鼻白む。
「あいつがモネの婚約者?父さんもひどいな、おっさんじゃないか。
モネが逃げたらどうする?残酷だな」
テソンの悪口も、輪をかける。
叱られて、テソンは席を立った。モネも後を追う。
最悪な、誕生日。

ソウル空港。
済州島から戻ったテソンは、警察に止められた。
女性の血にまみれた折り鶴は、彼の写真で折られたものだったのだ。
同じ便に乗っていたゴヌクは、その様子を見て、ニヤリと笑った。

ゴヌクの自宅には、ヘシングループの人々に関する資料が集められている。
思い出す。誕生日だったあの日。
DNA鑑定で、別人だと判明した自分。
「お前はホン・テソンじゃない!」
そう言って雨の中、追い出された。
夜中まで、門の前で立っていた。
新しいテソンが、父母に連れられて屋敷に入っていく。
「僕はホン・テソンだ!だってみんながそう言ったじゃないか!」
「まだいたのか?」「はやく片付けてよ」
不要品の山のように、扱われた。
秘書に押され、転んでしまい、ガラスの破片で背中に傷を負った。
「もうすぐお前の両親が迎えに来る」
なぜ両親は、嘘をついていたのだろう?
それでも、父や母に会えるのが嬉しくて、雨の中、テソンは愛犬を連れて駆けだしていったのだ。

警察署。
テソンは、刑事に取り調べられている。
女が死んだ夜、彼は別の女を自室に呼んでいた。
死んだ女は部屋に来て、テソンに哀願した。
「話をしよう」と。
その後のことは、誰にもわからない。

「ゲームオーバーでしょ。女が勝手に死んだんですよ」
テソンは、心ない若い刑事の言葉をきいて彼をにらみつけるが、
「結局はお前のせいで死んだんだろ!」といわれては、返す言葉もなかった。

チェ・ソニョン。年上で短大卒だが、仕事は出来る。
両親はいない。条件はよくないけど、同居したいって。良い子だろ?
結婚するんだ。
家族の食事会で、彼女を紹介した。
「そんな言い方、彼女の前で失礼よ」
姉が叱ったが、平気だ。
「大丈夫だよ。プライドがないから、傷つかないんだ。そうだろ?」
「テソンさん……」
「それに、母さんに似てる」
「私に?どこが?」
母は笑って尋ねた。
「あんたじゃない。俺の本当の母さんにさ」
「あなたに本当のお母様なんていたかしら?」
にっこり笑って、母は席を立った。
父も、不愉快そうに後を追って出ていってしまう。
姉はお茶を用意すると言って席を立ち、モネもソダムの様子を見に行かされた。

いたたまれない空気。
「見たろ。これが俺の家族だ」
「気持ちはわかるけど、家族にあんな態度はよくないわ」
「俺の何がわかる?家族もいないくせに、口出しするな。
これでも俺が好きか?結婚したいか?」
「ええ、だからこそよ。こんな人だから、そばにいたいの」
ソニョンは彼の手を取った。
テソンは逆上する。
「お前なんかいらねぇ!いい加減気づけよ!
ここに連れてきたのは現実を教えてやるためだ!
それなのになんだ?そばにいたい?バカか?二度と顔を見せるな」
姉の制止を振り切って、テソンは彼女を置き去りにしたのだ。

マンションの前。
まだ、ソニョンが落ちた跡が、まだ白線で囲われている。
テソンは黙って、それを見ている。
「すみませんねぇ、すぐに消しますから」
管理人が、申し訳なさそうにブラシでこすって白線を消してゆく。
「資産価値が下がるってみなさんおっしゃってねぇ」
「……おじさん、消さないで。消さないでください」
「え?」
テソンは、顔をゆがませて地面に膝をついた。
「違うんだ……ソニョン、そんなつもりじゃなかった……。
おじさん、違うんです。こんな、こんなつもりじゃ……」
泣き崩れるテソン。
その様子を、少し離れた植え込みで、ゴヌクが見ていた。

ゴヌクは思い出す。あの夜のこと。
ひどく雨がふっていた。
父と母が迎えに来るのを、ずっと待っていた。
急に、犬のトルドルが道路に駆けだした。
そしてはねられて、死んだ。
その頃、両親の車も事故をおこしていたのだ。
ひとりぼっちで、寒くて、心細くて、
はやく父さんが迎えにきてくれればいいのに、とただ願っていた。

