いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

レディプレジデント 第23話

2011年12月07日 | レディ・プレジデント
サンホグループの捜査を始めた検察だが、
決定的な物証に欠け、証言も引き出せず、
捜査は遅々として進まない。

そんな中、チョ・ベホは最後の切り札として、
サンホからカン・テサンへ渡った裏金に関する書類を
ドヤに渡すよう、オ議員に指示する。

チョルギュを通して書類はドヤの手に渡るが、
カン・テサンは記者会見を行い、
自身の潔白について堂々の啖呵を切る。
この牽制に、検察はうかつに手を出せなくなった。

死亡した乗組員の葬儀に出席するヘリム。
ソマリヤから無事帰還したものの、
彼女の表情は暗い。
全員を救出できなかった責任を痛感し、
国家のあるべき姿を考えるソ・ヘリム。

革新党には、ヘリムの活躍に感動した
無所属の議員たちが、入党を申し入れてきた。
そしてナメ道で一緒に仕事をした建設局長が
彼女を支えるため、辞職した上でソウルへ出てきたのだ。
「大統領選に出馬してください」

周囲の人々の熱い期待に答えるため、
自らが信じる理想の国家を作るために、
ソ・ヘリムは大統領選出馬を決意する。

ペク大統領は連立内閣を編成するため、
民友党を離党。
公正な大統領選を行うためのの環境づくりだと
彼は言うのだが、何か裏があるはずだ、と
紛糾する民友党幹部たち。

大統領の意図を誤解したカン・テサンは
これまでの恩を忘れ、
大統領選勝利への道を信じて突き進む。

果たして国民の選択は?

(つづく)

もー、ラストあたりイライラしますねー。
カン・テサン、まるで駄々っ子だな。
病的なくらい、うたぐり深いよね。
もう計算と取引しかしないで生きてきた人だから
仕方ないんでしょうか?
これまで大統領の秘書室長には「先輩!」とかいって、
意外に素の感じをかもし出してたような気がするのですが、
ここにきてばっちりケンカ売っちゃいましたよね。

「大統領の後継者は私だと信じていました」なんていって、
ちょっと自分に味方してくれないと拗ねちゃって
「私と大統領は政治的ビジョンが違う」
と言い出してしまうカン・テサン。
大統領の器じゃないよなー。

しかしナメ道から、局長がやってきたときはびっくりしました。
この人、最初の印象がサイアクだったから、
協力的になってからもなかなか信用できなかったの。
それが本気で辞表を出して
ヘリムを助けにはせ参じるとは……。
結局、人と人とのつながりが財産になるのね。

本格的に落ちぶれてきたチョ・ベホは
最後どうなるんでしょうねー。
これまでなら強気で「取引」を申し出ていたろうに、
最後の切り札で自身の健在をアピールできればそれでいい、なんて
弱気もいいところです。
だいたい、オ議員なんかを子飼いにしてるとこがすでに甘い。
愛人作ったり、馬鹿な子ほどかわいいとばかりに
無能なイエスマンを側近にしたり、
一見謀略に長けているように見えてダメダメです。
でも元大物だしね、
このまま消えるのか、ドラマに最後まで絡むのか?
私としては、悪い狸としてラストまで頑張って欲しいです。

ヘリムとカン・テサンは国政に対するビジョンが
違ってきましたね。
あくまでも強い韓国を作るために多少の犠牲をいとわないカン・テサン。
犠牲を出し続ける国家に疑問を感じるソ・ヘリム。
遺族のところで鉢合わせして、バチバチ火花が飛んでたシーンは
ヘリムかっこよかった。
出馬宣言の演説は、覚悟はわかったけど
これまでのスピーチと比べるとちょっと伝わってこなかったな。
「絶対勝ちます!」ってのが、いつもの謙虚な彼女と違ってて
すごいな、と思ったけど。
ドヤとはすれ違っちゃったけど大丈夫だよね?!

国民が真の主君となる国家……。
それには国民も賢くならないとね……。

今回ドヤは、苦労が多いわりに全然報われません。
職場の父とも言える元支庁長に随分助けてもらっているけどね。



やっぱりこの人好きだ。

しかしドラマがどんどん地味~になっていく気がする。
大統領になるのはわかっているから、すごいじらされてる感じがしちゃうんだな。
特に劇的な展開があるわけではないので、余計そう感じるね。
ガマと大蛇の睨みあい、みたいな対決シーンばかりでは
いまいちスカッとしませんぜ。

はやく!ヘリムを大統領に!

うん……、ドヤは嫌がるだろうけどさ。



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