いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

パスタ ~恋が出来るまで~ 17話

2012年02月22日 | パスタ
高麗人参パスタを認められたユギョン。
一方、オ・セヨンシェフは失意のまま姿を消します。

シェフ不在の調理場はどうなるのか?
サン社長との協議の結果、シェフはイタリー派と共に
調理場へ復帰することに。
「もしシェフの舌が公平性を失うようなことがあれば、
シェフ自身でユギョンをクビにすること」という条件付で、
国内派も彼らの復帰を受け入れることになりました。

緊張感の中、仕事をするユギョンですが、
貝柱のソテーに臭みがある、と指摘されてしまいます。
必死で作り直すも、どうしてもシェフのOKが出ないソテー。
コース料理の段取りは狂い、調理場はまたもや不協和音に包まれます。

古いフライパンを使っているせいだ、ということで、
フライパンを塩で磨くユギョンですが、調理場のすべてのフライパンを
毎日磨くわけにもいきません。
「料理人なら火と戦え!」
貝柱のソテーを上手く焼く極意は、火加減の調節なのです。

営業終了後、ユギョンがぐったりしていると、突然ユギョンのお父さんが
ラ・スフェラに現れました。
「娘を好きだという男を見に来た」
シェフを指名したお父さんは、調理場で夜食を食べようと提案します。

「お前が一番よく作っている料理を正規のやり方で出せ」
父の命令に従って、貝柱ソテーを作るユギョン。
しかし、何度作り直してもシェフのOKが出ません。

業を煮やして出て行ってしまうお父さん。
「父の前でひどい」と泣き出してしまうユギョン。
シェフはなんとか彼女をなだめようとするのですが、
うまくいきません。

そこへとって返したお父さんが、
「今度一緒に店に来い!」と告げます。
あっけにとられるシェフですが、かろうじて「はい」と返答。
お父さんを見送ってきたユギョンの顔は一転、ぴかぴかです。
「父がシェフを気に入った!」

貝柱ソテーは前途多難。
それでもほっとして笑顔になってしまうふたりなのでした。

(つづく)

うーん、シェフの復帰はいいけれど、スターのことが心配……。
記者に「噂についてすべてお話します」って言ってたときの表情が悲壮だった。
ソンニムにも話してなかったことだったのね。

悪いことしたくせに、今まで微妙に上から目線だった彼女が、
やっと本当に後悔したんだなーって感じました。

愛していた人を失って、悔やんでいたけれど、
本当に失ったものは、それだけではなかったし、
社会的な制裁をうけてしかるべき、卑劣な行為だった、と彼女は気付いたんですね。

私は当事者じゃないんで(当然ですが)スターのあやまちは
もう済んだことだし、シェフともうまくいきっこないし、いいじゃん、と
あまり気にしてなかったんです。
でもここで彼女が自分の罪を告白することで、
過去のいろいろにけりをつけたことは、彼女にとってもシェフにとっても
もちろん彼女を嫌いだった視聴者にとっても、よかったことだなーと思います。

しかし調理場のふたりは大変。
少しでもミスがあれば容赦なく嫌味を言われ、
厳しくしたらしたで、そこまでしなくても……と文句を言われ。

お前ら!どーせいっちゅーんじゃ!

外野は勝手なことをいい放題ですが、
シェフはプライドをかけて、決してぶれない自分の舌で調理場を切り回していくしかないわけで。
そんなシェフの姿勢は弟子たちにしっかり受け継がれていますよー。



自立したオンニたちもがんばっていますねー。
私は地上波放送を観ていないんですが、カットするとしたら
こういうシーンをカットして放送、ということになるのかな?

このドラマがいい感じなのは、間をたっぷりとっているからかな、と思うんですよ。
そういう余白の部分をバシバシ切られたり、
関係ない、とばかりにソンニムのお姉さんや、オンニたちのシーンが
カットされたりすると、良さが消えちゃうんじゃないか、と思います。

イタリー派のシーンもやっぱり楽しいんですよね。
特にマンネのパーマ君は、末っ子らしく怖いもの知らず。
長兄のドクは、さすがにまとめ役って感じで、頼れるお兄さん。
フィリップ君は真ん中で自由人ですね。
みんなシェフのことは、シェフって呼んだり先輩って呼んだり。
年齢的にはどんだけ下なんだろう?ひとまわりくらい違ってそうだよね。



また、その三人とは違った立場でシェフと親密になった見習い君。
なんだかんだ言って根性はある。
シェフとユギョンのこと、彼だけは先に知っていたせいもあって、
すごく好意的に見守ってくれてるんだよね~。
恋愛問題に関しては、ある種シェフが彼を頼るような雰囲気もあり、面白いです。

貝柱のソテーをダメだしされ、結局メロンを切っていたユギョン。
見ていて辛いシーンでしたが、その後の展開がおかしくって仕方ない。
ここぞとばかりに慰めに来るソンニム。
ついつい甘えちゃうユギョン。
チッとか思いながらシェフ登場。
やましさからか、飛び起きるユギョン。
そこへユギョンアボジが登場ですわー。

いっきなり直立不動のシェフとソンニム。
あのえらそーなシェフも、恋人の父親で、年長者で、
畑違いとはいえ、料理人としてもキャリアのある人で、となれば小僧っこ扱いです。
恥ずかしさに身もだえするユギョンもかわいいし、
結果選ばれず、ユギョンに「行って」と小声で声をかけるソンニムもかわいい。



ほんとにユギョンは愛されてる娘だね。
アボジはなんとなく谷啓さんに似ている。

結局ソテーは上手くできるようになったのか?
そこは放置だけど、今ないたカラスがもう笑った、というユギョンの笑顔。
無事にお父さんの眼鏡にもかなって、もう心配はないですね!
あとはニューシェフ大会と、スターの復帰と、ソンニムの失恋、かな?

あれだけ堂々と両思い宣言されたのに、ソンニムはわりとめげてない。
このへんが10代20代とは違うところよね。
まだまだリカバリーがあるのか?




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