愛煙家の多事総論

このブログは愛煙家こと私が、世の中の色々なニュースに対して、自分勝手な評論をする駄ブログでございます。

タイ米の寿司

2006-10-01 19:16:06 | 国際情勢
昔ドイツに住んでいた頃、友人の車でフランスに遊びに行った。日本では考えられないが、国が地続きであるために、他国に遊びに行く感覚は東京の人間が大阪に遊びに行くくらいの軽い感覚だ。また、車が滅多に通らない田舎道なんかでは平気で180キロ近く出すので、割とすぐについてしまう。フランスのストラスブールなんかには、はまっていた時には毎週のように遊びに行った。

んで、ドイツに住んでいた頃はミュンヘン辺りまで出向かなければ無かった日本料理店だが(地方にもあったんだろうけれど)、フランスだと地方都市にもあったりして、何回か食べに行ったことがある。

しかし、大抵の日本料理店は不味い。おかしい。そもそも日本料理じゃねーだろ。的な店が多かった。

自分が食った中で、明らかにおかしいと思った料理は

焼き魚を握っている、要するに焼き魚の寿司

天ぷら蕎麦を頼めば、フライドポテトが出てくる

ざる蕎麦の汁は、醤油のみ

シャリがタイ米の為にボロボロ崩れるお寿司

パスタのラーメン


と、まあこんな感じ。
はっきり言って無茶苦茶である。

そして、その店の店主は日本人ではなく、ベトナム人。恐らく、日本料理など食ったことも無いのだろう。つーか、ベトナム人だったらラーメンにパスタはねーだろ・・・。せめて米麺使えよ・・・。


そんな適当な日本料理が、最近フランスでは急増しているらしい。フランスの日本ブームに乗っかろうとした中国人、韓国人、ベトナム人、タイ人などのアジア系の人間が、こぞって「日本料理」にモデルチェンジしたためだ。

勿論、日本人としてはそんな適当な連中に、適当なもんを作られて、フランス人に「日本料理」というものを誤解されてしまってはたまったもんではない。

ということで、この度フランスの日本料理店を「採点」することにしたらしい。


「正統」な日本料理店にお墨付き、仏で1日から新制度


【パリ=島崎雅夫】グルメの国フランスで、日本貿易振興機構(JETRO)パリセンター(中井毅所長)が1日から、「正統」な和食を出す日本料理店を推奨する制度を正式にスタートさせる。

 覆面審査員がフランス国内の日本料理店を採点、合格店に推奨マークを交付する。

 懐石やスシ、天ぷら、焼き鳥などを提供する日本料理店はパリを中心に全仏で約600店あるが、料理人が日本料理店で修業したことがないのに、日本食ブームに便乗して、中華やベトナム料理店から衣替えした日本料理店が目立ってきた。

 このため、JETROはフランス人への「道しるべ」を示す一方、日本食や日本食文化の認知度向上を狙い、推奨制度発足を決めた。




フランスに限らず、アメリカ、ドイツなどの日本料理店でも「これが日本料理?」というような店がある。
こういった運動は、世界規模に広めて、日本料理、日本文化の啓蒙に務めるべきだと思うのだが。

まあ、何にしても良い傾向だろう。








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2 コメント

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カリフォルニアの場合 (mdyaroh)
2006-10-03 10:54:09
「日本食レストラン」の過半数は韓国人経営、若しくは韓国人料理人。

そういう所はほぼ例外無く「甘い」。

蕎麦・饂飩のつゆ、汁物、炒め物、焼肉、全てが甘い。

チヂミやビビンパを出している日本食レストランには要注意だ。
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Unknown (愛煙家)
2006-10-05 01:44:52
>そういう所はほぼ例外無く「甘い」。



韓国人だから、全部に唐辛子が混入されているのかと思ってましたw

ニューヨークの方では、あんまり韓国人経営の店ってなかったですよ。探せばあるんだろうけれど、割としっかりとした店じゃないと生き残れないらしいので、にわか料理人はすぐ潰れるらしいです。



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