徒然肉

それほどまずくない

帰国のおまけ

2008-10-12 15:27:42 | 旅行
日記書き終わって、その後風呂入って、水買いに行ったりいろいろしてる間に1時になってた。
明日は5:30起きだと言うのに。
そしてなぜか一回ハッと目が覚めて時間を確認。
3:30。
気がはえーよ。
再度寝。
寝てる間に、同室の2名が帰ってきたようだ。
8名部屋なのに3名しかいないって、どんだけ人気無いの。
5:30にアラームで起きた。
ごめんね、さっき寝始めたばかりの人らごめんね。
トイレ行ったり鍵返したり。
最後にデポジット(鍵の保証金)10レイを返してもらって、5:50に出発。

さて、空港までの行き方だがどうしたものか。
寝る前まではタクシー一択だったのだが、ふと地球の歩き方のバスのところを見てバスに変更。
ホステルからすぐ近くだ。
どうやら30分近くにならないと来ないらしい。
30分も待つのかよ。
他にも2,3名バス待ちの人が来た。
おっと、そういやバスの切符買ってねえ。
チケット売り場でオトペニエアポートまでと言って適当に3レイ出す。
なんか紙のチケットをもらう。
トラムって書いてあるけど、まあ、共通なんだろう。

ようやくバスが来たので乗り込む。
えーと、このチケットはどうすりゃいいの?
といろいろ見てたらおじさんとおばさんが、そこ見ろと掲示示す。
なになに・・・磁気カードかPASMO風のやつかよ。
なんなの俺の持ってるこの紙は。
とりあえず次で降りろと言われる。
たぶんトラムと間違えて乗ったと思われたみたい。
えー。
次は1時間後だってのにありえないだろ、と思いつつ降りた。
仕方ないのでタクシー。
初めからタクシーにしておけば良かったよ。
なんなのあの切符売り場のばばあは。

すぐ来たタクシーに乗り込みオトペニエアポートと告げた。
えーと、空港までっていくらくらいかかるの?と思い地球の歩き方を見る。
空港から市街地の場合だけど、55レイ。
超ギリギリじゃねーか。
60しか持ってねえよ。
反対(市街地から空港)だって同じくらいかかるだろ、常識的に考えて。
しかも2006年当時でタクシー運賃が1kmあたり1.1~1.5レイ。
俺が今乗ってるタクシーは1.92レイ/km。
おわた。
途中でATMのあるところで止めてもらうか、空港でATMまで付いてきてもらうかしかない。
と思ってあきらめてたら、22レイ位で着いた。
えー。
30レイ渡して、釣りはいらねえぜ状態。
それにしても安くてよかった。

朝飯にパイとマフィンとファンタレモン。
全部で1000円近く取られた。
ねーよ。
なんでこんなに高いんだよ、ヨーロッパの空港は。
何でも高すぎだよ。
と言ってもモスクワとオトペニしか知らないけど。
どうせ他も同じだよ、西欧は。すぐぼったくるよ。
日本みたいにマックとか入ってればいいのに。

搭乗券もらって、手荷物検査受けて、出国スタンプを押してもらった。
お、今度は飛行機マークが入ってる。
ブルガリアもルーマニアも出国スタンプは乗り物マーク付ですよ。
ブルガリアは入も出も列車だが、ルーマニアは入が列車で出が飛行機。
それに比べて他の国ときたら、なんと味気ないことか。
もっと工夫しろ。

土産のお菓子を購入。
チョコしかねえな。
チョコじゃ無いのがあったと思ったらピーナッツだよ。
チョコか豆。
選ぶとか選ばないとかそういうレベルじゃ無い。
両方ですよ。
残金に多少の余裕があったのでゴディバも買ってやった。会社向けな。

残りのレイを換金しようとしたら最低42レイ以上といわれたので全部寄付。
トルコリラもブルガリアレバも寄付。
数千円は寄付した。

炭酸水をユーロで購入。
3ユーロ。
ねーわ。
どんだけぼったくれば気が済むの。

そんなことしてるうちに搭乗時間になった。
バスで飛行機に移動。
おー、これがツポレフ。
エアバスでもボーイングでも無いジェット機はこれが初めてだ。
はじめてのツポレフ。はじつぽ。
ツポレフは飛行機後部に3つのジェットエンジンが付いてる。
エアバスとかボーイングのは、主翼の下に中型機なら2基、大型機なら4基ついてる。
見た目からして超特殊。
早速写真を、と思ったらバスの運転手にクラクションで注意された。
だめかよ、残念。
そしたら、バスが行った後ケータイで撮ってるやつらが。ずるいぞ。

搭乗したら席がエコノミーの中で一番前だった。
3人席で他にも2人いるが、そいつらの荷物もでかい。
ちなみに俺は全部手荷物なので、俺の荷物もでかい。
どうにもなんねえな、どうすんだ。
と思ったら、その二人は後部座席のあいてる方に回された。
俺の荷物は、その2席の所に転がし。

搭乗後に朝飯。
パン、ハム、チーズ、生ピーマン(パプリカか)、生トマト。
ピーマンが甘くてうまい。
そして睡眠。
軽く寝てる間にモスクワ到着。

トランジットの方に行って、パスポート見せた。
チケット見せろと言われたので搭乗券見せようとしたら、それじゃなくチケットと言われた。
Eチケットの印刷見せようとしたら「あらEチケットなのね、じゃあいいわ」みたいなことを言われたっぽい。
そこのところスルーして出て、と言われて終了。
手荷物検査とかする場所があって人が誰もいない。
スルーしようとしたらドア開かずに出れない。
なんなの。
他のところか?違うな。
そういや、来るときはやった気がする。待ってりゃ誰か来るのか?
と思って待ってたら、どんどん人がたまってきた。
・・・トランジットの係官が来てボタン押してドア開けてくれた。
そこのボタン押せばよかったのか。

ここからが本当の地獄だ。
12:30モスクワ着で、乗り継ぎ便の出発が19:20。
7時間近くも何をしてろって言うんだ・・・。
まあ、既に昼なので腹ごしらえを軽く。
コーラとワッフルとプリングルス小さいの。プラス後で飲むための炭酸水。
これで230ルーブル。
また1000円近くだよ。
何がそんなに高いんだよ。
ショバ代か?

さっさと食べて終了。
寝ようと思ったが特に眠れず。
ボーっとしたり、地球の歩き方読んだり、ルーマニア語の指差し会話帳呼んだり。
もう行き終わった国の読んでどうしろと言うのか。
暇すぎてしょうがない。
隣のインド人家族にあそこに席空いてるから、ここ空けてくれ言われた。
どうやら横になって寝たいらしい。
おーけーおーけー。

そしてまた暇。
今ここでEeePCのバッテリを使ってしまうわけには行かない。
飛行機の中もこれまた暇なのだ。
耐えろ、耐えるんだ。
次からはPSPかDSを持っていくことを検討するわ。
旅行中も引きこもり生活と同じ環境を。

隣に座ってる人が変わった。
アジア人のおばあさんと、顔つきはアジア人なのに栗色の髪と青灰色の目をした女の子。
ハーフかクオーターか?
髪だけならアレだが、目が非常に違和感。
おばあさんも普通にロシア語しゃべってる。
女の子が、なんか袋の中に入ってる何かを取り出して捨ててる。
非常に説明しづらいが、整理すると、
・手荷物の袋から、ビニール袋を取り出した。
・ビニール袋を空けたら、料理の匂いがした。
・そのビニール袋からフォークで何かをティッシュの上に取り出していた。
・その何かを捨てに行った。
横目で見てただけなので、その何かが何だったのかが良くわからん。
もう永遠に謎のままですよ。

サリー着てる白人がいる。
腹出てるよ。サリーの着かた的な意味で、体系ではない。
寒くないのか。
おでこにインド人のやる赤いのもやってある。
本格的だな。
娘の方はサリーの上にトレーナー着てる。
お前はだめだ。
そしてあまりの本格的っぷりに本物のインド人のおっさんも注目してた。
やっぱ目立つようだ。

目の前に売店があるのだが、アメリカ人がビール買いに来た。
1本6ドル。ハイネケンの350mlが。
アメリカ人が2本で?と聞きなおしてた。
ですよねー、ぼったくりすぎですよね。
ホント自重しろ、モスクワ。
だいたいDUTY FREEショップの店の酒が、日本の普通の酒屋より高いとか意味なさ過ぎるだろ。
なんでジョニ赤で2000円超えるんだよ。
ウォッカも高いから、別に輸送費用とかそういうんじゃない。
多分ショバ代が高い。
なんなの。

15:00なので軽くおやつと思って、炭酸水を開けたら噴出した。
激しく噴出しすぎだろ。
まあ水でよかった。
被害は軽微だ。
そしてバスに乗る前に買っておいたグリッシーニをむしゃむしゃ食べる。
食べてる間も暇です。

ちょっとうろうろしてみる。
あ、さっき同じ飛行機だったルーマニア人だ。
すごい無愛想なのが1人いる。
他のルーマニア人は目が合ったらにこっとするのだが、その人だけ表情に変化が無い。
そしてもう1人と会話してて、そのもう1人の方はにこやかなのに、なぜか表情に変化が無い。
あれだな、クーデレ。多分。

うろうろしても暇だしじっとしてても暇。
もうどうにもならない。
と言うころに、やっと搭乗の手荷物検査。
かばんの中のゴディバのチョコがちょっと引っかかった。
かばんの中を見せただけでスルー。
わざわざかばんのチャックを閉めようとしてくれる。
いや、別にいいです。
モスクワ空港はなぜか靴まで脱がされて、靴もX線検査。
どこのKGB対策だよ。

手荷物検査が終わったので搭乗口の一番近くに陣取る。
今度は一番先に搭乗して、でかい荷物を上の棚?に収めねば。
さっきは一番最後に乗ったので他のやつらの荷物に占拠されてた。
待ってる間にバックパックの下の方に手を突っ込んで小説を取り出す。
来るときに既に読み終わってるんだが、何も無いよりはましだろ。

そしてついに搭乗。
あ、日本語の新聞がある。読売をもらった。
前の人は朝日を持ってった。
赤の手先か。
そして今度も席が一番前。
どういうことだよ。

さっそく読売新聞を読みふける。
なんか知らないうちに株価が9000円割れしててびびる。
しかも大和生保が破綻しててさらにびびる。
巨人優勝はどうでもいい。
野球とかホント興味ないんで。つーか、テレビからは消えて欲しい。
あと高校野球もテレビからなくなって欲しい。
こいつらは番組ずらす害悪ですよ。ホント死ねばいいのに。

新聞読んでるうちに離陸した。
さすがに新聞もあきた。
新聞に没頭できるほど世情に興味があるわけでは無い。
小説を再度読み始める。
二度目でもそれなりに楽しめるな。
ちなみに読んでるのは塚本青史の「張騫」。

おっと、晩飯だ。
フィッシュorミート。
ミートを選択。
なんか煮込まれてるの。
しょっぱい。
サラダのソースがタルタルソースで、おとといの晩飯を思い出す。
ああ、たらふく飯が食べたい。

飯のあとトイレ。
他の人もトイレ。結構並んでる。
やっぱ寝る前はトイレ行くよね。
って、あ、さっきの無愛想なルーマニア人。
あんたも日本行きかよ。
ちょっと驚いた。
何しに行くんだ?

