愛煙家の多事総論

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許す気など最初からなかった

2006-08-11 03:41:04 | 国際情勢
サヨクな人は良く

「中国に酷いことをしたのは日本なのだから、謝るべき」

「謝って謝って謝り続ければ、誠意はいつか通じて中国と真の友好を築くことが出来る」

そんな甘言を吐く。
中国には、もとより日本を許す気などなかったというのに・・・。

歴史問題、永遠に追及 中国主席が指示

「歴史問題、永遠に言い続けよ」江沢民氏、会議で指示

結局のところ、誠意など通じない、言葉は届かない、そんな相手だったのだ。そんな相手にラブコールを贈ることほど不毛なこともそうはないだろう。


日本は今まで公式に中国に何度も謝罪した、非公式には数え切れないくらいだ。ODAもたんまり与えた。無償援助も腐るほど。「留学生枠」を作って、犯罪者を日本に呼び込むくらいの厚遇も見せた。

しかし、中国にとってはそれらは全て「当たり前」のことでしかなく、日本がいくら尽くしても、中国が恩を感じることなどない。

当たり前なのだ。中国にとっての日本は、「敗者」であり「加害者」であり「奴隷」なのだから。そういった下賎のものが世界の王たる中国に尽くすのは当たり前の話なのだ。それが共産党幹部や中国人民の人間の気持ちだろう。

実を言うと、自分も少しは中国といつかは真の友好が生まれるんじゃないかと思っていた。
過去の侵略の事実は消せないにしろ、ユダヤやフランスがドイツを許したように、アルジェリアがフランスを許したように、ベトナムがアメリカを許したように、時間を掛けていけば、少しずつ友好が生まれるんじゃないだろうか・・・そんな気持ちだった。

が、中国は最初から日本など搾取対象としか見ていなかった。許す気などなかった。
こんな茶番はない。


勿論、当時とは情勢が違うし、以前よりも実務的な面での友好は進んでいる。しかし、恐らく政策レベルでの基本的路線は変わっていないだろう。まだまだ江沢民の影響力が強い現中国政府。そうそう彼に反抗するようなことなど出来まい。

また、江沢民の子飼いが今の政権を握っているのだ。その思想を受け継いでいてもなんら不思議ではない。
恐らく、靖国に参拝しなかったら靖国を潰せとほざきだすだろうし、A級戦犯を分祀してもA級戦犯を祀ること自体に文句を言ってくるだろう。

恒久的に日本に歴史問題を吹っかけ、常に日本よりも上位の位置を占めようとする・・・。

こんな国相手に「真の友好」などと叫んでいるサヨクや進歩主義の皆様の頭の中は、お花畑が咲き乱れているに違いない。


が、だからといって日本も中国を敵視するのは得策ではない。いくら向こうがこっちを憎んでいるからといって、こっちも憎んでしまっては争いが生まれる。
が、かといってこっちから下手に出れば舐められるし、媚を売っても無視される・・・。

となれば、日本は極力中国を「無視」するしかあるまい。領土問題などでは勿論話し合うが、それ以外の、要するに歴史問題などの言及については完全に無視。
さらに汚く言えば、「歴史が風化するまで放置」ということになる。

ユダヤよりも心が狭く、フランスよりも事大主義者な中国に対抗するにはこんな策しかないのではないだろうか。




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