会社の問題っていろいろあるなーと思った回でした。
韓国と日本は儒教の国、ということで考え方が似ている部分も多いと思います。
(もちろん違っている部分もたくさん!)
女性の働き方については考えさせられました。
ま、まじめか!
【あらすじ】
インターン時代は超優秀!とチヤホヤされていたアンさんは、資材課へ。
希望通り繊維課へ行ったハン君は、慣れないオフィスで手持無沙汰。
優秀なベッキは、どうして自分の希望が通らなかったのか、内心忸怩たる思い。
オ課長に怒鳴られっぱなしのグレ青年だけは、インターン時代と変わらぬ毎日を送っています。
みんな苦労はしているけれど、とくに女性のアンさんには風当たりが強く、
資材課の荒くれどもに泣かされています。
女性が商社で働くって、たいへんなことです。
営業チームの次長であるソン・ジヨンは、保育園に子どもを預けて働くワーキングマザー。
夫と協力し、へとへとになりながらも、懸命に仕事をこなしています。
新人教育係でもある彼女は、同じ女性としてアンのことは気にかけているようです。
さて、営業3課は今日もてんてこまい。
そんなとき、資材課から「F/Bが来てないぞ!」と連絡がきました。
まめなオ課長が、渡していないはずはありません。
「2カ月前に渡したぞ!」
「嘘をつくな!どこかで抜いて、マージンでももらっているんだろう!」
「なんだと?」
「以前もそうだったろう!あのときは人が死んだじゃないか」
オ課長の顔色が変わりました。
どうやら過去の古傷に触れてしまったようです。
資材課の課長を突き飛ばしたオ課長は、部長からこっぴどく叱られ、謝罪文を要求されてしまいました。
それでも、どこ吹く風のオ課長。
しかし、彼には重く暗い過去があったのです。
グレ青年は、その過去が気になって仕方がありません。
情報通のハン君をたずねて聞き出したところによると、
オ課長は過去に業者との癒着問題で賄賂を受け取ったと言われているというのです。
そして、関係していた部下のひとりが事故で死んだ、と。
「オ課長はそんな人じゃない!」
グレ青年は信じていますが、資材課の部長は違います。
過去の噂を蒸し返して、ねちねちとオ課長を責め続け、フロアの空気は最悪に。
オ課長も黙っているたまではありませんから、
資材課部長の過去のセクハラ事件を指摘して火に油を注ぎました。
「こんなことがセクハラか?お前はどう思うんだ?」
「されたほうがセクハラだと思えばセクハラだと思います」
話をふられたアンさんは、思わず本音を言ってしまいました。
たった1枚の書類が、他部署を巻き込んだ大騒動に発展しています。
「チャン・ベッキ、君、2カ月前は資材課にいたろう?その書類、見てないかい?」
「いや?見てないよ」
オ課長をなんとか助けたいグレ青年は、ベッキをちょっと疑っています。
だって彼は、とっても優秀な人だから……。
そうです。ベッキはその書類が資材課に来ていることをちゃんと知っていました。
でも、口を閉ざしています。
余計なことは言わず、身を守るために黙っているのです。
資材課の課長も、知っていました。
単に部長に見せ忘れただけだったのですが、怒られるのが嫌でオ課長に罪をなすりつけたのです。
そして、どうしても気になって仕方がなかったアンさんも、書類の存在を知ってしまいました。
いうべきか、いわざるべきか、アンさんは悩みます。
ただでさえ、居心地が悪い資材課で、上司を裏切るようなことをしたら何をされるか……。
「いわなければ居心地がよくなるの?」
いいえ、最悪な日々はかわりなく続くでしょう。
「それは良心の問題じゃないかしら?」
ソン次長の言葉に、アンさんは決心をしました。
グレ青年は、アンさんにキャビネットの暗証番号を教えてもらい、資材課に忍び込みました。
オ課長は、ずるいことをするような人ではありません。
だって、屋上で聞いてしまったからです。
過去の贈賄事件は、本当は専務の仕業だったこと。
辞めた事務員は、事故で死んだこと。
オ課長が、そのとき黙っていたことを、けして忘れられずにいまでも悔やんでいること。
グレ青年は必死でした。
でも、書類が……ない!
