いまさら韓ドラ!

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レディプレジデント 第15話

2011年11月04日 | レディ・プレジデント
息子のためにチョ・ベホに土下座するボンド(ドヤの父)を見たセジンは、
ユン画伯の「パラダイス」を彼に手渡す。
「この絵があれば、息子さんは復職できます」

ボンドは絵と引き換えに、チョ・ベホにドヤの復職を要求。
ところが、絵を奪い返そうとオ議員が差し向けた裏社会の人間の手で、
ひき逃げを装い、殺されてしまう。

一方、離党宣言をするも、誰ひとりとして
味方につくものがいなかったカン・テサン。
ソ・ヘリムだけが彼の政治信条を支持し、
共に戦おうと声を上げるが、
カン議員は敗北を認め、打つ手も無い。

そこへセジンからの連絡が。
彼女は万が一を考え、「パラダイス」の半分を
手元に残していたのだ。
自分が絵を渡さなければ、ボンドが死ぬこともなかった……。
深く後悔するセジンから絵を受け取ったカン・テサンは、
これを切り札にチョ代表に迫る。
「公認権を返してください。否、民友党を私にください」

父親の死は、単なる事故ではないと確信するハ・ドヤ。
チョ・ベホ、そしてカン・テサンに照準を合わせ、
真相を明らかにすることを誓う。
そのために大統領に復職を請うが、
大統領はひとつの条件を出す。
「父のコムタンの味を再現すること」

コムタンを作りながら
父との思い出を噛み締めるドヤの顔に
少しづつ精気が戻ってくる。
大統領との約束をはたし、必ず復職するつもりのハ・ドヤ。

ヘリムは、言を翻し民友党に残ったカン・テサンに
辛らつな批判を投げかけ、ひとり離党する。
ナムソン・ヘソンから総選挙に打って出るカン議員。
地道に、地元住民と干拓地開発反対を訴えるヘリム。

政治的同士となるかと思われたふたりだが、
決定的な信念の違いが、道を分かつ。

(つづく)

とうとう恐れていたことが……。
あまりの溺愛ぶりに変なフラグが立った気がして
心配だったんだけどさ。
やっぱりドヤアボジ死んでしまったんだね……。
絵を半分にしてなくっても結局殺されるのは一緒だったよね。
秘密を知る者だもんね。

ドヤの泣き顔が、
資料改竄でチョ・ベホに逃げられた時、
はめられて辞職させられた時、
どの時とも違ってて、見ていて辛かった……。
でも感情移入しながらも、
(こんな風に泣くんだ……。クォン・サンウってすごい)とか
どこかで思ってたりしました。

地上波ではカットでしたが、
事故現場で自分が贈った靴を見つけて胸に抱くドヤを、
青瓦台の人がお迎えに来るんですねー。
大統領に復職を頼んだのはドヤだけど、
決して自分から面会に行ってお願いしたわけではないのよ。
そういうことを一番嫌うドヤですから。
それでも大統領に会ったらそう願わずにはいられなかった心境を
思いやると、胸が痛みますね。

で、父のコムタンを再現って何?と思うけれど、
何がしかの意味はあるのよ。



ここ、ここ、ここもカットだけど、
牝牛を買いに来たドヤは、かつて父に連れて来られた時の事を
思い出しているのね。
当時は嫌々連れて来られて講釈を聞いていたのだけど、
その時のアボジの生き生きとした笑顔を思い出して
ほんの少しニヤッて笑うの。
アボジのコムタンを作ろうと努力する過程で、
大統領が望んだように少しずつ癒されて、
平常心を取り戻していくドヤの姿にちょっとほっとするのよ~。

一応ドヤは、自分をはめた女性を探し出して
供述書を取っていたよね。
疑問なんだけど、アレだけではやっぱり
復職までは無理なのかなぁ。
「嘘でした」っていう証人がいればいいようなもんだけど……。
ダメなの?

ちょっとおかしいのが、いつも協力してくれる裏社会のドンベクさん。
もうドヤは検事じゃないんだし、関係が切れててもよさそうなんだけど、
なんとなくドヤの人間性を好きになっちゃったみたいなんだよねぇ。
彼はまつげがビシバシで無口なので、
なんか余計に妖しいオーラが出ているような気がする。
あんまり深入りしないでよ、とドヤに忠告したい気分になります。
いろんな意味で。

本当に腹立つのが、民友党きっての武闘派オ・ジェボン。
汚い仕事は全部下請けに出してるくせに、
すぐに「やりますか?!」といきりたっちゃってバカみたい。
何がムカつくって、
自分が悪いことをしている自覚がないところがムカつく。
しかも劇中では、ちょっとコミカルな感じになっているのがムカつく。
その性格は問題有りだってチョ代表もわかっているんだけど、
かつての運転手を無碍にできないみたいで何かとかばうよね。
この人の不用意な言動で、チョ・ベホは追い込まれていくような気がするわ。

カン・テサンもなっさけない男だよね。
あんなに必死で離党を叫んでたくせに、権力を取り戻したら
あっさり無かったことにしちゃって。
報道機関が取材に来てなくてかえってよかったじゃん。
ヘリムの言うことはきついけどごもっとも。
「個人的な野望を改革の名で実現したいだけでは?」
目的のためには手段を選ばないタイプの政治家、カン・テサン。
こういう人は理屈をこねては自分の手段を正当化するから厄介だ。
話を聞いてると丸め込まれそうになるもんね。
大統領もカン・テサンの立ち回り方を肯定してるでしょ、
政治家脳ってものかしら?
ヘリムは素人だからこそ、普通に考えて許せないんだろうね。

セジンはすっかり取り込まれちゃってたいへん。
まあ彼女の場合は自身の内面も復讐に凝り固まってるから仕方ないけど。
ドヤアボジの死に涙した心を忘れないで~。
カン議員なんてほうっておきなさい。



ドヤアボジ、いろいろ美味しいもの出してくれてたのにね。
この栗芋って種子島の安納芋かしら?
甘くっておいしいよねー。
トンチミ汁は、大根の水キムチの汁だね。
チャングムがまだ見習いのときに冷麺の汁として
美味しい水で割って供していたよ。
水キムチもからくなくってさっぱりしてて本当に美味しいです!

あ~、次回からドヤアボジ、もういないのね……。







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