軽く小説読んでから、日記を書き始める。
今って日本時間で3時近くかよ。
寝ればいいんじゃねえの。
到着は日本時間で10時予定ですよ。
せっかくここまで温存しておいたのに使わないわけにはいかないと言うことで日記を書き始める。
暇だったせいか人間観察のし過ぎでネタがそれなりにある。
さすがに現在進行形で書き続けるわけにも行かないので終了。
寝るか。

何かの気配を察して起きたら、朝飯タイムだった。
まず水をもらう。
即飲み干す。
その後朝飯。
パンケーキかパンか。
パンケーキを選択した。
クレープみたいなのにリンゴがくるまれてた。
なかなかうまい。
このクリームみたいなのはかけるの?そのまま舐めるものなの?
たまにデザートだったりするから困る。
どろり濃厚クリームをぶっかけてみた。
これはこれでうまいな。
そしてバターのみのパンと菓子パン。
パンケーキ選択してもパンが付いてくるのに、パンを選択してたら何が出てきたのか気になるところだ。
パンはすんごいぱさぱさ。菓子パンも同様。
口の中の水分を奪われながらもがんばって食べた。
食後に紅茶。
潤う。

飯のあとは小説読んで着陸まですごした。

着陸後、エコノミーではいの一番に降りた。
早歩きで前のファーストクラスのやつらに追いつく。
さらに税関の並び方でファーストクラスのやつを追い越す。
なんの勝負だ。

マンガ雑誌を買わねばと思ったけど、2週間分で1週とばすことになるのはアレだと思い直し買わない。
あとでマンガ喫茶に行って読まねば。

京成に乗ろうと改札通ったら外国人カップルが迷ってるので、どこ行くんだと聞いてみた。
成田だと言うのでこっちだと教える。
まあ京成の改札通ってる時点で、1番線も2番線もホームは一緒なのでどこから降りようと同じだけどな。
ちょうど電車が来てたのでそれに乗った。
青砥で乗り換え。
乗り換えの時に立ち食いそばを食べたい衝動に駆られたが5分で電車が来るのであきらめた。
まあ家に帰ってまだかなり残ってるそうめんでも食べようと思いつつ。

ちなみにこれ書いてるときはまだ食べてない。
以上でマジ終了。

ブルガリア-ルーマニア移動(旅行13日目)

2008-10-11 05:16:05 | 旅行
さて旅行ももう終わりですよ。
今日ルーマニアに行って、明日の朝一番のフライトで日本ですから。
ほんとルーマニアには何しに行くのかわからない。

朝7:30に起きてメールして、出かける準備。
そして朝飯。今日はみんなと同じくらいの時間なのでチーズとハムと野菜のプレートがあった。
適当にパンと一緒に食べて終了。
隣のおっさんらがアイスランドの金融危機について話してた。
アイスランドはやばすぎるので通貨取引をユーロ固定にした。
ブルガリアは前からユーロ固定です。こっちのはユーロ通貨圏に入る一環なのだが。

そして荷物を詰め込んで、ってあれ?洗ってもらったはずのタオルが無い。
まあいいか。もう使わないし、ぼろいの持ってきたし。
チェックアウトしてタクシーを呼んでもらった。
最後までフレンドリーかつ親切。
すばらしいホステルだ。
ロケーションが市街地から離れてるので微妙だが、静かで景色もいいので逆にそれが良いというのもありか。
HostelWorld(宿予約サイト)の評価レーティングはいまいち当てになるのか微妙な気がしてたが、ここは大正解だったわ。

タクシーで駅まで行った。
途中通る道が謎過ぎる。
おいおい、そっちでいいの?って方向に行くが、高低差+川のせいでくねくねまがってるのでしょうがないのだろう。
10分もせずに駅に到着。3レバちょい。
駅で切符を購入して電車を待つ。
なんか新型のやつが来た。2両編成で、1両に片側ドア1つという小さめの。
よく見たらディーゼルじゃねえか。どこのマイナー路線用だよ。
今まで乗り継いできたメイン路線は全部電化済み路線です。ベリコ タルノボ含め。
どうやら乗るのはその列車じゃ無いようだ。
待ってるうちに電車が来た。
見た目は非常にぼろい。ディーゼルの方が最新型。

トンネル2つ抜けて20分くらいでゴルナ オリャホビッツァに到着。
途中に2つ駅があるんだが、一人しか降りず誰も乗ってこない。
その一人もなぜ降りたのか、旅行者風なのに。何かあるのか?

ゴルナ オリャホビッツァで昼飯。
まだ11時だけど、12:27発の電車なので早めに食べておかないとね。
この前と同じところ。
メニューを見てたら英語を多少しゃべれる人が教えてくれた。
ヨーグルトのスープ、モツのスープ、ケバブチェ、キョフテ。
いや、本に書いてあるのは俺もわかります。
とりあえず、モツのスープとパンと、読めないので適当なの。
モツのスープはトルコで食ったのと見た目同じだが、こっちの方が臭みが少ない。
下処理が違うんだよ、下処理が。多分。
読めないやつは発音的に「ビレーシュなんとか」って言ってたので鶏肉だろう。
鶏肉は「ビレーシコ メソー」で、メソーが肉。ビレーシコが変化してビレーシュなんだよ。
出てきたのは豚肉でした。
完全に予想が外れたわ。
炭火で焼いた薄めのとんかつくらいの豚肉が、白濁したソースに浸ってる。
久しぶりに噛み応えのある肉だ。うめえ。
これは正解だったわ。適当に頼んでみたけど。

昼飯の後、Deby Colaとエロ本を購入。
指さしで頑張りました。
べ、別に俺が読むわけじゃ無いから。お土産だから。
ちなみに日本への持込は禁止だ。
土産になりませんね。

駅前のパン屋で電車の中で食べるおやつ用のパンとアイリャンを購入。
アイリャンって言ってるのに伝わらなくて困った。
歩き方に載ってるやつを見せて指さしですよ。
発音が悪かったようだ。
アイリャンはすぐ飲んだ。いたんでもまずいしな。

電車が30分遅れで到着。
掲示板に赤字で15と書かれていたので、15分遅れかな?と思ってたんだが。
そして発車も別に急がない。
そういうものなのだな。

いっぱい人が乗り込む車両に俺も乗り込んでみた。
席がどこなのか、おばさんにチケット見せて聞いてみた。
どうやら車両自体違うようだ。
出て行こうとすると、窓から駅員を探してくれた。でもいないので、あっちの方の駅員に聞いてみてみたいな身振り手振りをされる。
そっちの方にいったら、車両にブカレスト行きと書いてある車両が合った。
すごいぼろい。
これじゃなくてそっちのちょい新しい感じの車両でしょ、と期待をかけて駅員に聞いてみる。
やっぱりそのぼろいのでした。
席がわからないので適当にあいてる個室を占有した。

眠いので即寝。
一時間位して目が覚めるも、眠いのでまた寝た。

次に起きたら15:00くらい。
おやつの時間なので昼に買ったパンと昨日のサラミを食べる。
このサラミは皮がビニールじゃ無いから皮ごと食うんだよね?
って言うか、昨日からそのまま食べてました。
今のところおなかは大丈夫。

暇なので日記を書き始めた。
すぐにルセに到着してしまった。
ここが国境越え直前の駅だからなんかあるはずだが。
コンパートメントから出たり、うろちょろしてると警察が来た。
パスポートを見せろと。
メモだけとって行っちゃった。スタンプは?
不安になりつつも待ってると、警察とは別の制服を着たおばさんが来た。
パスポートを出したら無線でどこぞに連絡してる。
ちょっ、俺のパスポートをうちわ代わりにしないで。
無線から微妙な発音で俺の名前が聞こえる。
オッケーらしい。
スタンプを押してもらい返してもらった。
にっこり笑いながらチャオと言われた。おばさんなのにかわいく見えるから困る。

さて次の駅でルーマニア入国スタンプだな、と思ってたらまた別のおっさんが来てパスポート見せろと。
中国人?と聞かれた。
パスポート見せて、お前今国を確認したのになぜその質問。ギャグか?
笑ってジャパニーズと言ったら、そうそう笑っとけ言われた。
なんなの。

ルセを出てしばらくしたらドナウ川越え。
ここが国境。
おー、すげえ。ドナウ川だ。
ローマ帝国はここを国境にして蛮族の侵入を防いでたわけですよ。
カエサルの発案で川で蛮族の侵入を防いでたのです。東はドナウ川、西はライン川。
で、その後なんとか帝(トライヤヌスだった)がドナウ越えしてダキア(ルーマニア)をローマ化したのでRoma-niaなのです。
で、そのルーマニア。
特に景色が変わるわけでもなく。
そのまま日記を書き続ける。
ついでに今日の分も途中まで書く。

そんなことをしてる間にやっとブカレストに到着。
もう18:30過ぎてて薄暗いんですけど。
17:09到着予定なのに。
どんだけ遅れれば気が済むの。
なお、その列車のブカレスト発は23時頃。
ここで調整かよ。

駅の両替屋で20ユーロだけ交換。
メトロ乗るので。
50レイちょっとになった。
そして残ったレバが交換不能。もうだめだ。空港で募金するしかない。
トルコリラ含めて数千円分くらいある。
慈善家過ぎる。

メトロの場所がわからずインフォメーション(iマーク)で聞いてみる。
外出て左らしい。
そのとおり行ってみるもよくわからずおばさんにメトロと聞いたらあっちと指さして教えてくれた。
あったあった。
駅の近くは偽警官が出ると書いてあったので超びくびくだぜ。
こええよ、ルーマニア。マジこええ。