済州島から帰ってきたジェインは、ウォニンと話をしていて、
あの事故の夜のことを思い出していた。
身投げした女の人の事件。現場の近くだった。
「その男、事件と関係あるかもね!調べてみよっかな」
妹は呑気なものだ。そんなこと、現実にあるわけがない。
「あの人、背中に傷があったわ。でも、不思議とこわくなかったな」

ウォニンはひとり、バスに乗ろうとして、財布をわすれたことに気がついた。
隣では、男がぼんやりと空を見上げている。
だらしなく座った男の目には、何が映っているのか?
話しかけても上の空だ。
男は、ゴヌクなのだが、ウォニンは知る由もない。
彼のポケットから小銭を失敬して、バスに飛び乗った。
「おじさん、今度返すから!」
彼の視線の先には、ヘシンの大きなビルが建っていた。

昼間の公園。
トレーニングのために走っているゴヌクを、ヘジュが待ち伏せていた。
「あなた案外ロマンチストね、食事を奢らせてよ」
「折り鶴、わからないか?」
ゴヌクは一言いって立ち去った。
「手紙かしら?」
ヘジュは折り鶴を開いてみて、ヒステリックに怒り、
ジムのシャワー室まで乗り込んで行く。

折り鶴は、小切手で折られていた。
ゴヌクがオム常務から渡された小切手だ。
「なんのつもりよ!」
「俺もバイクも無事だったから返すのさ。懐に入れてもいいぜ。奴は金ヅルだろ?
さっさと出てってくれ。スキャンダルなんて迷惑だ」
ヘジュは怒り心頭で小切手を破り捨てると、シャワー室を出ていった。

テソンの部屋。
眠っていたテソンは、ソニョンの幻を見る。
「起きて、ごはんよ。美味しいわよ」
笑顔の彼女は、もういない。
テソンは父親の会社に乗り込んでいく。
警備に止められたが、振り切って内部に侵入し、アナウンス室に立てこもる。
「父さん聞いてるか?息子のテソンだよ。バカ社員は知らないみたいだけどな。
俺は会長の息子だ!
父さん、俺のことはまともになるまで顔を見たくないんだろ、
俺は日本に行く。これでおさらばだ。せいぜい元気でな」
息子の蛮行を、父は面白いと、笑った。

テソンは、ソニョンと一緒に映った写真を大切に持っている。
あの放送を、ジェインも偶然聞いていた。
ヘシンビルのロビーに絵の納品に行っていたのだ。
自分をふった元カレと、顔を合わせてしまいそうになり、
なんだか落ち込み気味のジェインなのである。

交差点。モネの乗る自家用車。
信号は赤だ。
突然となりに、だれかが乗り込んできた。
「ロックしとけよ」
「ゴヌクさん?びっくりした!どうしてここに?」
ゴヌクは車を走らせて、モネを大学に送ってやる。
「10分もはやく着いちゃった。みんなに自慢しちゃおう」
モネは鼻高々である。
「ここ、良い大学でしょ?ゴヌクさんは?」
ゴヌクは答えずに、コーヒーをすすっている。
「わかった、行ってないのね。
兄も中退したのよ。以前あったでしょう?」
テソンの話題が出ると、ゴヌクは「じゃあな」と唐突に帰って行った。
「怒らせちゃったかな……」

ジェインは、会長夫人に頼まれていた美術品を納めにきた。
ギャラリーの準備は着々と進んでいる。
彼女は会長夫人のお気に入りのようだ。
モネの美術指導を頼んだのがきっかけで、ふたりを欧州に旅行にまで行かせた。
「どこのお嬢さんなの?」とテラはきく。
「ただの庶民よ。でも頭が良いし、何より身の程をわきまえて出しゃばらないのよ」
そこがおそらく、母が彼女を気に入る理由だと、テラは思った。

ジェインは、レッスン室にいるというモネを訪ねた。
彼女は、自分専用のレッスン室を持っているのだ。
お誕生日のプレゼントが、済州島でおかしな具合になってしまったから、あらためて。
モネのドールコレクションが、またひとつ増えた。

