愛煙家の多事総論

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まぐろを食卓に上げ難くなる今日この頃

2007-08-13 22:46:16 | 国内情勢
世界的にマグロの漁獲量が減らしたことを受けて、まぐろの価格がじわりじわりと高くなってきた。減らした当初は、「まだ安いじゃん」と笑っていられたが、この頃になると簡単に手の出せる額ではなくなってきた。寿司屋などはそれでも安価にまとめようと頑張っているが、スーパーなどでは「冗談だろ」と言いたくなる値段をもちらほら。このまま、まぐろは高級魚に成り上がっちまうのか・・・と思っている皆さん、朗報だってありますよ。

クロマグロ、大量養殖に道 3歳魚の産卵に成功


独立行政法人水産総合研究センターは、クロマグロの親魚育成に取り組んでいる奄美栽培漁業センター(鹿児島県)で、3歳魚の産卵を今年初めて確認し、1億個以上の受精卵を得ることに成功した。クロマグロの養殖はこれまで、天然の幼魚(ヨコワ)を育て5歳以上でしか産卵させられなかったが、より小型の若齢魚からの採卵が可能になれば、ブリやマダイ並みの本格的な大量養殖に道が開ける可能性があるという。

 水産総合研究センターは「今年は3歳魚をこれまでの数倍の密度の生育環境で飼育してみたことが産卵につながったのではないか」(有元操・チーフ研究開発コーディネーター)とみている。
 奄美栽培漁業センターでは平成6年からクロマグロの親魚育成に取り組み、9年から5歳以上の親魚が産卵している。今年は6月初旬から3歳魚が初めて産卵を始め、7月下旬までに1億個以上を産んだという。現在、3~4センチの稚魚は水槽で育てられ、6センチ前後になった約1300匹がいけすに戻されている。養殖では3歳魚で約100キロ、5歳魚約150キロ、10歳魚約400キロと天然魚の倍の速度で成長。成長に従って必要となる大きな飼育スペースの確保が大量養殖に向けたネックとなっており、小型の若齢魚からの確実な採卵と、親魚育成の時間短縮は大きな課題とされてきた。

 同センターは今回、3歳魚を直径40メートルの網の中に250匹という高密度な環境で飼育。これが3歳魚の産卵につながったとみられている。



詳しいことはよく分からんが、これでまぐろの完全養殖への道のりがまた一歩すすんだことになるのかな?だとしたら嬉しいことこの上ないぜ!

良く

「養殖は天然物に比べてなぁ・・・」

なんて声も聞くが、気にしなーい!
少なくとも俺は、気にしなーい!

だって、正直なところ養殖物と天然物の鰻の区別なんて全然つかねーし。つか、正反対に間違えたことすらあるし。貧乏な舌で悪かったなこんちくしょう。味より量で悪かったなこんちくしょう。


でも、一貫2000円の天然物大トロよりも、一貫100円の養殖物マグロを20貫分食った方が満たされるのは、俺だけじゃないはず。


何にしても、完全養殖に成功する日を今か今かと心待ちにしておりまする。



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