メトロの番号は黄色が1号線らしいが地球の歩き方には3号線になってる。
なんなの。
ロンプラは1号線となってる。
途中で1と3両方書かれた掲示があった。
なるほど最近変わって、地球の歩き方の情報は古いんだな。
メトロで切符を買って、ホームに。
あ、こっちのホームでいいのか?
だめなら次の駅で乗換えだ。
オッケーだったっぽい。
大勝利。
そして次の駅でNo2のメトロに乗り換え。
今回はちゃんと行き先とホームを確認。
大学前で降りた。
地上に上がる階段が大工事中。
ぼろぼろのところを歩かされる。ワンダフルだな。

既に薄暗すぎる。怖い。
えーと、インターコンチネンタルホテルがそこだから、こっちの道が俺の行くべき道。
ゴーイングマイウェイ。
この通りの30番らしいが。
ねーな。
とちゅうで怪しいアパート(日本的にはマンション+1Fが商業施設)を発見。
表には見当たらないので裏手に回ってみる。
ちょうど入っていく老夫婦に聞いてみた。
もっと先だと教えてもらう。
さらに歩く。
28がここだから、30は・・・ここか?
怪しげなところの中に入っていく。
クラブとかその他あるけどわからん。
とりあえず出る。
道の反対側か?
わからずうろうろしてたらおじさんとおばさんに声をかけられた。
ここ行きたいんだけどと言うと適当に近くの店の中に入って聞いてきてくれる。
おー、親切。
で、多分反対側だということで一緒に探してくれ、さっきのクラブのある怪しいところへ。
あ、ドアにホステルの張り紙が。
おーあったあった、と言うことでおじさんにお礼を言い固い握手を交わす。
日本から来た、と言ったら驚いてた。
珍しいか?

ホステルは2F(日本の3F)らしいので上がっていく。
途中で階段の壁を塗ってるおばさんにもホステルは上よと指さしてもらう。
ドアが閉まってるので呼び鈴を押すも出てこない。
おばさんがドア開けろと身振りで教えてくれる。
開ける。開いた。
鍵かかってねえのかよ。

チェックインして明日早いので先に支払い。
手持ちのレイじゃ足りなさそうなのでカード払い。
大部屋なんだが、結構空きが多い。
ルーマニアって人気無いの?

早速飯を食べに。
途中で100レイ降ろしてみた。
100レイ札が出てくる。
細かいのでくれよ!
薄暗いレストランに入っていって、出てきたおじさんに一人なんだけどと言ったらその人も客だった。
すんごい細いねえちゃんが出てきた。
テーブル開いてるとわかりきったことを聞き(なんか全然すいてる。人気無いの?)、席に座る。
アルメニア語のメニューしかないと言われてびびる。
何でアルメニア、と思ったらa rumanian menuだった。
とりあえず読むのにチャレンジ。
ルーマニア語は指さし会話帳がありますから!
メニューのアルファベットの字体がわかりにくすぎて役に立たない。
ゴシック体で書いてください・・・。
それでもチョルバ(スープ)だけはわかった。
そしておねえさんが見かねて助けてくれる。
適当に指さしたやつ。
チキンとソーセージと煮込んだのらしい。
じゃあそれで。
あとチョルバ。
無い、スープは今ない。
じゃあママリガって言ったらそれはさっき頼んだのに付いてるって。
ビール。ルーマニアの。
無い。
なんなの。
じゃあカールスバーグで。

出てきたのはチキンとソーセージとマッシュルームのトマト煮。
オレガノ使ってあるからイタリアを思い出す。
そしてママリガ。なんと形容していいかわからん。
クスクスをもっと滑らかにして固めた感じ。
全体的にうまいけど、まあ、うまいんだけど、ルーマニア感があまりない。
全部で24レイくらいだが30レイ置いてきた。

そしてルーマニア独自のファストフード屋に入ってみた。
ケバブとハンバーガーの店だ。
注文して支払って、自分でその注文用紙を調理人まで持っていく。
ジュースとデザートはその場でもらう。
斬新だ。
鶏肉の串揚げとチーズケーキとペプシを注文。
まだ食うのかよと言う突っ込みはご遠慮願いたい。
そしてこれで22レイ。
100レイ札を出したらなんと受け取ってもらえた。
すげえ。
串揚げは7分くらいかかるとか。
待ってる間、他の客を見てる。
おー、すげえかわいい子が来た。
ポテト買ってった。太るよ?
晩に2食も食べてる俺に言われたくない。
そういや、バーガーにポテト挟まってるんだけどなんなの?
トルコでも挟まってた。ブルガリアは知らん。でも多分挟まってる、きっと。
多分そういう文化。多分だけど。
そして、出てきたのはチキンの串揚げ2串(でかい)、ポテト、ピタ?だかトルティーヤだか、野菜とピクルス少量、タルタルソース。
そしてチーズケーキ。
トルティーヤみたいなのは想定外だ。
とりあえず包んで食べてみる。
KFCのアレみたいになった。
ルーマニア感ゼロ。
そしてチキンが1串とポテトが残る。
鶏肉の串揚げはどこまで行っても鶏肉だ・・・。
ポテトはもういらん。
断念した。
チーズケーキも甘いんだろ、と思ったらトルコの菓子ほどじゃ無い。
いける、イケメン。
ポテトとペプシ少量残した。
飽食日本。これだから日本人は、って俺だけですね。
そして金がほとんど減っていないことに気づく。
空港でお土産買うか。

帰りにコンビニ?で水を購入。
今さっき飲んだら炭酸水だった。
日本で売ってるのではゲロルシュタイナーみたいな感じ。
なかなかうまい。

やっと日記も書き終わったので終了。
これで俺の旅行記は終わりだ。
飛行機の中であまりに暇だったら続き書くかも。
後はシャワー浴びて寝て、明日の朝早くに空港行くだけだ。

ブルガリア4日目(旅行12日目)

2008-10-11 03:46:00 | 旅行
8:00起床。
朝飯を食べに行ったらパンとジャムしかなかった。
言えばハムとか野菜を用意してくれるらしいが、まあいいや。
出かける準備して出発。

旧メインストリートとやらを通ってみる。
石畳がぼこぼこしてて歩きにくい。
さすが旧メインストリート。
ブルガリア帝国時代はこっちがメインだったとか。
へー。

猫の写真撮ってたら変なじいさんに捕まった。
何言ってるか全くわからんが、シナ、ヤポーナ言われたので、ヤポーナと返事してみた。
コンピューターとか何とか言ってる。
そしてゲルマン、ほにゃらら、ブルガリア、ヤポーナと言い出したので、第二次世界大戦のことだと気づくが、何かを伝えられるわけでもなく。
「今度はイタリア抜きでやろう」ってブルガリア語でなんていえばいいんだろうな。
つーか、ウィキペ見たらブルガリアも戦力的に全然役に立ってないわ。
いつまでも話が終わらない上に歌いだしたので、ちょっと離れた隙に無視して歩き始めた。
まだ歌ってるので振り返って手を振っておいた。

旧メインストリートから階段を上がったら今のメインストリートに出た。
そのままそっちを進む。
昨日のでかいモニュメントがある川の蛇行で突端になったところへ向かう。
途中でさらに腹ごしらえ。
朝飯があれだけじゃ生きていけない。
パンにケバブチェが挟まったやつとアイリャン。
ブルガリアはあんまりアイリャンが売ってない。
トルコはアイランがほとんどの飯屋で売ってて、たまに自家製のまで見かけたのに。
しかもみんな飲んでるの。
ブルガリアって言うほどヨーグルト好きじゃ無いんじゃないの?
と思ったが、乳製品屋には結構ヨーグルトはいっぱい売ってたな。
アイリャンだけ人気ねーのか?

でかいモニュメントはでかい剣に見立てた鉄柱と4つの像。
でけえ。
そして周りの景色がすごい。
ぐるーっと適当に写真をパシャパシャ撮る。
そして美術館はスルーして丘の方へ。
うーむ、丘はこの階段を登っていかなきゃならないのか。
がんばって登ってみた。
登っても登っても景色はよくならない。
なぜなら周りが森だから。
意味ねーな、と思いながら登りつつ、ちょっと開けたところに。
一箇所だけ森に切れ目が合ったので、ベンチに立って見てみる。
おー、すげえ見晴らしいい。
とりあえず写真。
写真撮ってたら後ろから人が来た。
こんな階段上ってくる物好きが俺以外にもいるんだな。
さらに何ヶ所かで写真を撮りつつさらに進む。
なんかここら辺はトカゲが多い。
ヨーロッパトカゲだな(適当)。

途中にレストランの廃墟があった。
見晴らしいのいい所に建てたようだが、町から激遠いせいで誰も来なかったんだな。
さらに進むと公園っぽいところに出た。
おばさんが昼飯食べてた。
そして「とめはねっ」に出てくるような見た目の犬がいる。
もじゃもじゃしてる。でも「わほわほ」とは鳴かない。
そして芝生のところにうつぶせに寝てるおねえさんが。
そのうち起き上がって、犬を連れて走ってった。

さて既に地図に無いんだかあるんだかわからないところまで歩いてきました。
そしてどう見ても高速道路みたいなのに合流する。
さすがにそれは無いわと思い、わき道の方へ。
てくてく歩いていくとヤギを引き連れたじいさんがいた。
ヤギは5頭のみ。
趣味で飼ってるのか?