そしてグレ青年は、資材課課長に見つかって腕をねじりあげられてしまいました。
青年とオ課長を口汚くののしる資材課課長。
「おい、やつに電話してすぐに来いと言え!」
電話のコール音がして、驚いた資材課長が振り返ると、そこには書類を手にしたオ課長が立っていました。
オ課長は、書類がどこにあったかは不問に処すということで資材課課長と手打ちにしました。
もちろん、二度と彼が自分には逆らえないように十分脅しつけてやりました。
そして、自分を信じて、自分のために必死で危ない橋を渡ろうとしたグレ青年を飲みに誘い……
案の定、ぐでんぐでんに酔っぱらって家へ送ってもらったのです。
翌朝、ヘロヘロのまま出勤しようとドアを開けたオ課長は、
自分の家の前で眠りこけているグレ青年を見てびっくり。
ふたりであたふたと会社へ出かけていきました。
つづく
バカな子ほど、かわいいものですね……。
もう、グレ君のかわいさといったら!!!!!
資材課の前で、何でもない風を装って様子をうかがうグレ君がかわいすぎる。
見え見えなのに……。
んー、んんーみたいなすっとぼけた表情で資材課の様子を探るグレ君……。
か・わ・い・す・ぎる!
オ課長がなんだかんだ言ってグレ君のことをかわいがる気持ちがよくわかりますよ。
自分のことをあんなに信じてくれて、慕ってくれる部下はかわいいよね。
にこーって笑うグレ君を見て、ぞわぞわっと不安になる課長の気持ち、わかります……。
それにしても、資材課の部長は嫌な奴ですね!
部長がヤナやつだから課員もみんな嫌な奴らだ。
アンちゃんかわいそう。
営業課で大活躍だったのにね。
資材課はエリートばっかりって本当かなぁ。
韓国でも女性の社会進出は難しそうですね。
次長の旦那さんが超いい人だったのが救いです。
女性が仕事をもって外で働くのが当たり前の国って、社会全体がどんな雰囲気なんだろ?
妊娠したら嫌な顔される世の中なんて、地獄だよね。
みんな余裕がなさすぎなんだよー。
働いても働いても給料は上がんないしさ、
それなのに貯金しないと老後は不安だしさ、
自分だって5時にはあがってあとは趣味の時間とか楽しみたいのに
仕事は終わんないしさ……。
またこの会社が商社だからね。
世界中と取引してたらそりゃ忙しいだろうよ……。
やれやれ、やれやれ。
安野モヨコの「働きマン」を思い出したりしましたよー。
だいたいさ、叱られるのが嫌で大の男が書類隠すってどーなの?
そいであの課長、自分が悪いのわかってるのに
よくあんなにグレ君やオ課長をののしれたもんだよね?
自分のことは棚に上げてってレベルじゃないじゃん。
書類を探してて見つかったときのグレ君、かっこよかったなー。
うさぎか猫の子みたいに首根っこつかまれてたけど、
眼光鋭くて、絶対ひかないぞ!って感じで、
どんだけオ課長が好きなんだよ……と思いました。
「僕がなくしたってことないですか?
それで僕をかばって……ってことはないですよね」
とか言ってしおしおと屋上から退散するグレ君もかわいかったですしね。
若者が一生懸命やってるところを見ると、
年かさの人たちはみんなうれしくなってかわいがってあげたくなるんですよ……。
オ課長の秘密もわかりましたね。
リベートとってた専務って、じゃあ悪い奴じゃないですか。
それであんなに偉そうにしてて、なんでしょうね?
全然こたえてないですよね。
オ課長があれだけ後悔して苦しんでるのに。
事故で死んだ人、まさか口封じに殺されたんじゃないとは思いますが……。
商社ってこわいですね。
億単位のお金を動かして商売する会社は、どこか怖いです。
ちょっと自分が想像できる範囲を超えてるもん。
そういうお仕事してる人たちはすごいと思います。
新人君たちの立ち位置もだんだんわかってきましたね。
チャン・ベッキ、こういう子がうまく立ち回って出世するのかもしれないけど、
あんまりかわいくないなぁ。
馬鹿正直に生きていてもいいことないだろ?っていうのが彼の信念みたいですね。
一方、アンちゃんはゆれつつも、正義の人。
自分が虐げられる側にいるから、余計に正義を望むのかもしれませんね。
グレ君の素直さ、率直さに勇気づけられているみたい。
保育園の保母さんが恋のライバルになる……のか?
彼女のぽったりした唇がかわいらしくて、美人だな~って思います。
グレくんも唇ぽったり系なんだよね。
クールなチャン・ベッキは薄い唇で酷薄系。
そしてひとり能天気なハン君……。
情報通の彼は、仲間になっておくと得だよね。
結局、オ課長が落としどころを作ってやって自体は収まった感じ。
わたしも最近になって「丸める」って言葉の意味がわかりました。
キム代理にもグレ君にも慕われてるオ課長は、すごい人なんだな。
はぁ~、でも会社ってほんとにいろんな人がいるね……。
韓国と日本は儒教の国、ということで考え方が似ている部分も多いと思います。
(もちろん違っている部分もたくさん!)