「モネがうらやましいわ。やりたいことは全部できて、好きなものも手に入る」
「イヤだけど、しなきゃいけないこともあるわ」
「嫌な事って何?」
「今度話すわ。わたしはお姉さんがうらやましい」
「そんなことはじめて言われたわ。おかしいわよ」
寂しそうなモネと、どこか自嘲気味のジェイン。

モネが時計を眺めたのを機に、ジェインは帰ることにした。
帰る前に、気になっていたことをきいてみた。
「この間、車に一緒に乗ってた男の人は誰?」
ジェインは、モネとゴヌクが一緒にいるところを偶然見ていたのだ。
「ああ、二番目の兄さんよ」
モネはそういってごまかした。
二番目の?ホン・テソン?
屋外に出るとき、ジェインはゴヌクとすれ違う。
あの人だわ……あれがホン・テソンか。

モネは、ゴヌクをレッスン室に招き入れた。
「一緒に踊る?」
微笑むモネだが、突然姉が、常務を連れて部屋にきてしまった。
慌ててゴヌクを納戸に隠す。
「どうしたの?」
「え?なんでもないわよ?」
モネの、ぎこちなく不自然な態度を不審に思うテラ。
納戸でごとりと物音がして、モネはコップを割ってしまう。
「?」
テラが扉を開けようとした時、すうっと戸が開いて、
そこにゴヌクがたっていた。

「どうも」
驚き、言葉もでないテラ。
「ハーモニカがないぞ。次は準備しておいて」
しれっと言うと、ゴヌクは出ていった。
「誰だ?」常務の質問に、「先生よ、ハーモニカの」とモネが答える。
「ちょっと、先生と話してくるわ」
ショックから立ち直ったテラが、ゴヌクの後を追った。

エレベーターホールで、ゴヌクを責めるテラ。
「あんな嘘、信じられるとでも思ってるの?なぜ、モネにつきまとうの?」
「会いたかった」
ゴヌクに見つめられて、テラは瞬きもできない。
「傷つけられた相手は、忘れがたいものだ」
「傷?」
ゴヌクは左頬を、指でしめして見せた。
「あのときから、会いたかった」
テラはなにも言えない。
「なんて、勘違いするなよ。そんなわけないだろ」

カッとして思わずふりあげた手を、ゴヌクがつかんだ。
「温かい」
「離して!」
ゴヌクは、彼女の手首をしっかりとつかんで離そうとしない。

「姉さん!」モネが追いかけてきた。
テラは思わず、握られていた手を背中にかくした。
「誤解しないで。ゴヌクさん……」
「行くよ」
エレベーターに乗り込んだゴヌク。
モネは、姉の手を振り切って一緒に飛び乗った。
「モネ、モネったら!」
テラを無視して、エレベーターは下ってゆく。

「見送りなんていいのに」
「なぜ姉さんはあなたを嫌うのかしら。いつもは優しいのに」
「あの男」
モネは、ハッと体を硬くする。
「有名人だろ。チョンスグループのオム常務だ」
「ええ、ごめんなさい」
「俺には関係ない。恋人でも無いし」
ゴヌクは10階のボタンを押した。
「行くよ。部屋に戻れ」

テラは、エレベーターの表示を見て、自分もふたりを追いかける。

10階でとまったエレベーター。
「モネ、いい男に会え。自分だけを愛してくれる男に」
「ゴヌクさん……」
ふとモネの手の傷に気付く。
「血が出てる」
そう言って指を口に当てようとして、ゴヌクはためらった。
「だめだよな。手当ては彼にしてもらえ」

モネは思わず、扉を出た。ゴヌクに寄り添い、囁く。
「行かないで」
そう聞いたゴヌクは、微笑んだのか?

