いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

タムナ Love the Island 21 最終話

2012年06月03日 | タムナ
うわーん!もう終わっちゃうの?
こ、これからラブラブなふたりが見られるはずなのに~。
途中、つらかったり、長いなぁと感じられる部分もあったけれど、
終わりを迎えてしまうと、もっと見たい!と思わせるドラマでした。

もっかい最初からまた見る!
このドラマは通しでどんどん見ないと良さがわからないよ!

《あらすじ》

ふたりは王の前に引き出された。
最後の申し開きを聞いてやろうと言う王に、
「私が守りたいのは自分の命ではなく、朝鮮の命です」と、進言するパク・キュ。

直前に届いた、光海君からの手紙を思い起こす王の前に、
かわいい子犬が走り出た。

ボジンが宮仕えの女官に化けてもぐりこんでいたのだ。
子犬の愛らしさに相好を崩す王に、海女の身分を明かして
申し立てをするボジン。

王の中にまだ残っていた理性が、正しい判断を引き出した。

パク・キュとウィリアムは、ボジンと共に密かに済州島(タムナ)に送られた。
ソリン商団の野望をなんとしてでも阻止するためだ。

島の人々に事情を話すと、皆がタムナを守ろうと立ち上がった。

東インド会社が取引のためにやってくるが、どうしても港に入らない。
ヤンが仲間に用心するよう、提案したためだ。
波止場では、ウィリアムと村人が陽動作戦を開始。
商団本部には、パク・キュと長老派の残党が乗り込んだ。
一味を一網打尽にせんと、激しい戦闘が起こる。

必死のソリンは銀を積んで船で海上へ向かう。
「あの船を出しちゃいけない!」ボジンは船に向かう。
海女たちも立ち上がった。
「うちらの海はうちらで守るんだ!」
船底に取り付いて、貝をとるナイフで底板を突く。

船上では、ただひとり船に乗り移ったパク・キュがとうとう追い詰められ、
ばっさり切られて海に落ちてしまった。
悲鳴をあげ、ウィリアムの制止もきかず飛び込むボジン。

船底に穴がうがたれ、ソリン商団の船は銀とともにタムナの海に沈んだ。
勝利に湧く村人たち。彼らを助けた官軍とともに歓声をあげる。
海女たちも海岸で、島を守った喜びをわかちあう。

そのころ、かつてウィリアムを助けた海岸で、
ボジンはパク・キュを引き上げていた。
「死なないで!すきだって言ってない!」
胸を叩かれ、海水を吐き出したパク・キュは意識を取り戻した。

「マガジ(子馬)……」
ゆっくりとボジンを抱きしめるキヤンダリ。
「二度と私を置いて行かないで」
泣きながら、彼を抱きしめるボジン。

ヤンと共に、東インド会社の船に乗り、国へ帰ることになったウィリアム。
タムナの人々は、別れを惜しんだ。
パク・キュとかたい握手をかわし、
「ボジンを頼むよ」と言い残すウィリアム。
離れていく船に手を振る島の人々。
ひとり、離れた高台から、彼を見送るボジン。

さて、それから一月もたつのだが、一向に漢陽へ帰る気配のないキヤンダリ。
「テサングンが優しいから居座ってるんだよ」
人々は噂するが、パク・キュはすっかり島の暮らしに馴染んでいる。
ボジンは献上品の出納係として役場で働いている。

吏房が、新しい牧使が来ると言って村にやってきた。
すでに村についているのだと彼は言うのだが……。
ぞろぞろと吏房に付いてきた村人が見たのは、
テサングンの家にいるキヤンダリの姿。
「キヤンダ…リ?」
「マガジ」
新しい済州牧使はパク・キュ、その人だったのだ。

(おわり)

あああああああああ、終わっちゃったのね……。
正直、こんなにはまるとは思わなかったので、
この寂しさが自分でも信じられないわ。

いつの間にかキヤンダリのことばかり考えちゃっててバカみたい。
ほんとにいつの間にかって感じで、
ボジンの心情をなぞって観てきた感じがするよ。

うん、最終回!気合入れて観たよ!

……犬か!

切り札は犬か、おまえら。
あの王様の犬好きはリサーチ済みか?
わんわん出てこなかったらどうしてた!

ま、ほんとの切り札というか助け船は光海君の手紙だけどね。
間に合ってよかった~。
手紙の印とウィリアムの焼印が同じ文様なのも説得力あった。
最後の最後に王が理性を取り戻して助かったね。
光海君が、謀反を起こす気は無いと書いたことで、
王様はちょっと冷静になれたのかも。
あと、犬の愛らしさ。(ほんまかいな)

「仲間が死んでも平気なの?」というボジンの言葉には
どう思ったか知らんが、「今までありがと。忘れないよ」というお礼の言葉には
ぐっと来た様子のヤンも、宮中に忍び込んでくれてました。
やっぱりカッコイイやつ。
東インド会社の船が港に入らないようにしてくれたのも彼だしね。
そしてそんなヤンを信じて、
「船は入ってこない」と言い切ったキヤンダリもかっこいいぜ!
切れる男同士の無言の信頼ですよ!

