ドキドキ☆貧ちゃんライフ

気ままな生活でいつも貧ちゃんなドキドキがちんこライフを送っているシステムエンジニアのつぶやき

大江山ツーリング

2013年03月30日 | 日記
大江山にツーリングに行ってきた。以前から「鬼」というものに興味があった。
人間の事情によって「祀られ」たり「恐れられ」たりする。
そのなかでも興味があるのが源光頼たちが退治した大江山の「酒天童子」の話だ。
仮に酒天童子が美少女であったなら別の展開になっていただろうに?

ツーリングの目的地は「鬼の交流博物館」だ。GoogleMapで下調べをしたところ、127kmで3時間5分と出てきた。
朝から行くツーリングにしてはちょうど良い距離なのではないかと思う。その他の観光地は下調べをしていないのと
そもそも時間がないだろうと思った。
8時前に出発。朝の渋滞を考えても昼前には着くだろうと軽く考えていた。ゆっくり走りながら気になった風景を
iPhoneでパシパシ撮っていたら予想以上に時間がかかってしまって鬼の交流博物館到着が13時20分になってしまった。
写真撮影に時間を割きすぎたかもしれない。
元々ツーリング動画を作りたくて所々で写真撮影を行った。複数人で行くときは休憩を多くするか観光するところを
多くしてもらわないと難しいだろうな。

冬物のライダージャケットは着ていたが、その下は肌着とボタンシャツだけという春仕様。
下もジーンズだけでタイツもはいていなければ上にレインコートのズボンもはいていなかった。
手袋も冬物ではなく薄い革の手袋だった。去年琵琶湖にツーリングに行ったときに3時間程度で手の感覚がなくなった
手袋だ。これらの装備があだになった。
大江山の方が大阪よりも気温が低いのは分かっていたが、12~13℃くらいはあるし日差しもあるときっとそれほど寒く
はないだろうとタカをくくっていた。
都島を出たときの気温は7度。途中何度か気温を表示されているのだが7~8度で安定していた。大江山での最高気温が
12度だった。
「ラストエグザイル 銀翼のファム」にでてくるやつらはそうとう寒さに強いのか?ヴァンシップ乗りにはまだ程遠い
ことを思い知った。

鬼の交流博物館は辺鄙なところにある小さい博物館で「鬼」についていろいろ展示をしている。30分もあればすべて
観て回れるほどの小さな博物館だ。また鬼瓦がやたらと多かったのが印象的だった。
しかしながら、鬼については興味をそそる内容の展示であった。
祀られたり追われたり、当時の人間の感情や立場で様変わりする。そんな「鬼」って何者?
日本以外にも「鬼」に相当するモノがいてそれらの展示もなされていた。
俺のとって残念なのは興味から深く掘り下げることができる資料がなかったことだ。おそらく併設されている鬼文化研究所
にそれらがあるのだろう。ただしそこに入るにはカネがいる。決して安くはないし冷暖房を使用するとなると料金が50%
アップとかふざけた価格設定だ。
真剣に研究するのでなければ容易に中には入れない。
鬼とは「まつろわぬ人たち」の事を指すのだろうとは思っていたのだが、少し調べるとそれだけでは納得できないところが
たくさん出てくる。本格的に調査する時間なんてないので公開されている論文や文献を読んだり、旅行やツーリングと称し
て現地に行っている。今回もその一環だ。

家に戻るまでに一回は給油が必要なことは分かっていた。往路に数件昭和シェルの場所をチェックしていたので
問題なかった。俺のバイクには燃料の残量計がない。「壊れうる部品が一つ減る」という漢らしいコンセプトからだろう。
そしてライダーにいつ燃料がなくなるかのチキンレースを強いられる。俺向きのバイクだ。

福知山の昭和シェルではPay-easy(RFIDチップで決済を代行するシステムでバイクの場合財布を出さずに給油ができる。)
が使えないことにびっくりした。「現金ですか?」と聞かれた。
他のところもチェックしてみたが、この辺りではPay-easyはこの辺りでは導入されていないようだ。

18時に帰宅。鬼の交流博物館を出たのが14時だったので4時間で帰宅したことになる。
体が冷え切っていたので近くの銭湯に飛び込んだ。湯船に使った瞬間に体の冷えている部分が良く分かる。
ライダージャケットで覆われていない部分とブーツで覆われていない部分以外は全て冷えていた。
ツーリングには温泉をセットしないとエラいことになりそうだ。