エレベーターの扉が開いて、テラの顔が見えた。
ゴヌクにすがるように寄り添ったモネ。
自分を見つめながら、モネの背に手をまわすゴヌクを見ているテラ。
じっとテラの目を見つめているゴヌク。

テラは、モネを引き離すと、ものも言わずエレベーターに乗り込んだ。
締まる扉の向こうで、ゴヌクはただじっと彼女を見つめている。

ジェインは、喫茶店で考え込んでいた。
ホン・テソンはなぜ会社であんなことを?
ビルから出てきたゴヌクを見て、ジェインは決心した。
テイクアウトのコーヒーを買って、偶然を装い、彼にぶつかっていく。
コーヒーがこぼれ、彼の服にかかった。
「すみません、ごめんなさい……あら?ホン・テソンさんじゃありませんか?」
「え?」
「ホン・テソンさんですよね、こんにちは」
「誰?」
ジェインは名刺を差し出した。
「ムン・ジェインです。先日モネの車にのってらしたでしょう。
二番目の兄さんだって、モネが」
「モネがそう言ったの?」
「ええ、こんなところで奇遇ですね」
ゴヌクは何かを悟ったように、ふっと笑った。
「ごめんなさい、服を汚してしまって」
「大丈夫ですよ」

ゴヌクは行ってしまい、ジェインは彼を見送った。

(つづく)


不覚……!

いや~、不覚だったわ~。
ちょっと油断してたよ、キム・ジェウク。
彼の出演作は「アンティーク」しか観たことなかったんだけど……。


しゅっとした美男です。

テソンが管理人のおじさんにすがって泣き崩れるシーンで
一緒に泣いちゃったよ。
気持ちが揺さぶられて、自分でも驚いた。
ナムギルくんを観るつもりの「赤と黒」視聴だったけど、
彼の存在はあなどれないなぁ。

ふたりの対決は見応えがありそうで、今から楽しみ。

ま、それはそれとして。

テソンよ、お前はいったいどういうつもりだったのか?
「お前なんかいらねぇ!」と切れた真意はどこにあったんだ、テソンよ。
彼女のためだというつもりなのか。
真に彼女を思うなら、お前が家族を、ヘシンを、捨ててしまえばよかったじゃないか……。

飛び降り直前の手首の傷。
彼女を追い詰めた何者かが、はっきりしないことにはこれ以上言えないが、
まったくお前はあまちゃんだというしかないな。
思わず泣かされちゃったけど、後悔先に立たずなんだからさ……。

ゴヌクはいったい、彼女の死に、どうかかわっているのだろう?
彼の憎しみの矛先がテソンに向いているとしたら、
それは逆恨み以外のなにものでもないじゃない。
本物のホン・テソンだって、ある意味被害者なんじゃないの?
突然ヘシンに連れてこられて、どうみても家族になじめてないじゃない、この人も。

まだ2話目に過ぎないのですが、今回はいろいろと思うところがありました。

まずひとつめ。

「本物のテソンじゃないだと?」ってあなた、うかつすぎでしょう!
そんな大金持ちが息子を迎えるのに、DNA鑑定は必須でしょうが。
ちゃんと調査してなかったの?
てか、相手の女性の顔とか身元とか、確認してないんですか?
その人の顔を見ればわかるでしょ?自分が手をつけた女性かどうかって。
会長、まさかそれすらわかってない状況だったんですか?

それはいくらなんでも無茶苦茶じゃないですか?!

思わず「ありえへん!」と言いたいところですが、
まぁ、そのへんきっちりやるようなまともな人たちだったら、
ゴヌクがあんな可哀想な目にあっているわけがない。
常識のある人間だったら、間違っていたからといって雨の中子どもを放り出すようなことはしないでしょう。
まともじゃないから、バカみたいなミスをして、子どもにひどい扱いをするんですよ。
ヘシングループの会長夫妻は性根が腐っており、なおかつバカな人たちだということなんでしょうか。
つぶれろ、そんな会社!

ゴヌクのお母さんもね~。
身に覚えがあったから、こういうことになったのでは?
それとも違うの?
無理矢理手込めにされて放逐されたけど、そこで身ごもったんじゃなくて、
やっぱり今の旦那さんの子どもだったの?
可能性があったというだけ?
まっっっったく身に覚えがなかったら、いくら何でも子どもを渡さないでしょ?
それとも、このお母さんもゴヌクの実母じゃなかったのかなぁ。
まだ赤ちゃんだったゴヌクを拾ったとか、乳児院からもらってきたとか。

おふたりは亡くなっていますし、手かがりはゴヌクの回想シーンしかないので、
詳しい事情はまだよくわかりません。
このへんの行き違いについては、できれば最終回までにはっきりしてほしいです。
そのへんうやむやじゃぁ、すっきりしないよ。

ちょっと映像的にわかりにくかったのですが、
テソン(ゴヌク)は、家の前で待っておられず、大きな道路の方で両親を待っていたんですね?
で、犬が飛び出していって轢かれて死んでしまった、と。
ここに両親の事故の映像が挟まってくるわけですが、
これは別々の場所での事故で、愛犬の死が、両親の死の暗喩になっているわけ?
じゃあ、彼が「父さん!」って叫んだのはなんで?