やっと共産主義時代の公団住宅みたいなものが見えてきた。
窓割れてるし半分廃墟くせえと思ったが、上の方には洗濯物が干してあったりして人が住んでるようだ。
あ、なんか家とか店も見えてきた。
そこの店で水とネスティー緑茶+シトラス味、梨1個を購入。
ネスティーを飲んでみる。
案の定まずい。甘いのはまだいいけどシトラスが無さ過ぎるわ。
それでも全部飲んだ。
さらに歩いていくと大学に出た。
ああ、ここに出るのか。
大学の変な銅像の方に上がっていくと、見晴らしがすごい。やばいくらいに綺麗。
そしてその見晴らしのいいところに座って音楽を聴いてる大学生が一人。
そこがベストポジションなのだが、まあ近くで適当に写真を撮った。
ついでに梨も食べる。現地の果物は食べとかないとね。
と言っても気候が日本とそう違わないから似たようなものしかないんだが。
梨は洋梨で日本で見ない種類のだったから買ってみた。
なかなかうまい。
食べ終わってもその学生は一人で体育座りですよ。
友達いないのか?
と、俺の反対側には同じホステルの韓国人らしき人が。
まあ知り合いでもないしスルーして大学を出る。

ぶっ。
前を歩いてる女子大生の声がアニメ声でリアルに吹いた。
こっちの子供ともまた違った感じの高めの声。あんまりって言うか、今まで聴いたことない。
お前さんはブルガリア語に翻訳したアニメに出演した方がいいよ。
トルコもブルガリアもなんかそういうのが無さそうだけど。
ちなみに中国はカシュガルでも萌え絵の看板があってびびった。
ベトナムは普通に路上でドラゴンボールとワンピースが売ってた。現地語の。

さて、途中で右に行くか左に行くか迷ったが、大学生どもがみんな左に行くので付いていってみた。
大失敗。
なんだよ、さっきのでかいモニュメントじゃねえかよ。
ぐるーっと一周して来たようだ。
仕方ないので元来た道を戻って右の方へ。
右の方は今度はさっき歩いてきた道に出た。
何だよ八方ふさがりだよ。
俺はあの下の方に見える橋に出たいんだよ。
と思って横を見ると藪に隠れ気味の階段があったので降りてみた。
家があるところに出た。
おー、これが正解じゃね?
そして途中で迷い込んだところで、おっさんにこっちじゃねえと追い返される。
で、なんとか下の道に出た。橋もすぐ近くだ。
大勝利。

ちょうど馬車が走ってきたので写真を撮る。
近くにいた人に現地語で何か言われたがわからないので無視しておいた。
やっと昔、城があったところの近くに着いたぞ。
お、こっちに上りの階段があるな。
これを上がればさらに近いか?
普通に通れました。そして入り口のすぐ近くに出た。
チケットを買って城跡の方に歩いていく。
途中木の橋で下が見えるところがあってびびった。こええ。
写真を撮りながら歩いていく。
そして俺はトイレに行きたい。でも無い。
で、上の方に上がっていくとなんか子供がいっぱいいる。
遠足のようだ。
写真を撮ろうとしてるのに落ち着かないガキがいたり、普通ですね。

山の上の教会に入ると、子供らが何かに群がっている。
どうやらコインを押しつぶして記念プレートにする機械のようだ。
あー、日本でもどこかで見た記憶がある。どこだか忘れたが。
教会の中は写真は撮ってもいいようだが、フラッシュはだめらしい。
設定を高感度にして、と。
パシャ、ピカッ。
げっ、フラッシュがオート状態だった。最悪です。
でも見つからなかったみたい。
と思って逃げるように外に出ようとしたら子供に捕まった。
罰金5レバかと思って5レバ出したら、2レバ返してくれた。そして管理のおばさんも別に怒った感じではない。
ノープロブレムとか言ってるので、そのままそこを出る。
適当に写真を撮りつつ降りていくと、子供らももう帰るようだ。
そしてさっきの子供が来て「これ、5レバだ」と言いながら5レバを返してくれる。
俺も2レバを返す。
どうやらぼろぼろだった2レバ札を新しいのに変えたかったようだ。
それにしても返しにくるなんて律儀な子供だ。

さて一通り見るところ見たし、さすがに足も痛いからもうひとつの丘には行きたくない。
つーか、靴がすごいぼろぼろです。
さすがに3年前に中国で3000円で買った靴ももうここまでか。
かかと近くの横側に穴開いてるし。
ちなみに底敷きは買って1年しないではがれたのだが、問題ないのでそのまま履いてた。
ユーロも爆下げで安く買えるから買い換えよう、と思い立ち靴屋を見ながら中心地に。
そしてトイレ行きたい。
靴屋でトレッキングシューズっぽいのでハイカットのやつを探すが、100レバ越えの高いのしかない。
店によっては200レバ越えです。
そしてハイカットのはモデルも非常に少ない。
結局見つからないまま、町の中心地の公衆便所に到着。
入ろうとしたら入り口がすごい汚い。っつーか糞尿まみれです。
そしてドアが閉まってる。
どうやら使われて無いらしい。
そしてそこを目指してきた人が入り口でことを済ませたと。
最悪ですね。
早くどうにかしろ。
そしてカフェでトイレを借りるかと思い、トイレがありそうなカフェを探す。
無い。
で、スーパーがあったので入ってみた。
適当に料理のスパイスとかインスタントみたいなのを購入。
あとプリンの元みたいなの。
そして2Fに上がって、小さい店舗がいっぱいあるところを見回ってたらトイレがあった。
おばさんに何か言われたが、無視して入って用を足す。
ふう、一息付けた。
そして靴屋も発見、良さげな靴も発見。
でも店主がいねえ。
ちょっと待ってたが戻ってこないのであきらめた。

じじばばが大目のカフェで変なサンドイッチみたいなのとコーヒーを注文。
2.6レバ。
2レバ札出して0.6レバを小銭で、と思ったが小銭が足りない。
5レバ札を出しなおそうとしたら、小銭全部出されて勘定して、やっぱ足りないけどまあいいわ、みたいなことに。
どうもすみません。
そしてサンドイッチがまずい。
ピクルスが入ってて酸っぱ目のポテサラをハムで巻いたのがバンズみたいなのに挟んであるのだが酸っぱいポテサラが俺の口に合わない。
うーむ、見た目が珍しいものにチャレンジするのはいいが、失敗も多々あるな。
普通にホットドッグにしておけばよかった。

さて道の反対側の靴屋を見ながら宿のほうへ歩いていく。
アディダスの店も見てみたが普通に高いですね。
さらに高い店もあったりしてびびる。
良さげな靴を発見するも値下げした品でサイズがそれしか無いっぽい。
微妙に大きいのであきらめ。
結局一番初めに入った靴屋に戻って、適当なのを購入。89レバ。
なんか俺が履くと靴がデブる。
失敗だったかも。

帰る途中のマーケットでダノンのドリンクヨーグルト(アイリャンじゃないっぽい)ストロベリー味と小さいサラミを購入。
宿に戻って靴を交換。
しまった、右足で大きさ見たけど、左足の方が微妙に大きかったんだ。
うーむ、微妙にきつい。
まあ履いてりゃ慣れるだろ。
そして軽く歩いてみると、足への衝撃が今までより非常に小さい。
水ぶくれのところもあんまり痛くない。
買い替え自体は正解だ。

ネットして晩飯に出かけた。
昨日と同じ店。
一番近い店がそこなのと、そこの店ですら結構歩くんですけど。
あとウェイトレス?のおねえさんが眼鏡っ娘でかわいい。
そして今日は客が誰もいない。
もしかして別にうまい店じゃ無いのか?
サラダと壷焼きとパンとビール。
サラダが異常に量が多い。食いきれねえ。
そして中に入ってるサラミを猫にあげてみる。
すごい勢いで食いついてきやがるぜ、このいやしんぼどもめ。
ふはは、もっと欲しいか。もう無い。
壷焼きはトルコのとは違って、深めのどんぶりって感じのやつで割ったりしないで普通に再利用する。
トルコのはなんでわざわざ割るんだろうな。かっこいいけど。
壷焼きは豚モツとタンの煮込み。
汁が赤いけどトマトじゃ無いし唐辛子でもない。パプリカだな。多分。
そしてなんか百合根みたいなのも入ってる。そういや昨日のにも入ってたけどなんなんだろうか。
ビール飲みながらパンは無かったわ。
ちょっとセレクトを失敗した。
旅行中はいつも思うが、いろいろ食べたいのに一人なので困る。
今日はさすがにサラダちょっと残した。
パンの代わりに別のもの頼んでもよかったな。

宿に帰ってルーマニアの宿を予約して、日記を書いた。
日記に細かく書きすぎるので非常に時間を食う。
1日分で2時間くらいかかる。
かけすぎじゃねーの。
さらに友達のリンクページのテストとかもする。
回線が重いのであんまりできなかった。

0時になったので就寝。

ブルガリア3日目(旅行11日目)

2008-10-10 05:28:42 | 旅行
朝5:30起床。
ブルガリアの朝は早い。
ごめん、うそ。
さっさと出る準備して6:00に出発。
歩いてると、トラムが走ってたので乗る。
今回は方向間違えてないぜ。
結局回数券は3枚しか使わなかった。
駅で降りて、マックで朝飯。
なんかこのマック小さくね?と思ったら出張所みたいなのでメニューも限定的。
サンドイッチ2個セットがあったのでそれにした。2.98レバだけど3レバ払った。
丸い変なパン(バンズじゃ無い)に、チーズとハムがはさんであって焼いてある。
暖かい。
さすがに朝は寒いので暖かいのはうれしい。
でも飲み物は冷たい水。
せつねえ。

列車が着たので、乗る。ヴァルナ行き6:50発予定。
途中のゴルナ オリャホビッツァで降りる予定だ。
今回は普通の席。
隣はいない。
結構すいてるな。
列車のトイレに入ったら、手洗い用の水が出っ放しになった。
お、俺は壊してないぞ。
逆に便器の水が出ない。なんなの。
しかたないのでペットボトルの水で流して、さらにペットボトルに出っ放しの水をためておいた。
またトイレはいるとき用に。