女性の働き方については考えさせられました。
ま、まじめか!
【あらすじ】
インターン時代は超優秀!とチヤホヤされていたアンさんは、資材課へ。
希望通り繊維課へ行ったハン君は、慣れないオフィスで手持無沙汰。
優秀なベッキは、どうして自分の希望が通らなかったのか、内心忸怩たる思い。
オ課長に怒鳴られっぱなしのグレ青年だけは、インターン時代と変わらぬ毎日を送っています。
みんな苦労はしているけれど、とくに女性のアンさんには風当たりが強く、
資材課の荒くれどもに泣かされています。
女性が商社で働くって、たいへんなことです。
営業チームの次長であるソン・ジヨンは、保育園に子どもを預けて働くワーキングマザー。
夫と協力し、へとへとになりながらも、懸命に仕事をこなしています。
新人教育係でもある彼女は、同じ女性としてアンのことは気にかけているようです。
さて、営業3課は今日もてんてこまい。
そんなとき、資材課から「F/Bが来てないぞ!」と連絡がきました。
まめなオ課長が、渡していないはずはありません。
「2カ月前に渡したぞ!」
「嘘をつくな!どこかで抜いて、マージンでももらっているんだろう!」
「なんだと?」
「以前もそうだったろう!あのときは人が死んだじゃないか」
オ課長の顔色が変わりました。
どうやら過去の古傷に触れてしまったようです。
資材課の課長を突き飛ばしたオ課長は、部長からこっぴどく叱られ、謝罪文を要求されてしまいました。
それでも、どこ吹く風のオ課長。
しかし、彼には重く暗い過去があったのです。
グレ青年は、その過去が気になって仕方がありません。
情報通のハン君をたずねて聞き出したところによると、
オ課長は過去に業者との癒着問題で賄賂を受け取ったと言われているというのです。
そして、関係していた部下のひとりが事故で死んだ、と。
「オ課長はそんな人じゃない!」
グレ青年は信じていますが、資材課の部長は違います。
過去の噂を蒸し返して、ねちねちとオ課長を責め続け、フロアの空気は最悪に。
オ課長も黙っているたまではありませんから、
資材課部長の過去のセクハラ事件を指摘して火に油を注ぎました。
「こんなことがセクハラか?お前はどう思うんだ?」
「されたほうがセクハラだと思えばセクハラだと思います」
話をふられたアンさんは、思わず本音を言ってしまいました。
たった1枚の書類が、他部署を巻き込んだ大騒動に発展しています。
「チャン・ベッキ、君、2カ月前は資材課にいたろう?その書類、見てないかい?」
「いや?見てないよ」
オ課長をなんとか助けたいグレ青年は、ベッキをちょっと疑っています。
だって彼は、とっても優秀な人だから……。
そうです。ベッキはその書類が資材課に来ていることをちゃんと知っていました。
でも、口を閉ざしています。
余計なことは言わず、身を守るために黙っているのです。
資材課の課長も、知っていました。
単に部長に見せ忘れただけだったのですが、怒られるのが嫌でオ課長に罪をなすりつけたのです。
そして、どうしても気になって仕方がなかったアンさんも、書類の存在を知ってしまいました。
いうべきか、いわざるべきか、アンさんは悩みます。
ただでさえ、居心地が悪い資材課で、上司を裏切るようなことをしたら何をされるか……。
「いわなければ居心地がよくなるの?」
いいえ、最悪な日々はかわりなく続くでしょう。
「それは良心の問題じゃないかしら?」
ソン次長の言葉に、アンさんは決心をしました。
グレ青年は、アンさんにキャビネットの暗証番号を教えてもらい、資材課に忍び込みました。
オ課長は、ずるいことをするような人ではありません。
だって、屋上で聞いてしまったからです。
過去の贈賄事件は、本当は専務の仕業だったこと。
辞めた事務員は、事故で死んだこと。
オ課長が、そのとき黙っていたことを、けして忘れられずにいまでも悔やんでいること。
グレ青年は必死でした。
でも、書類が……ない!