最初は、犬が飛び出したせいで父親が運転をあやまって事故になったのか、と
思っていました。
けど、何度か見直して、ああ、これは別の場所での出来事なのかなぁ、と。
あの「父さん!」直後の父親のよそ見カットがなければわかりやすいんですけど。

どっちなんだろうか?
ちょっとわかりにくいなぁ。
犬が飛び出し、テソンの「父さん!」に反応したせいで両親が死んじゃった、なんていったら
ものすごくテソン(ゴヌク)がかわいそうじゃない……。
自分のせいで両親が死んじゃったようなものじゃないですか。

このシーンについて、ご意見などありましたら、ぜひコメント欄で。

なんにせよ、こんなにつらいシーンを何度も観ないといけなかったわたし。うう、つらい。
自分の読解力の無さが憎い。

ふたつめ。

ウォニンちゃん!あなたのそれは寸借詐欺っつーか、泥棒ですよ!


ムン・ジェインの妹ですよ。

若いお兄さんのズボンのポケットをまさぐるなんて、
絶対やっちゃいけません!
痴漢で捕まるわよ!
ゴヌクさん、ジェインはノーマークですから、この出会いは偶然ですね。
しかしもうちょっとなんかなかったのか。
韓国的にはあり得ることなんですか、これ?
そのうち顔を合わせる機会があって、たぶん彼女は1000ウォン返すと思うが……。

みっつめ。

モネのレッスン室があるというビル?は会社の持ち物なのか?
あそこどこ?
お母さんのいた、緑の庭園付きの家とは別だね?
ジェインが一度外に出たからね。
位置関係がわかりにくいっ!
レッスン室が自宅にあった方がわかりやすいのにっ。

そのへんの設定資料ちゃんと作ってるのかな~。
あのエレベーターのシーンが撮りたかったから、無理矢理へんな設定にしたんでしょ!と
勘ぐりたくなる不自然さ。
なんなんだ、これは。

よっつめ。

その問題のエレベーターのシーン。
やっぱり構図がおかしいような気がするよ~。
モネとゴヌクが乗った箱が10階で止まっているのを見て、
テラは追いかけていったわけでしょ?
すぐに空いている箱に乗ったよね?
その時、モネとゴヌクの乗ってた箱は、まだ10階にいたはずだよね。
でも、寄り添うモネとゴヌクを見たテラ姉の位置関係でいくと、
テラは、ふたりが乗っていた箱で降りてきたことになっちゃうじゃん?

わたしの間違いかと思って何回も見たけど、やっぱりおかしいよ~。

ここは箱が何基もあるホールなんだから、
テラが慌てて下降ボタンをいろいろ押して、対面のエレベータに乗った、という
設定にすればよかったんじゃないかな?
そうしておいて、出ていこうとするゴヌクの前にモネが回り込み、
道をふさぐようにして、寄り添う、という構図にしておけば、
対面のエレベータがちょうど開き、テラは無事(?)ふたりを目撃できるのではないか。

劇的効果も薄れずに、位置関係の矛盾もなく撮れるじゃん?
ぜひぜひそうしてほしかったわ。

だってここ、見せ場だよね?!

もうわたし息止めて見てたも~ん。
あ、あ、あ、うわあ~ってなりながら。
テラとモネ、ふたりの女性が、はっきりとゴヌクに堕ちる瞬間。
ふたりが姉妹じゃなくて、女としてライバルになる瞬間だったよね。
うわ~、こわい。
ゴヌクすげぇ~。


こんな表情をする男は悪い男に違いないよ……。

「あたたかい」とか「ダメだよな、ごめん……」とか、
全身かゆくなりながらも、ゾクゾクしながら見てたもんね。
かゆっ!こそばゆっ!と斜に構えなきゃ恥ずかしくて見ていられないよ~。
ゴヌクだから許せるんだからね。
もう~、この復讐計画自体が「ただしイケメンに限る」だよホントに。
女をたらし込めなきゃ話にならないからなぁ。