朝早かったので電車の中で睡眠。
2時間位して起きたら結構山の中を走ってた。
途中から畑。
景色も飽きたのでまた寝。
途中のブレーヴェンまでですでに2時間半。残り2/3くらいの距離が残ってるけど、後1時間半でゴルノ オリャホビッツァに着くのか?
地球の歩き方には4時間~と書いてあるんだが、最速の列車じゃ無いのか。
と思ったら、2時間くらいで到着。12:30くらいに着いた。
地図見たらソフィアからブレーヴェンの間は山間部らしく遅いようだ。
ブレーヴェンの後は平地なので速い。
降りるとき、ちょっと不安だったのでこわもてのお兄さんに聞いたら「ゴルノだ。」と教えてくれた。ゴルノ オリャホビッツァ舌をかんだが通じたようだ。
ゴルノ駅でルーマニア行きのチケットを買わねば。ゴルノ オリャホビッツァもルーマニア行きの列車に乗れるってロンプラに書いてあったので。
インターナショナルのチケットを買うのはどこだ?
駅の2Fにあるあの小部屋が怪しいとにらみ行ってみた。
違った。
そこのおじさんが、12:27の5番線からのブダペスト行きに乗るんだ、ブダペスト行く途中にブカレストがある、「ぶるがりあ るせ・るまにあ ぶかれすてぃ・おんがりあん(ハンガリー) ぶだぺすと」と詳しく教えてくれる。
いや、俺はチケット買いたいんだ、というと普通のチケット売り場を教えてくれた。
とりあえずそこで10 OKTO、Bucarestiとだけ紙に書いて見せてみた。
また12:27の5番線だと紙に書いて教えられる。
いや、チケット買いたいんだよ。
隣で聞けと指さされる。
隣で聞くとちょっと英語が通じるらしく、まっすぐ行って曲がれと言われる。
それって1番ホームですよね。
行ってみてもそれらしいのが見当たらない。
全く見当がつかずいろいろうろちょろしてたら、さっきのおじさんが降りてきて「どうした」と聞かれた。
俺:チケットが買えない
おじさん:あそこの窓口で買える
俺:国際線はだめだって
おじさん、それでハッと気づき、1番ホームへ連れて行ってくれる。
1番ホームの、とある一室の前まで連れてこられた。
どうやらそこらしいのだが、人がいない。
ちょっと待ってろと言って探しに行ってくれたが、昼飯にいってるんだとか。
ここで待ってる、オーケーオーケー、さんきゅう。と言って固い握手を交わし、おじさんとはお別れ。
待ってる間に地球の歩き方見てたら「国際線の切符はРилаで買う」と書いてあった。
上見たら、看板に「Рила」とあった。
ちゃんと読めよ、俺。
おばさんが戻ってきたので10月10日のブカレスト行きを購入。28レバちょい。お安い。
上野から水戸までと同じくらいだ。
さて、次は今日のベリコ タルノボ行きの切符だ。
これはすぐ買えた。
14:20くらいのやつ。
なんか掲示板の時刻と切符の時刻が違ってどれだかわかんねえ。
切符売り場のおばさんに1番ホーム?5番ホーム?と身振り手振りで聞くと、4番ホームだと教えられた。
おk。それに乗るわ。

ゴルナには用は無いのだが腹が減ったので飯屋を探す。
2件ほど固まってあった。
奥の方のに入ってみた。
メニューが無いのでチョルバ(スープ)とキョフテと適当に言ってみる。
あと、パン。
実はパンのブルガリア語も地球の歩き方に書いてあった。
チョルバは肉団子と何か別なのがあるらしい。身振りでどっちだと聞いてきてる。
じゃあ、肉団子じゃ無いほうで。
地球の歩き方を今の発音で探してみる。ふむ、たぶん鶏肉だ。
パンは3枚頼む。
ほほう、これが鶏肉のスープですか。
パスタの細切れが入ってる。もちろんぐにょぐにょ。
味はうまい。
パンを浸しつつ食べる。
うまかった。
キョフテは何個?と聞かれたっぽい。
ツヴァイ?とか言われたのでツヴァイと答えておいた。
・・・地球の歩き方によると、ブルガリア語の2はドヴァ。どう聞いても発音が違います。
ツヴァイってドイツ語じゃん。
スキンヘッド=ネオナチ=ドイツ人と言う発想ですね、わかります。
国籍不詳すぎるよ、俺・・・。
キョフテはハンバーグ。塩味が強め。
パンの追加を進められたので2枚追加。コーラも勧められたので、それも頼む。
パンがうまい。ちょっと固め。
食べ終わったので支払い。
5.6レバ。
5レバ出したら細かいのはいらないと身振りで示された。
おいおい、パンの分(0.5レバ)+α無料かよ。
なんなの。

ゴルナ オリャホビッツァを観光・・・する場所が無いっていうか、わからない。
地球の歩き方にもロンプラにも全く書かれてない。
適当に駅周辺をうろちょろ。
特に何も無い。飯屋が数件と服屋が数件。
あと雑誌売り場。
雑誌売り場で適当に見てたら、プレイボーイのCD-ROMを勧められた。
いらねえ。
駅に戻ってぼーっとしたり、うろうろしたり。
Derby Colaというオリジナルコーラとベーコン味のお菓子を買ってみる。
お菓子は味が濃い。
コーラは甘みが強い。そして一味足りない感じ+かすかにドクペ風味。
コカ・コーラ 1.5レバ、Derby Cola 0.6レバ
値段が違いすぎる。
お菓子は残念ながら途中で捨てた。
うーむ、駅構内の売店にキリル文字のエロ本がある。
せっかくだから現地のが欲しいよねー。
で、買いたいのだが非常に指さししにくい位置に置いてあって、しかもタイトルも読めねえ。
仕方なくあきらめ。

駅のトイレに行ってみた。
古い、くさい、暗い。
東欧式(和式っぽいの、かがむ向きはドアの方を向く)だ。
個室に入ってドア閉めたら何も見えねえ。
こんな暗い中では小ですら狙いが狂うだろ。
とりあえず小のみ済ます。
これでも0.5レバ取られる。
改修されるといいですね。

さて到着した列車に乗り込む。
普通席は8人がけのボックス席が片側にずらっと並ぶタイプ。
初めて見たわ。
誰も座ってないボックスに座ったら、おじいさんとおばあさんが座ってきた。
どうもテーブルを使いたいっぽいが何も言われないのでそのまま。
老夫婦はパンとサラミを取り出し昼飯を食べ始めた。
サラミを切るのにじいさんが折りたたみナイフ(けっこうでかい、殺傷能力はバリバリある)を取り出した。
そんなの普通に持ち歩いてるのか。
日本じゃ警察のナイフ狩りでつかまるレベルですよ。

電車は結構勾配がきつめの山あいの道を通っていく。
景色がきれいだ。
ふむ、この川がベリコ タルノボの特徴的な地形を作ってるやつだな。
そしてトンネル、もう1個トンネル。
って、それじゃすぐにベリコ タルノボじゃん。
すごい早さで着いた。
ゴルナから20分くらい。

駅を出るとすぐに変なおっさんが話しかけてくる。
これだから観光地は。
無視して明後日のゴルナまでのチケットを買おうとチケット売り場に。
どうやらここは当日券しか買えないようだ。
予約するまでも無いってことか。

別のおっさんも無視して、歩いて町へ。
途中バス待ちの人たちがいたが、それもスルーして町へ。
・・・延々とすごい遠回りをして歩く。
道は合ってるが、すごい遠く、さらい道に歩道が無いハイウェイ的な雰囲気が、なんか失敗した感を漂わせる。
俺がんばってるな。
無駄に。
30分くらい歩いてようやく町っぽいところに。
そこでまた変なおっさんが話しかけてくる。
部屋あるよとか。
プライベートルームと言うやつだ。普通の民家の空いてる部屋に泊まらせるやつ。
つーか、いい年したおっさんが平日昼間から客引きやってるとか、それ専門じゃん。
宿泊料いくらで月の収入がまともになるんだよ。
ホントありえない。
で、適当に振り切って歩いてたらでかいモニュメントのとこに出た。
これって地図的に、この川とさらにもう一回渡らないと俺の予約した宿にたどり着けない。
そしてもう1回の橋は地図的に無い、つーかあっても遠い。
あきらめて元来た道を戻って遠回りを選択。
途中で「がんばった自分にご褒美(笑)」として、アイスを買う。
うめえ。
暑いし。歩きっぱなしだから。

さらに歩いて歩いて、道がいまいちわからないが何とかたどり着いた。
高低差の激しさと荷物の重さと距離で、非常に疲れた。
チェックインしようとしたら、チェックインできるスタッフが出てるらしくちょっと待ってろと。
そして電話を渡された。どうやら宿のオーナーらしい。
名前を告げたら、戻るまで待ってろとのこと。
ネットしながら待つ。Windows英語版だ。
そしてなぜか韓国語入力がデフォルトになってる。
英語に戻しておいた。
そしてFirefoxが起動しない。
3を入れて起動するようにした。
AVGが変なことになってるようなので入れなおそうとしたが、DLしてるうちにオーナーが帰ってきたのでチェックイン。
PCはそのまま放置した。

オーナーがなんかすごいフレンドリー。
いろいろ超説明してくれる。
昨日のソフィアの宿のおばさんもそこそこフレンドリーだったが、こっちの方がアクティブ。
そして晩飯も宿代に含まれてるとか。
すげえな。初めてだ、こんなホステル。
とはいえ、英語でほかの宿泊客と話しながら晩飯とかちょっとコミュニケーション不全の俺的にはつらいので外食するんですけどね。
家の様に過ごしてくれと言われたので、早速部屋に引きこもってネット。
つーか、歩きつかれて観光とかもう無理。
すでに17:00だしな。
観光は、明日本気出す。

2時間位してから晩飯を食べに出かけた。
なんかいい店ねーかなー。
歩いて坂の上の方のメインストリートに出てみた。
ふと、わき道の階段を見たら、途中にレストランが2件。
なんと言う変な場所。
早速行ってみる。
1件目はなんか客がいないので2件目のTavernに。
4人連れのおっさんらと老夫婦の2組が外で食べてた。
中に入って一人なんだけどと告げて俺も外の席に。
メニューは英語表記もある。観光客向けの店なのかも。ホテル街に近いし。
うさぎ肉のがあったのでそれを注文。
時間かかるけどと言われたけどOK。
チーズオムレツ、うさぎ肉の何か、パン、干し肉、スモモだかなんだかのブランデーを注文。
ブランデーは割るとかしないようなので、チェイサーとして水を追加注文。
猫が平気でいる。
合計4匹だ。
白+キジトラ、黒に白襟白ソックス、キジトラ、黒の4匹。
白+キジトラが一番強いみたい。メスなのに。
キジトラは隣のテーブルの影に潜みっぱなし。たまにいなくなる。
後から来た別の客が聞いてたが、別にペットじゃ無いとか。
えー。
干し肉でブランデーを飲みつつ待つ。
結構待ってからオムレツとうさぎ肉のとパンが来た。
オムレツはオープンオムレツで焼き加減がちょいアレだがうまい。
うさぎ肉は崩れるくらいに煮込まれてた。味はうまいが、うさぎ肉としてうまいのかどうなのかわからない。
つーか鶏肉っぽく思えるが、本当にうさぎ肉かどうかわからん。
うさぎなんぞ食べなれてないし。
ちょっと味濃いな。
全部で23レバ弱。

帰りにマーケットと書いてあるコンビニより小さい店でアイリャンを買おうとしたら、売り切れてた。
変わりにダノンの緑色のパッケージのヨーグルトの「青りんごと麦」味を買う。
麦って何だよ。

