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安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

キリスト教国への道 03 クリスチャン急増する1970年代 03 韓国のキリスト教会は祈りの勝利で急成長した

2024-07-28 04:00:00 | キリスト教国の歴史と現在 韓国
「韓国のクリスチャン急増する1970年代」のテーマで

今後、書いていきますが、そのテキストは、

これまでのように鈴木崇巨先生の書かれた

「韓国はなぜキリスト教国になったか」(春秋社・2012発行)です。

そして第3章をたたき台にして連載していきます。

鈴木先生は1970年代に歴史上類例がないほどの急成長した理由として


1・キリスト教という純粋な教えを持つ宗教が

2・非常に純粋なこころをもった民族に

3・過酷な迫害と殉教の歴史の中で出会い

4・国民の信頼を勝ち取り

5・爆発的に1970年代に急成長した。


と指摘されています。

上記で3の迫害と殉教ですが、鈴木先生も指摘されていますが、

「殉教者が多く出ても伝道につながらないこともある」ので、

韓国の場合は、何よりも「韓国のクリスチャンはとにかくよく祈ること

だと書かれています。

私も韓国が祈り、しかも断食祈祷が成長の起爆剤

ということを実感しています。

1993年2月11日に私は韓国のオサンリ祈祷院に行きました。

長老が墓場をくりぬいた個別の祈祷部屋で祈りましょうと

案内してくださいました。

零下5度の厳寒で暖房もない岩の中で1時間の祈りは、

今までそのような経験はなく、ただ我慢するしかなかったのですが、

隣で祈る長老の祈りはよく聞こえてきましたが、それは激しい祈りでした。

その後、ご自宅の夕食に招待してくださったのですが、

応接間に「日本のため一千万人救霊」という掛け軸があり、

朝早くからこの掛け軸の前に日本のリバイバルのために

祈っているとお聞きし、何か震えるものがありました。

私は愛農高校でチェアム教会謝罪事件のことを取り上げた

校内弁論大会で優勝して以来、韓国に対して7つの略奪をした

大罪を犯したことを知っていますので、

このような「一千万人救霊」という掛け軸の前で

日本のために祈られていることに

何か激しい霊的な悔い改めと和解の霊に満たされ、

夕食も何か喉を通らなかったことを鮮明に覚えています。

先回、述べましたようにこの祈祷で聖霊にタッチされ、

日本への帰国する時にすでに

日本に断食祈祷院を建設することを決意していました。

その後、断食祈祷院建設の準備のため、

再びオサンリ祈祷院に行きましたが、

韓国のキリスト教会は断食祈祷院がすでに2000か所も存在し、

韓国リバイバルの熱風がなおも吹き続いていました。

韓国では路傍伝道は一切、ありません。

むしろ家族でクリスチャンになった者が一人いれば、

その方が家族全員、救われるまで断食祈祷するのは当たり前なのです。

ゆえに家族全員が救われますので、当然、家庭集会が生まれ、

家族同士の交流で親族、友人が救われていくという連鎖が起こりす。

1993年の時点でオサンリ祈祷院の母体であるヨイド純福音教会は

信徒数70万人いう世界一のメガチャーチとなっていました。

そして祈祷院は3万人が収容できるノアの箱舟をかたどった礼拝堂でした。

コメント
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