青い星に住む私

30半ばで娘を出産し、まさかの海外移住。
持病の上咽頭炎とつきあいつつ、ストレスフリーな毎日を目指す私的日記。

上咽頭炎

2011-05-09 22:00:01 | HEALTH&BEAUTY
ゴールデンウイークは、ほぼ寝たきりでした…。
急性上咽頭炎にかかっていたためです。


※ちなみに上咽頭炎とはこんな病気です。
http://www.takagi-jibika.com/illness/nose.html
http://www.tnet.ne.jp/~ohnoentclinic/linkpages/eachdiseases/pharynxdisease.html


大学生の時に初めて罹って以来、ほぼ1年に2回のペースで罹っています。上咽頭炎は、私の場合、治癒までに早くて2週間、通常1~2ヶ月かかります。つまり、私は10年以上、1年の3分の1は体調不良という状態です。


いまでこそ、上咽頭炎という自覚がありますが、最初の10年間は、何の病気かわかりませんでした。地域のほとんどの病院だけではなく、総合病院や大学病院まで、10以上の病院をめぐり、大量の抗生物質、咳止め、痰止めの薬をもらいました。


けれど、どの医師も病名を当てることはできず、治癒することはできませんでした。「現代医療には限界があり、病名が分からない病気の方が多い」と、謙虚に降参する医師もいれば、「だいたいこの程度で具合が悪いっていわれると、本当に悪い人を診察できなくなるから困る」といったようなことを言う医師もいました。


上咽頭炎は、高い熱が出るわけでもなく、強い吐き気がするわけでもない、わかりにくい病気です。


のどの強い痛み、
痰、
発熱しているかのようなだるさと関節痛、
時に頭痛や肩こり、目の奥の痛み


といったような症状が出ます。
朝はなんとか出社しても、夕方になるとだるくて仕事どころではありません。とにかく横になりたく、這うようにして帰宅します。これが、ひと月以上続きました。しかも、見た目は至って普通で、熱も出ないため、同情はおろか、理解すらされません。


初めて「上咽頭炎」と診察されたのは、耳鼻科に行った時でした。「熱がでない風邪は耳鼻科へ」という母のアドバイスを聞き、「上咽頭の炎症は、内科医には発見できない」ということに気づいたのです。医師はあまりのひどい炎症に驚いて、「3日間は家で安静にしてほしい」と言いました。しかし、10年以上たってやっと病名が明らかにされたにも関わらず、医師が処方した薬は効きませんでした。耳鼻咽喉科だけでも3軒回りましたが、どこも同じでした。


※上咽頭の場所→http://www.linkclub.or.jp/~entkasai/jouintou.html


いずれにしろ、私は全く医師を信頼しなくなり、医師は無力だという信念をもつようになっていましたので、このゴールデンウイーク中に自力で治療法を調べました。


寝ることと、最低限の家事をすること以外、ずーっとネットで上咽頭炎に関する記事を読みまくり、最後に『病気が治る鼻うがい健康法』という本を読み、Bスポット治療なるものを受けるべく、1時間かけて病院に通う決心をしました


やっと、効果的な治療が受けられるかもしれないという期待と、また今回も徒労に終わったらどうしようという不安を感じて。



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****参考書籍****************
よくわかる最新療法 病気が治る鼻うがい健康法 体の不調は慢性上咽頭炎がつくる
堀田 修
角川マーケティング(角川グループパブリッシング)