そして真っ暗な中道に迷う。
街灯も無い道の方に来てしまった。
確かホステル近くは街灯があったはず・・・。
そしてこんな見たことも無い教会は無かったよな。
うわーん、暗いよ怖いよー。
元来た道を戻っていく。
あれ?そこの黄色いでかい建物を曲がるんだよな・・・あ、もう一本斜めの道があった。
そして煌々と輝くホステルの看板。
あぶねえあぶねえ。
半泣きになりそうですよ、お化けが怖くて。

ホステルに戻って前日の日記を書いたところで眠くなったので寝た。

ブルガリア2日目(旅行10日目)

2008-10-09 14:43:50 | 旅行
朝6:30に起きて出発準備。
トルコで買ったでかい3リラの袋、地球の歩き方のトルコ編、10リラの折りたたみ傘は捨てていった。
使わないものは捨てないと。
後、靴下ももう履き捨て。1日1回履き替えても毎日履き替えられる計算。
7時ちょい過ぎにホステルを出た。
まだ外が暗い。
薄暗い中をてくてくとメインストリートの方に歩いて行った。
メインストリートに出たところで既に15分。
こんなところでこの時間じゃ電車の時刻までに駅に着けなくなってしまう。
ちょっとスピードアップ。
暑い。
しかも迷った。
いや方角さえあってれば問題ない。
そしてあそこに見える丘の上の変な像は来るときも見た。
おっけー、来たときに歩いた道に出た。
ここをまっすぐ行けば駅だ。
オッケー着いた。でもちょいギリ。
あのケバブチェ屋はまだ開いてない。
売店でコーラを購入。
駅までの地下道でリング状のゴマのパンを購入。0.4レバ。
トルコのやつほどゴマが振ってないけど、食うとゴマ風味が強い。
練りこんであるのか。
ってそんなパンの評価をしてる場合じゃなく。
えーと、ソフィア行きは1番ホームだな。
1番ホームはどこだ?
ねーよ。
なんで3,4から始まるんだよ。
とりあえず3,4にあがってみた。
あ、駅舎の方にもうひとつホームがあった。あれだな。
すぐ地下に戻って別の階段から地上へあがった。
あった、あった。
ちょっと不安なので近くの人に聞いてみる。
パンとコーラを両手に持ったまま。
どうやらここでOKらしい。
パンをコーラで流し込んで終了。
俺はお腹で考えるので。
腹減ってると考えられません。

どの車両かわからず車掌に聞いたら一番後ろに行けと言われた。
一番後ろの車両に入ると・・・席がねー。
なんだこれ、貨物室?
ふむ、よく見ると壁に折りたたみの椅子があるな。
とりあえずそれに腰掛けた。
折りたたみ椅子の反対側には自転車用の金具が付いてる。
予約して買ったはずがなんでこんなことに。
まあ2時間くらいだしいいか。
出発してすぐに車掌が切符を見に来た。
切符を見せたら「お前の席は26番であっちにあるけど?移動してもいいし、ここでもいい」みたいなことを言われた。
なん・・だと・・そっちに席があるだと?
その車両の最後尾に行ったらグリーン車みたいなドアつきの6席の部屋がいくつかあった。
26番はここだけど、おっさんとおばさんが占拠してる。
そこ俺の席だけどと座ろうとしたら隣の空の部屋に案内された。
なんだよ、のけ者かよ。
まあ俺もそっちの方がいいわけだが。
そっちに移動して荷物整理。
昨日3レバで買った手提げ袋の中身を全部バックパックに。
バックパックに入れてたノートをショルダーの方に。
そして手提げは空に。
・・・なんとか入るもんだな。
手提げは最後の土産入れにしよう。
のんきに風景を見たり寝たり。

途中で隣のおっさんらが降りたのでもしやここがソフィアと思い俺も降りてみた。
そして窓から顔を出してるおっさんに「ソフィア?」と聞いたら「違う、なんとかかんとか」って言われたのであわてて車内に戻った。
駅名がわかりにくいのが恐ろしい。
そして出発ベルとかも無い。
いつの間にか着いていつの間にか出発、そんな感じ。

10分位したらソフィアに着いた。
さっきのは衛星都市か。
昔の新横浜みたいな。
で、ソフィアでも本当にソフィアだか分からないので窓からほかの乗客の降り具合を観察。
ふむ、結構降りてる感じだ。
駅も今までになくでかい。
さらにそこにいた清掃のおっさんに「ソフィア?」と聞いてみる。
首を振りながら「ソフィ」と言ってる。
まさか・・・これがブルガリア標準の・・・。
ブルガリアは首を横に振ったらイエス、うなずいたらノー、という伝統らしい。
でもそれは世界標準じゃないので改めてるのだとか。
どっちかいまいち分からないが、総合的に判断してとりあえず降りてみた。
ソフィアでした。
それにしても、いままであまり気にしてなかったのだが、ここまではっきりとしたブルガリア仕様の首を振った肯定表現を見たのは初めてだ。

駅で明日のチケットを購入。
明日のを買おうとすると、わざわざ別の専用窓口に行かされるんだが、みんな当日券しか買わないものなの?
さらに駅の地下でキョフテ(ハンバーグ)とパンとりんごジュースで朝飯を再び。
俺はおなかで(以下略)
外に出てトラムの回数券を購入。
これでソフィアを移動し放題だ。
早速トラムに・・・どれがどこ行きだかまったく分からない。
地球の歩き方に書いてある番号のが来ないし。
ロンプラに1と7がイケメン、中心部に行くよ、と書いてあったのでちょうど来てた1に飛び乗った。
回数券の使い方が分からん。
確か自分で1枚ずつ取って自分で券を車内のパンチに入れるんだよな。
周りを探してパンチに入れてみる。
む?穴あけてくれないな。
そっちの液晶画面付きのはなんだ?これはPASMO見たいなものか。
と悩んでたら、おっさんがパンチをやってくれた。
手動でガチャッとやらねばならなかったらしい。
なるほど。ありがとう、見知らぬおじさん。

うーむ、地球の歩き方の地図を見てもどこ走ってるか分からん。
ロンプラの方には路線図は無い。
ランドマークらしきものも全く見当たらない。
そしてどう見てもプロブディフより田舎です。
これが首都の繁華街とは思えない。
つーか、田園地帯+団地みたいなところまで来てしまった。
ありえないのでとりあえず降りてみた。
どうすればいいかもわからないので、とりあえず反対方面に乗って駅まで戻ることに。
わけがわからない。
反対方面に乗ったら結構混んできた。
もしや、俺が乗ったトラムは反対方面だったんじゃ・・・。
その通りでした。
ライオン橋も教会もあった。
そのまま繁華街の方に出て、途中で降りた。
行き過ぎてたので戻る。
で、ホステルも発見・・・ねーな。
張り紙はあるが店しかなくて上への階段が見当たらない。
と思って見渡したらお店のおねえさんが指差してくれた。
あ、これ、ドアか。
ドアを入って3階まで行ったらあった。
ブザーを押す。
出てこない。
再度押す出てこない。
もう一回。
出てきたー。
挨拶したらスタッフじゃなかった。普通の宿泊客だった。
名乗りあう。もちろん即名前を忘れる。って言うか、名乗るときって名乗るほうに気がいってて人の言ってること聞いてないわ、俺。
会社で名刺渡すときとかもそうなんだよね。
で、その彼が言うにはそのうち戻ってくるからそこで待ってなさいと。
待ってたらおばあさんが来た。
どうやらその人がオーナーらしい。
早速チェックインを済ませた。
シャワーの使い方とか使った後の掃除の仕方とか説明受けて、鍵と地図をもらった。
30分くらいネット繋いでまったりしてから観光へ。

まずは手近なところにある教会からスタート。
ふむふむ、教会だな。
中も聖人の壁画がすばらしいですね。
次も教会・・・ねーな。
歩き方の地図によるとビルに囲まれた中にあるらしいのだが・・・飛ばして次行こう。
と思ったら入り口発見。
中はホテルの裏手扱いなのか汚い。
教会自体はレンガ作りのドーム型。
教会の中はすすけてて壁画があまり見えない。
ろうそく点けるのでそのせい。
クリーニングしたほうがいいよ。

あそこに見えるのが旧共産党本部だな。
となるとここに地下教会があるはずだが、なんか思いっきり工事中だ。
あきらめてその先のモスクに。
なんか中には入れないらしい。
まあモスクはもういい。

大通りをはさんで反対側にある市場とやらに。
・・・しょぼい。
なんか小売の店が集まってるだけだ。
日本の地方のジャスコ+ショッピングセンターからジャスコを引いた感じ。
とりあえず、適当に写真をパシャパシャと。
さすがにブルガリアは豚肉が豊富。トルコでは見なかった。
デリでレバの煮付け50gと鶏肉の縛って串に刺してあるのを1本購入。
別の店で黒いクロワッサンとロールパン、さらに別の店でアイリャン(実はヨーグルトだった)を購入。
外に出て買ったもので昼飯。
串の方は紐が邪魔だがうまい。
鶏肉でピーマンとか刻んだ野菜を巻いて縛って串に刺して焼いてある。
これはいける。
うーむ、レバの煮付けは塩味だけでうまくもなんとも無いな。
黒いクロワッサンは何で黒いのか分からない。
ロールパンも。
なんなの。
違いもよく分からない。

軽くもうっかい市場を見てから、モスクの裏にある工事中の何か(モスク?)の写真を撮って、旧共産党本部へ。
ここは入れないっぽい。
次に考古学博物館。2レバ×5のチケットで10レバ。
5枚も同じ券を渡されたのでぼったくり?と思ったが、学生の場合1枚、一般は5枚らしい。
チケット分けろよ。
ローマ化する前からすごいレベルの青銅器なんですけど。
トラキア、レベルたけえな。
そしてAD3世紀ころの青銅器はもう今の芸術品・工芸品との技術の差は無いと思われるレベル。
このころはもうローマ。ドナウの内側ですから。
2階の展示はキリスト教が国教化されたビザンチン以降の展示。
宗教画はもういいよ。
塗料とか何なの?と顔を近づけすぎたら警報機が鳴った。
あんまり近づきすぎるなと警備員に身振りで示された。
博物館は時間を食いすぎる。面白すぎて。