あ~でも、あの戦闘シーンは激しかったです。
こんな大変なのに、漢陽から派遣するのはパク・キュとウィリアムだけで
よかったのか?と思ったけど、ソリンにばれないように
隠密作戦だったから仕方ないね。
でもでも、村の人だって多数死傷者が出たでしょ、この様子では。
主に長老派だった人たちだからこそ命を投げ出したかと思うけど、
やはり人が死ぬのはつらい展開でした。

多くの犠牲を出した結果の張本人ソリン。
父の復讐と、その悲願の達成が目的だったというソリン。
あの甲板で編み笠の彼に、ほっぺたひっぱたいてほしかったわ。
昔彼女に生き延びることを教えたときのように……。

ソリンは海の女王となって世界を回ったということですが、
貿易商として活躍したってことでOK?
まさか海賊じゃないわね?
結局編み笠の彼は忠実なしもべのままかぁ。
ソリンが「オラボニ」って彼の手を握ったじゃん。
気弱になって彼を頼った感じでチャンスだったのにねぇ。(なんの?)

海女たち大活躍もよかったですね。
それこそ、動く船にとっつけるのか疑問ですが、
そこはよしとしましょう!

海に落ちたキヤンダリを助けたボジン。
あの服のまま?ポテンシャル高すぎるでしょとも思いますが、
それもよしとしましょう!
なぜならふたりの抱擁に胸が一杯になったからさ!





本当によかった、よかった。
変なキスシーンでなくて、それもよかった。
ウィリアムはかわいそうだったけど……。

すっかりタムナの暮らしに馴染んだキヤンダリ、
面白かったねぇ。
まぜまぜご飯も平気、干物もバリバリ食べて、
もちろん豚さんトイレも手馴れたものです。
結構働いてるし。

やっと本当のキヤンダリの笑顔……。



でもラブラブしさが足りなくない?

やっとこれから誰に気兼ねせずに、
キヤンダリがつんとしたりでれっとしたり、
ボジンをすっごく甘やかしたりいじめたりと、
ふたりのきゃっきゃうふふが展開されるというのに、
物語的にはここで終わりだとは……。

甘いものの後に辛い物ときたら、
次はまた甘いものが食べたくなるでしょー!
あっ!だからまた最初から観たくなったのか!
罠か!これ!

本放送時には、最後の紙芝居風後日譚も削られていたそうな。
ファンは本当に寂しかったでしょうね。
DVDが完全版で発売されてよかったです。
視聴率を気にして、物語が二転三転、整合性を失ったり、
人気に応じて無理やり引き伸ばしたり、
そういうことのない撮影の仕方が良かったのだと思います。
お金を出してくれるスポンサーはとても大事だけど、
不本意なものを作って、しかも評価されないのってつらいもの。

エンドロールに撮影風景が出るのって、
実はあまり好きではないのですが、
それだけ撮影クルーの結束が固かった現場だったのかな、と思いました。

ウィリアムも最後かっこよかったよ!



彼、途中は随分ふっくらしてたみたいね。
顎のラインがシャープになったら、なかなかの美男です。

ヤンのえくぼ付き笑顔も拝めたし、
みんなが笑顔になった最終回、めでたし、めでたし、でした!






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (子馬)
2012-06-03 12:07:11
素敵なタムナレビューをありがとうございました。
毎日の更新が楽しみで楽しみで。。。
時にうるうるしながら読ませていただきました。

「タムナ」大・大・大好きなんです。
キャンダリにはまりっぱなし。
ポジンもウィリアムもヤンも脇役さんもみんな大好き。
何度も何度も 繰り返し繰り返し視聴しては、胸を熱くしております。

ほんとに ありがとうございました。
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ありがとうござ (ビスコ)
2012-06-04 09:23:27
はじめまして!子馬さん
楽しみに読んでくださってありがとうございました。
こちらこそ、タムナ大好きな方に喜んでいただけて嬉しいです

私もこのドラマが大好きになりました。
ロケが多いせいか見ていて爽快感があるし、
役者さんの表情がとてもきれいですよね。
おかしくて、せつなくて、ほんとにステキな物語でした。

子馬……私も呼ばれてみたいわーと思っていたら、
DVDBOXの特典にこんなのありました。

◆購入特典 イム・ジュファンによるパク・キュ風着ボイスダウンロード「子馬、朝だ、起きろ」

今もダウンロードできるのかしら?
最初に購入されたファンの方は持ってるんでしょうね。いいなぁ。
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