そしてグレ青年は、資材課課長に見つかって腕をねじりあげられてしまいました。
青年とオ課長を口汚くののしる資材課課長。
「おい、やつに電話してすぐに来いと言え!」
電話のコール音がして、驚いた資材課長が振り返ると、そこには書類を手にしたオ課長が立っていました。
オ課長は、書類がどこにあったかは不問に処すということで資材課課長と手打ちにしました。
もちろん、二度と彼が自分には逆らえないように十分脅しつけてやりました。
そして、自分を信じて、自分のために必死で危ない橋を渡ろうとしたグレ青年を飲みに誘い……
案の定、ぐでんぐでんに酔っぱらって家へ送ってもらったのです。
翌朝、ヘロヘロのまま出勤しようとドアを開けたオ課長は、
自分の家の前で眠りこけているグレ青年を見てびっくり。
ふたりであたふたと会社へ出かけていきました。
つづく
バカな子ほど、かわいいものですね……。
もう、グレ君のかわいさといったら!!!!!
資材課の前で、何でもない風を装って様子をうかがうグレ君がかわいすぎる。
見え見えなのに……。
んー、んんーみたいなすっとぼけた表情で資材課の様子を探るグレ君……。
か・わ・い・す・ぎる!
オ課長がなんだかんだ言ってグレ君のことをかわいがる気持ちがよくわかりますよ。
自分のことをあんなに信じてくれて、慕ってくれる部下はかわいいよね。
にこーって笑うグレ君を見て、ぞわぞわっと不安になる課長の気持ち、わかります……。
それにしても、資材課の部長は嫌な奴ですね!
部長がヤナやつだから課員もみんな嫌な奴らだ。
アンちゃんかわいそう。
営業課で大活躍だったのにね。
資材課はエリートばっかりって本当かなぁ。
韓国でも女性の社会進出は難しそうですね。
次長の旦那さんが超いい人だったのが救いです。
女性が仕事をもって外で働くのが当たり前の国って、社会全体がどんな雰囲気なんだろ?
妊娠したら嫌な顔される世の中なんて、地獄だよね。
みんな余裕がなさすぎなんだよー。
働いても働いても給料は上がんないしさ、
それなのに貯金しないと老後は不安だしさ、
自分だって5時にはあがってあとは趣味の時間とか楽しみたいのに
仕事は終わんないしさ……。
またこの会社が商社だからね。
世界中と取引してたらそりゃ忙しいだろうよ……。
やれやれ、やれやれ。
安野モヨコの「働きマン」を思い出したりしましたよー。
だいたいさ、叱られるのが嫌で大の男が書類隠すってどーなの?
そいであの課長、自分が悪いのわかってるのに
よくあんなにグレ君やオ課長をののしれたもんだよね?
自分のことは棚に上げてってレベルじゃないじゃん。
書類を探してて見つかったときのグレ君、かっこよかったなー。
うさぎか猫の子みたいに首根っこつかまれてたけど、
眼光鋭くて、絶対ひかないぞ!って感じで、
どんだけオ課長が好きなんだよ……と思いました。
「僕がなくしたってことないですか?
それで僕をかばって……ってことはないですよね」
とか言ってしおしおと屋上から退散するグレ君もかわいかったですしね。
若者が一生懸命やってるところを見ると、
年かさの人たちはみんなうれしくなってかわいがってあげたくなるんですよ……。
オ課長の秘密もわかりましたね。
リベートとってた専務って、じゃあ悪い奴じゃないですか。
それであんなに偉そうにしてて、なんでしょうね?
全然こたえてないですよね。
オ課長があれだけ後悔して苦しんでるのに。
事故で死んだ人、まさか口封じに殺されたんじゃないとは思いますが……。
商社ってこわいですね。
億単位のお金を動かして商売する会社は、どこか怖いです。
ちょっと自分が想像できる範囲を超えてるもん。
そういうお仕事してる人たちはすごいと思います。
新人君たちの立ち位置もだんだんわかってきましたね。
チャン・ベッキ、こういう子がうまく立ち回って出世するのかもしれないけど、
あんまりかわいくないなぁ。
馬鹿正直に生きていてもいいことないだろ?っていうのが彼の信念みたいですね。
一方、アンちゃんはゆれつつも、正義の人。
自分が虐げられる側にいるから、余計に正義を望むのかもしれませんね。
グレ君の素直さ、率直さに勇気づけられているみたい。
保育園の保母さんが恋のライバルになる……のか?
彼女のぽったりした唇がかわいらしくて、美人だな~って思います。
グレくんも唇ぽったり系なんだよね。
クールなチャン・ベッキは薄い唇で酷薄系。
そしてひとり能天気なハン君……。
情報通の彼は、仲間になっておくと得だよね。
結局、オ課長が落としどころを作ってやって自体は収まった感じ。
わたしも最近になって「丸める」って言葉の意味がわかりました。
キム代理にもグレ君にも慕われてるオ課長は、すごい人なんだな。
はぁ~、でも会社ってほんとにいろんな人がいるね……。
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