次に国立美術館と民族博物館。
民族博物館は閉まってた。そっちがメインなのに。
美術館は絵が展示されてる。
絵とか見ても全くわからないんですよね。
わかる振りをしてゆっくり歩きつつ見る。
この色使いがとか、構図がとか適当なことを考えて見てみるが、もう俺的には気に入る気に入らないのレベルでしかない。
どこがどういいとか全くわからない。
土産物屋は民族博物館系の民族衣装とか楽器とかいろいろ売ってた。
売店のおねえさんのかわいさが異常。
ついCDを2枚も購入。

さてそれよりトイレに行きたくてしょうがない。
公園に行ってみたが仮設しかない。
その仮設トイレ近くのトイレ借りる前提で売店でファンタを飲んでみた。
でも仮設じゃなあと思い直し他に。

美術館となりのよくわからない博物館?歩き方には無いやつに入ってみた。
石、鉱物、鳥獣の剥製、虫だのの標本。
ブルガリアまで来て見るもんじゃねえな。
ここでトイレ借りた。

さらに別の教会を外から写真撮って、中入っても煤けて見えませんね、と急ぎ気味に見回る。
この時点で17:00くらい。
大きな教会の前の広場に骨董品の露店が並んでた。
ナイフを見てたらハーケンクロイツ。なんとナチの遺品ですよ。
ブルガリアは第一次大戦、第二次大戦ともにドイツに与してる負け組み国家。
さらに共産主義で冷戦的にも負け組み。
どんだけ負け組みなの。
骨董品は古いコイン・鍵・ナイフ、ナチ関連品(ナイフ、方位磁針、カメラ)、ソ連製カメラ、共産党時代の勲章などなど。
AK47の銃剣にできるナイフとかも売ってた。
どれが偽造品でどれが本物か全くわからんな。
ソ連製カメラはいい味が出るとかで人気らしいが、別に興味も無いので見て終了。
ナチ製ナイフは欲しいが本物かわからんし、機内持ち込みできないしであきらめ。
共産党時代の勲章もまあ別に欲しくも無い。
そのほか普通にレース編みとか毛皮の帽子とかアクセサリも売ってた。

露店見てたら18:00なので共産党幹部も行ってたというレストランに行ってみた。
ドレスコードがあるからその格好じゃだめと追い返された。
くっ。
ふぁっく!お高くとまってんじゃねえよ!
3000円の飯でも雰囲気が重要らしい。
値段とつりあってないのは何なんだろうか。
3000円の飯のために数万も出してジャケットだのシャツだの買うのもあほらしいのであきらめ。
いろいろ歩き回って飯屋を探したが結局ファミレスみたいなところに入った。
ウェイトレスの格好がバドガールっぽくてエロい。
なんなのこの店は。
メニューを見ると普通にファミレスですけどね。
チキンとポテトとビールを注文。
ビールとポテトが先に来た。
30分位してもチキンこねーなーと思ったら、垂れ目で格好がウェイトレスとは違うフロアマネージャーみたいなおねえさんに、待ってる人がいるからもう出てと言われた。(言い方はたぶん丁寧)
どうやらチキンは注文されてなかったようだ。
まあいいわ。目の保養にもなったし。

外に出たらなんかパレード?が。
違った、デモだ。
バルカン半島に緑をとか自然を大事に、とからしい。
そんなことよりお前ら身近な公園とかの清掃をした方がいいよ。
ごみがそこら中に落ちてて、壁もいたるところに落書きだらけじゃねえか。
デモなんかやったってうぜえとか思われるだけじゃないの。
(実際道路を渡れずうざそうに待ってる人がいた、俺以外にも)

ホテルに戻ってシャワー浴びて、いろいろと終了。

ブルガリア1日目(旅行9日目)

2008-10-07 18:47:03 | 旅行
降りたらいきなりキリル語だらけ。
英語は無い。
読めなさ過ぎる。
お、英語と思ったら両替屋だった。
ブルガリアのお金持ってないので$200ほど両替。
$1→1.12レバ
1.48レバ→$1
交換レート悪すぎね?
まあとりあえず金が無いと何もできないしな。
駅を出て、即飯屋を発見。
棒状のひき肉を焼いてる。
4本ほど購入。1本0.5レバ。
おばさんが身振り手振りで何かを勧めてくる。
たぶんパンなので即座にお願いする。
案の定パン。
全部で2.6レバ。350円くらい?
パンがコッペパンみたいなのだった。
パンうめえ。トルコのフランスパンとまた違って良い。
肉もうめえ。スパイシーなのでトルコの影響なのだろう。
肉は2本でよかったな。その代わりパン2個が良かった。失敗した。
そして歩き方にパンとかの単語は載っていないのでパン2個とかいえないのがつらい。
ここまで英語が通じないとなると指差し会話帳が欲しいところだ。
トルコじゃまったく使わなかったからな。

飯食べてるときに明日の切符を買ってないことを思い出して駅に戻る。
切符売り場が無い。
そもそも改札が無いことにいまさら驚く。
えー。
ホームから地下に降りるといきなり地下街。
その間に改札は無い。
そういやトルコで寝台列車に乗るときも無かったな。トラムとか市内の鉄道はあったけど。
そういうものなのか。
で、チケット売り場がわからないので歩き回る。
地上に出たら駅舎があったのでそっちに。
インフォメーションがあったので明日の朝、ソフィア行きとだけ伝えると朝方の列車を列挙してくれた。
で、チケットはどこで?と聞くとあっちらしいので、そっちに行く。
おお、あったあった。
そこでチケット買おうとしたら指2本出されてあっちって言われたらしいので、No2のカウンター行ったら上を指差された。
どうやら2階のことだったらしい。
2階に行き購入。
12.6レバだったので20レバ札出したら嫌がられた。
どういうこと?!
仕方ないので10レバ札と細かいのでぴったり出した。
出せば出るもんだな。

そして歩いて宿へ。
2kmくらいある様だ。
ちんたら歩いていくも見つからない。
そして途中の両替屋で$1=1.42レバとなってて驚愕する。
さすが駅中の両替は高いぜ・・・。
10ドルだけとかにしておけば良かった。
ぐんにょり。
次からは気をつけよう。

どこだよ、このサボルナ通りって。
なんかブルガリアは通り名が明示されてない場所が多くて今どこにいるかわかりにくい。
すごい細かい路地だらけのところに入った。
そして地球の歩き方には通り名が書いてない。
もうあきらめて大通りに出た。
・・・で、ここは?と通り名があったので見てみたら北に来すぎてた。
南北の大通りでこのトンネルのうえがサボルナ通りだから、といろいろ考えをめぐらせて、そっちの方に。
そして当たりをつけた通りがすごい石畳の道で本当かどうか悩む。
土産物屋っぽいのにロンプラ(Lonely Planet、英語圏御用達のガイドブック、広告は一切無い)持った外国人がいたのでハイカーズホステルわかる?と聞くと調べてくれた。
どうやら通りはここでいいから、多分この先いけばOKだと教えてくれる。
さんきゅー。
俺もロンプラのブルガリアのやつ持ってきてるのでバックパックから出さねば。
つーか、列車の中で出しておけよ。
そして10mも行ったらあった。
さすが俺。大勝利。

チェックインしようとして名前を告げてもあやふやだ。
なんとインターネットが3日前から使えてないらしい。
えー。
恐るべしブルガリア。
掃除終わるまでチェックイン待って、その間に出かけるなら荷物はそこら辺に、地図もあげると言われたので、出かける準備。
なんかその間に部屋の掃除終わったらしい。
部屋は・・・なんと屋根裏部屋でした。
一応ツインですね、ってベッドが無くて床に直布団じゃねえか。
どこの日本式だよ。
しかも敷きっぱなし。万年床か。
驚きを隠せないところはそこだけじゃない。
鍵が南京錠。
外から閉められたら出られない。
こえーよ。

ロンプラ引っ張り出していろいろ準備して出発。
適当に歩き回る。
ここがローマ時代の劇場跡か。トルコにあったのと同じだな。
入れないのか?良く判らないのでスルー。
とりあえず柵の外から写真だけ撮っておく。

次に教会。
と思ったらモスクでした。
ここを教会と思ってたので宿へも間違った。
ブルガリアにもモスクあるんだな。
入り口で見てたら、掃除してたおばさんにツーリスト?と聞かれた。
どうやらお金がいるらしい。
2本指出してるので20レバ札渡したら首振られて財布を指差された。
どうやら小銭のようだ。2レバでした。
中に入って上を見てたら、おばさんに靴脱いで上がれと言われた。
靴脱ぐの面倒だからここでいいと思ったのだが、せっかくなのであがって見た。
ほうほう、中身は普通にモスクですね。
外見はイスタンブールで見たのと違ってレンガ+漆喰、さらに木造。
おばさんに笑顔を見せつつサンキューと言っておいた。

次に大きな通りを渡った方にあるいろんなの。
えーと、何?
どれがどの家だか良く判らんが、そこらじゅうがなんとかハウスで昔ながらの建築物らしい。
そして開いてない。
なんなの、入れてよ。
よくわからず高台の方へ。
丘の上に出た。プロブディフが一望できる。
こっちが旧市街地(ローマから)、こっちが新市街地(18世紀以降?)。さらに川の向こうが新興住宅地兼商業地(共産主義時代)。
新興住宅地だけ、ぱっと見で判るくらいに建物が違う。
もう赤茶の瓦屋根とかまったく無い。
で、ローマ時代は3つの丘の町と呼ばれてたらしいのだが、あれとあれとあれで3つの丘ですね。
と思ったら今登ってる丘含めて4つじゃねえか。
よく見たら遠い丘の方には家が無かった。そこを外して3つの丘か。
それにしても風つええ。でも寒くは無い。

そしてなんとかハウスとか教会の方に。
教会は入れた。
中は写真取れないので外だけ。
中はすごくいっぱい宗教画が。
よくわからんがすごいですね。
絵に銀で作った後光がはめ込んであったり、剣の部分だけ銀だったり。
工芸+絵画の融合作や。
ひこまろ風に言ってみたが、そのままだな。
博物館もあるのだが閉まってる。なんなの。
その隣のなんとかハウスは開いてた。
外だけ見てたら綺麗なおばさんが出てきた。
5レバらしい。
中に入って見てたら、チケットの半券を持ってきてくれた。律儀だ。
18世紀頃の家のようで木造。そしてかび臭い。
空気がよどんでますね。
適当に写真をパシャパシャと。
子供部屋に水墨画のついたてと人形があった。
なんでこんな地域に水墨画が。
そして人形怖い、超怖い。部屋の暗さとあいまって怖さ大増幅。
そそくさと下に降りて家を出た。
最後に井戸っぽい変なやつの写真を撮ってから、おばさんにサンキューと言って家を出た。
他の家とか探しつつ小道に入ったりしたが開いてないのとよく判らないので断念。
まあ1件だけ見りゃ十分だろ。

