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八丈島でダイビング!BIENTOS(ビエントス)

八丈でダイビング中に出会った生き物達の写真館です

ニジハギ

2010年06月20日 | 八丈の魚
スズキ目/ニザダイ科(八丈島・乙千代ヶ浜・3cm・2m)
南日本、インド・西太平洋(紅海を除く)に分布。サンゴ・岩礁域に生息する。この色鮮やかな色彩がダイバーにも観賞魚としても人気がある。八丈島では高水温の時にタイドプールや浅瀬で見ることができる。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

ウミテング

2010年06月18日 | 八丈の魚
トゲウオ目/ウミテング科(八丈島・八重根・4cm・15m)
千葉県以南、クレ環礁~ハワイ諸島を除くインド・太平洋に分布。沿岸浅所の砂底に生息し、しばしばペアで見られる。軀幹部の背面はでこぼこしており、吻端は丸みがあるものが多い。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

クマノミ幼魚

2010年06月08日 | 八丈の魚
スズキ目/スズメダイ科(八丈島・乙千代ヶ浜・2cm・10m)
千葉県以南、インド・太平洋域、ペルシャ湾に分布。浅い岩礁やサンゴ礁でイソギンチャクに共生する。雄の尾びれは橙黄色で雌の尾びれは白色。雄から雌への性転換を行う。よって卵からふ化したときは全員雄ということになる。八丈島では5月から6月ごろに産卵が行われ、その頃にはこの幼魚があちこちで見られダイバーを楽しませてくれる。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

ジャパーニーズピグミージーホース

2010年06月08日 | 八丈の魚
トゲウオ目/ヨウジウオ科(八丈島・ナズマド・1cm・10m)
小笠原諸島・伊豆諸島・伊豆半島・沖縄などに分布。根の壁面や砂溜りに生えている海草に尻尾でつかまっている。まだ学名も和名もつけられていない、とっても珍しい種類。八丈島では季節を問わず確認されていすがその大きさは実に小さく、そして環境に擬態しているので見つけるのが大変困難。

クロハコフグ

2010年04月29日 | 八丈の魚
フグ目/ハコフグ科(八丈島・休憩所下・5cm・10m)
紀伊半島以南、インド・西太平洋の熱帯域に分布。水深50m以浅のサンゴ礁に生息する。体の横断面は四角形。雄と雌で色彩が異なる。雄の体は青く、多数の黄色の斑点があり、雌の体は暗褐色で多数の白色斑点がある。群れは作らない。皮膚に粘液毒を持つ。八丈島では夏の高水温時にのみ見られる。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

ハナオコゼ

2010年04月23日 | 八丈の魚
アンコウ目/カエルアンコウ科(八丈島・乙千代ヶ浜タイドプール・3cm・1m)
日本各地、中・東部太平洋を除く全世界の温帯・熱帯域に分布。幼魚期は水底の転石の下のどで生活するが、成魚になるとホンダワラ類などの流れ藻につく。黄色い個体が多いが、写真のように黒い個体もある。カエルアンコウに似るが吻端に大きな皮弁ががあることが特徴。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

オキゴンベ

2010年04月12日 | 八丈の魚
スズキ目/ゴンベ科(八丈島・ナズマド・10cm・25m)
相模湾以南の南日本、中国、インドに分布する。水深40m以浅のサンゴ礁や岩礁域に生息する。伊豆半島ではごく普通に見られるが、八丈島ではサラサゴンベやミナミゴンベほどよくは見ない。水深30mの少し深いところにペアでいるところを観察。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

オニカサゴ

2010年04月06日 | 八丈の魚
カサゴ目/フサカサゴ科(八丈島・八重根・20cm・10m)
琉球列島を除く南日本に分布。浅海の岩礁・サンゴ礁域に生息。オニカサゴ属は歯がないことと、胸鰭前方部が鱗で覆われる、体側は櫛鱗で覆われることなどが特徴。頭部の棘は非常に強い。八丈島ではよく見る種類。岩に擬態しているので大きさの割りに見つけずらい。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

サザナミヤッコ

2010年04月06日 | 八丈の魚
スズキ目/キンチャクダイ科(八丈島・八重根・20cm・15m)
千葉県以南、いんど・中部太平洋に分布。主に水深数m~数十mのサンゴ礁域に生息するが、サザナミヤッコ属の他種に比べて比較的浅いところにいる。琉球列島では最もポピュラーな種類であるが、小笠原の父島では稀である。幼魚の斑紋は成魚と著しく異なる。大きくなると50cmぐあいにまでなる。そこまでの大きさになると、ダイバーからは「座布団」と呼ばれている。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

モヨウフグ幼魚

2010年04月06日 | 八丈の魚
フグ目/フグ科(八丈島・神湊・3cm・2m)
房総半島以南、インド・西太平洋の熱帯域に分布。水深50m以浅の沿岸に生息する。鼻腔にある皮弁は二つに分かれる。幼魚や若魚は体がオレンジ色で黒色の線模様や点模様がある。これを見たときは港の中の水深2mぐらいの砂地。あまりにかわいいので一時、ガイドの中でアイドルになった。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)