はっはっは、でもゴヌク好き。

車運転してるとこ、カッコいいよね!
たぶんホントに運転してないけど……。(それこそスタントか)
無理矢理乗り込んで運転して、かわゆい顔でコーヒー飲んで、
たいした会話もせずにプイッと去って行くという……。
これがイケメンじゃなければ、
何がしたいんじゃ!と蹴り飛ばされること必須です。
歩いて帰って行くゴヌクんに、「徒歩か!」と突っ込んでしまいそうですよ。
でもコーヒー飲むシーンがかわいいので許してしまう。
カッコイイ人って、何をやっても許されるんですね。ズルイ。


かっこよくない?ダメ?許してもいいよね?

モネにお花を手折ってあげるところも好き~。
その前の、短いセンテンスの会話が好きなの。
ゴヌクは無駄話、しないね。

ふっふっふ、シャワーシーンも好きだよ。
泡を飛ばしたり、そういう仕草が好きだな。
あのシーン、女優さんが無茶しますが、あれに近いことをやった女性を知っています。
人間怒るとこわいですね。
女優の付き人ちゃんもゴヌクに惚れてる模様。
やっぱりこのドラマのタイトルは「悪い男」の方がいいわ、今んとこ。


確かにイイからだ。鍛えてあるんだね。

ジェインは、ホン・テソンをものにする計画はあきらめたのかと思ったら、
意外にやる気まんまんです。
あそこで、元カレの姿を見たことがきっかけで、
また悔しい思いが再燃したんでしょう。
ゴヌクは「ホン・テソンさん?」と呼びかけられた時、素で驚いた感じでしたが、
どうもジェインの魂胆を瞬時に見抜いた様子です。
人をたらし込もうとしている男は、
同じような考えを持った人間には敏感に反応するのかもね。

この子は本当はそんな子じゃないんだー!と教えてあげたい。
いや、まだよく知らないけどね。
きっと違うと思うよ。
お金持ちのモネに、ちょっとした嫉妬はあるみたいだけど、
たいして好きでもない男をひっかけて玉の輿……ってほど悪い女じゃないと思う。

ジェインは、ゴヌクに惹かれていくのかしら?
それとも、ホン・テソンに?
それなりに大人の女性、という設定なので、楽しみです。

いや~、しかしモテモテだね、ゴヌク。
訳出は「ゴヌクさん」ですが、モネはゴヌクをオッパって呼ぶの。
これは、妹がお兄さんを呼ぶ時の呼び方でもあるし、
恋人を甘えて呼ぶ時の呼び方でもあるのね。
もちろんオム常務のことはアジョッシ(おじさん)呼び。
おっさんはつらいよ。

傷つけられた相手は、簡単に忘れられない。
それはたぶん、幼い頃の事なんだよね。
意味深に言っても、テラは気付かない。
わかっても、まさかと思うだろうし、そもそもヘシンの人たちって酷薄。
貧乏人は人にあらずって感じだもの。
追い出されちゃったテソンのことなんか、忘れちゃってて当然よね。


今回は、ゴヌクの体を一番に心配する、アクション監督が好印象でした。
優しいねぇ、この人。


↑この人。


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2 コメント

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やっとテレビ放送が!www (しーま)
2017-10-12 20:50:57
やっとBSで放送が始まったので、
見始めました(*^ω^*)

もう、ナムギルssiがナムギルナムギルしてて、見てて恥ずかしいくらい!(笑)
でも見ます
どっぷり浸って堪能しますわ〜(〃▽〃)


ところで、ビスコさんが引っかかった
エレベーターのシーンですが、
あの位置は、ゴヌクが意図的に動いたんですよ(笑)
わざとお姉さんに見せるために。
ちゃんと降りてくるのを確認してたしww

そして、

いいのか?あんたがグズグズしてるから
こっちに行っちゃうよ。

と言わんばかりに
モネの背に手を回す…
かーっっ!
やり手だね〜!


これからますます、本領発揮でしょうね(笑)
返信する
Unknown (おじさん)
2024-02-18 18:26:45
今更ですが、久しぶりに見始めました。たぶん3度目かなぁ。
年数あけるとしんせんです。
返信する

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