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八丈島でダイビング!BIENTOS(ビエントス)

八丈でダイビング中に出会った生き物達の写真館です

サクラミノウミウシ

2008年07月07日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ミノウミウシ亜科/アオミノウミウシ科(八丈島・ナズマド・20m・3cm)
日本に分布。体、触角、口触手は半透明な白色。内臓塊はピンク色で、体表面を通して見られる。背側突起は半透明な桃色がかった白色。八丈島では冷水塊のときに多く見らるが、普段はそれほど多くはない。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)

シロハナガサウミウシ

2008年06月21日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/スギノハウミウシ亜目/ホクヨウウミウシ科(八丈島・神湊・3cm・4m)
体色は白色、黄色、橙色など変異に富む。背面にはきわめて微細な顆粒状突起が散布し特に口幕で密になる。背面突起は幼体では少ないが大型個体では12対を超え、大小の突起が交互に並ぶ。ユビノウハナガサウミウシは和名の新参異名。八丈島には少ない種類。この個体も冬の港の中で確認された。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)

キイロイボウミウシ

2008年06月14日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜科/イボウミウシ科(八丈島・八重根・4cm・15m)
佐渡島以南、インド・西太平洋熱帯域に分布。南洋ではやや普通に、本州では日本海側では浅所で普通に見られる。その鮮やかな黄色は目立ち遠くからでもそれと認識できる。八丈島でも普通に見られる。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)

サガミイロウミウシ

2008年06月08日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜科/イロウミウシ科(八丈島・八重根・1.5cm・10m)
背面は白色で周縁は青色から青紫色の断続した色帯で縁取られる。そのやや内側を黄色の断続した線がめぐっている。背面の中央には周縁と同色の小斑紋が散在している。この小斑紋がやや滲んだようになる固体もある。腹足にも同色の小斑紋が散在する。触角と鰓は白色で触角の中央から先端にかけてと鰓の軸は朱赤色。八丈島では冷水塊のときに多く見られる。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)

ゾウゲイロウミウシ

2008年06月08日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜科/イロウミウシ科(八丈島・八重根・2cm・10m)
インド洋東部、西太平洋熱帯域に分布。体地色は象牙色から薄紫色、藍色などと変幅が大きい。外套膜の周縁は通常はごく細い線で縁取られる。触角や鰓の色彩は地域変異が多いが、写真の固体が一般的。八丈島では普通に見られる。写真を撮るときは白飛びしやすいので絞りやストロボ光量に気をつけたい。シンデレラウミウシは本種の色彩型としている。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)

イロウミウシ属の1種2

2008年06月04日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜科/イロウミウシ科(八丈島・ナズマド・3cm・15m)
八丈島、沖縄諸島、南アフリカに分布。背面は半透明で白色の不透明な斑紋が腹足も含め、全体に散在している。日本においては非常に珍しい種類。八丈島では2003年にナズマドで見たのが最後。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)

カナメイロウミウシ

2008年05月29日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜科/イロウミウシ科(八丈島・乙千代ヶ浜・3cm・20m)
西太平洋に分布。体地色は白色で、外套膜の周縁は最も外側から順に、黄色、赤紫色に縁どられる。内側の赤紫色帯は太さが不規則で途切れる事もある。両触角の間から鰓にかけて、橙赤色の線が2本あり、それぞれ前後端でつながる。さらにその両側にも同色の途切れがちな線がある。腹足部も白く、周縁は輪郭のぼやけた紫色で縁どられる。伊豆半島では深場のウミウシだが八丈島では20m付近で見る事が出来る。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)

シロタエイロウミウシ

2008年05月27日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜目/イロウミウシ科(八丈島・八重根・3cm・10m)
インド・西太平洋に分布。体色は透明感をおびた白色。背面の周縁は黄色に縁どられるが、ほぼ白一色の個体も多い。背面の触角前方から鰓後部にかけて3箇所に不透明な白色の斑紋がある。その斑紋の1つがハート型になっているものが多く、女性に人気のあるウミウシ。八丈島ではごく普通に見る事ができ、真っ白でよく目立つのでウミウシ初心者でも見つける事が出来ます。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)

コンガスリウミウシ

2008年05月25日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜科/イロウミウシ科(八丈島・八重根・3cm・10m)
八丈島・小笠原諸島に分布。体は細長く、背面の中央と腹足は青色で、濃い青色の細線が数本縦に走っている。この縦線の間に白い縦長の斑紋が不規則に入っている。背面の周縁は幅の広い淡黄褐色の帯で縁取られる。腹足の周縁は無色。鰓と触角は淡褐色。八丈島ならではのウミウシとして紹介している。冬から春にかけて多く見られる。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)