そしてまた適当に歩いて大通りへ。
学校があった。
小学生はもう帰るらしい。14:00くらいで。
なんか学校に入っていく婦女子がけばくて大学生なのか高校生なのかよく判らんが、男子を見ると高校生か中学生のようだ。
化粧の仕方がおかしいのと顔が濃いので大人びて見えますね。
つーか化粧がマジおかしい。リップとアイシャドウだけなのに濃すぎる。
どこの(以下略)

またモスクだか教会だか判らないものを発見。
中を見るとなんかアラビア風な衣装のおねえさん、おじょうさんだらけ。
どこの(以下略)
なんかトルコと違って衣装がすんごい露出が多い。端的に言うとエロい。
中では偉いと思われる爺さんが話をしてて、それを婦女子が聞いてる。
そしてなぜかテレビカメラ。
どんなシチュエーションだかまったくわからない。
途中で入っていくおねえさんもなんかすごい衣装+化粧だ。
うーむ、もっとじっくり見てみたかった。

さらに歩いて川の方に出た。
尿意を催したのでトイレ。
0.5レバ。
トルコのトイレも有料で1リラとか0.5リラとか取られてたんだがそれほど綺麗じゃ無かった。
ここのは場所が新しいせいもあるのかかなり綺麗。
そして洋式しかない。
地球の歩き方にはブルガリアは東欧・アラブ系の方式(和式みたいなので金隠しが無い、しりを水で洗う、紙はほぼ無い)と書いてあったのだが。
もっと古かったり田舎だったりするとそうなのかも。

橋の上に店が連なってる。
そこのカフェでプリンとコーヒーを注文。
プリンのことはクリームカラメルと言うらしい。
コーヒーはホットと言っただけだがエスプレッソだった。
ブルガリアはエスプレッソが普通のコーヒーなのだろうか。
あわせて2.4レバ。
プリンが1.5レバ。
トルコのライスプディングが最低でも3リラ、お茶も3リラしてたのからするとお安い。
ブルガリア万歳だな。

川を渡ってみたがその先の地図がロンプラにも歩き方にも無い。
見るべきところも無いのだろう。
橋を戻って民族博物館に。
トラキア文化を見せてくれ。
・・・開いてない。
歩き方見たら2006年9月から改修中らしいが。
いつまで改修してるんだよ。
金が無くて進まないのか?

近くの市場とやらに行ってみる。
それらしきものが見当たらない。
よく分からないのであきらめた。
近くのスーパーみたいなのに入ってみる。
聞いたこと無いメーカーのDVDレコーダー?が398レバ。
サムソンだと598レバ。
つえーなサムソン。
そしてブラウン管テレビが390レバ。
29インチくらいありそう。そしてフラットじゃなくて丸っこい。
懐かしい。
なお液晶、プラズマは展示されてない。
多分安物系の店なんだろう。
特に買うものも無く終了。

さらに近くの自然博物館に行ってみる。
・・・行く途中に歩き方で確認したら月曜はお休みでした。
なんなの。この行く先々で全てが閉まってるのは。
っていうか、ちゃんと計画立てろと言いたい。

あきらめて宿に戻ると見せかけて、宿近くの教会へ。
あー、これがこの教会なのか。
歩き方の地図の分かりにくさに憤慨。ロンプラ見たらすぐ分かったわ。
そしてキリスト教信者じゃないのにろうそくを購入して付けてみた。0.5レバ。
ここも同じく宗教画だらけ。
いろいろな図柄がありますな。
なんか悪魔を踏みつけて剣持ってる人がいるんだけど誰?
あとオスマン軍を撃退してるっぽい図柄のもある。
この地方独特だな。

さらに別の小さい教会が。
外で写真とってたら、おばあさんがこっちを見てる。
やばかったかなと思いつつ近づいてったら怒られることもなく普通に中を見せてくれた。
ぶっ。ここの宗教画はやばい。ほとんどの顔が判子絵だ。
髪型とひげとしわだけ微妙に変わってる。
マリア様まで同じだからすごい。
若い顔つきの判子絵と老人の判子絵、2種類ある。
やばい、どこの判子絵師だよ、とか突っ込んで大笑いしそうになってしまう。
そそくさと退散しようとしたら、おばあさんにガイドブックを売りつけられた。
4レバ。
こんな面白いものを見せてもらって4レバならありだな。
そんなこと言ってると、神様に怒られる、俺が。

最後にもう一回ローマの劇場に。
開いてた。
そしてチケットを売るおっさんがいた。
3レバ。
大理石のところだけ昔で最近修正された部分は別の石のようだ。
つーか、スピーカーとか置いてあるんですが、もしかして今も使ってるのか。
斬新だな。
舞台の真ん中に立ってアカペラで熱唱しようかとも思ったが、チキンハートなのでやめた。

おおむねプロブディフの名所は見たのでホステルに戻って日記書き。
シャワーを浴びて晩飯に。
その前にネカフェに。
ロンプラにネカフェの場所まで書いてある。すばらしすぎる。
ネカフェ ジオンに言ってみた。
・・・WindowsのGUIがExploerじゃないのに切り替わってた。
さらに権限管理がちゃんとされててfirefoxがインストールできない。
マウスのクリックがネトゲ仕様。
恐ろしいネカフェだ。
使いにくすぎる。
しょうがないのでIEを使って適当にメールとか確認。
日本語入力なんてできるわけも無く。何もせず終了。

晩飯は適当に入ったレストラン。
メニューがブルガリア語だけかと思ったら分かりにくいフォントで英語も書かれてた。
ミネストローネと馬肉のカルパッチョと豚肉の何か。
ピザとかパスタとかあるな・・・ここってイタリア料理屋じゃね?
大失態だ。
ブルガリアに来てまでイタリア料理なんて食べなくても良かろうに。
料理はまあそれなりに。
パン頼めばよかったな。
豚肉の何かはトマト煮だった。
全体的にうまいが、チョイスをミスってる。ミスりすぎてる。
普通にピザ食べときゃよかった。
19.4レバ。釣りはいらねえぜ的に店を出た。
明日ソフィアで共産党幹部御用達の店に行ったときに頑張ろう。

宿に帰って日記書いて就寝。
明日行く宿はインターネットが使えるといいですね。

トルコ-ブルガリア移動

2008-10-07 18:44:21 | 旅行
3時頃起こされた。
どうやら国境越えらしい。
パスポート持ってポリスに行けと。

どれどれとパスポートを持って警察に。
そして猫。
こんなところにも猫かよ。
トルコは猫多すぎだろ。
猫大国。
今まで日記には書いてなかったがいたるところに猫がいた。
写真もいっぱい撮った。
トルコの猫だけで写真集が出せるくらい撮ったよ、嘘だけど。

警察でパスポート没収された。
ちょっと不安になったので他の人を見てたら、他の人も没収されてた。
多分あとで返してくれるのだろう。
そのままその駅で待ち。
軽く運動したり猫を見たり。
寒い。
外は寒いのでロビーに入ってボーっとして待つ。
なかなかこない。
ちょっと離れたところに店があるので見に行ってみた。
免税店だった。
こんなところにも免税店あるのかよ。
酒、タバコ、香水がしょぼい売店で売られてた。
ロビーに戻ってさらに待つ。
やっと返してくれるらしい。
子供づれの夫婦は子供と奥さんを列車に戻してたが、本人じゃないと渡さないらしい。
徹底しておる。
日本人は俺だけらしく、返すとき顔写真を確認されなかった。
日本人に人気ねえな、ブルガリア方面。
パスポート確認したら出国スタンプだけだった。
また後でブルガリアの入国スタンプがあるのか。

既に4時。
列車に戻って即寝。
そして5時にまた起こされる。
今度は列車内でパスポート没収。
20分位したら返してくれた。
中を見たらKAPITAN ANDREEVOと書いてあるスタンプが。誰。
スタンプに列車マークがあって今までに無いタイプだ。かっこいい。
再度寝。

7時ちょい前に起きた。
列車が止まったっぽい。
まさかもう着いたか?
確か8:04着なのでその1時間以上も前に?
ぜんぜん違った。
ルーマニア方面とソフィア方面を切り離すらしい。
別の線路に現代的な面構えの電車が止まってた。
見た目TGVとかそんな感じ。
でも2両。両方動力車。
どんだけ乗客数少ないの。
まあ、そんなものなのだろうか。
写真撮ってしばらくしたら出発してった。
そしてその後にすごいしょぼい電車が通り過ぎてった。古い。
写真撮り損ねたわ。
前2両を連れてルーマニア方面が出発。さよなら。
残り2両の動力車は?と思ったら、さっき通り過ぎたすごいしょぼいのが戻ってきた。
えー、それかよ。
部屋に戻って地図を見ると、切り離し地点から想定してあと7、80kmくらい走らないといけないんだが、どう見ても1時間じゃ無理だろって感じ。
何時着予定なんだよ、プロブディフ。
仕方ないので地球の歩き方読んで、それも飽きたので日記書き。
さすが寝台車、電源があるぜ。と思ったら使えなかった。
時たま外を見ると原野or畑。
原野商法ができるくらい広い。
ブルガリアの原野の70%をトウモロコシ、小麦畑に開拓して、残り30%の土地で牛を育てます。生産した穀物で育てますので日本と同じレベルの高級霜降り牛が育てられます。肉は日本はもちろん、最近海外でも認められつつあるWAGYUとしてイギリス、フランスなどの高所得国へ輸出します。皆様には土地または牛の所有権を選択して投資していただけます。土地での投資は穀物を他への転換もできるため低リスク低リターン、牛での投資はそれよりも多少高リスクですが牛肉の利益に絞られますので高リターンとなります。
よし、これでいける。後適当な証明書とかどこそこの保障がどうたらとかアレすれば馬鹿どもをだまして一攫千金ですよ。
そんな妄想はさておき、時たま小さい村か町程度の集落が。
赤茶レンガ屋根に白壁の家が立ち並んでる。
イメージどおりだ。
2時間ほどして、10時くらいにプロブディフ到着。

トルコ8日目

2008-10-07 18:42:39 | 旅行
朝9時くらいに起床。
適当にネットにつないでから外出。
晴れてるしトルコ最後の日はナイスな観光日和だな、と半そでで外出。
朝飯はスープとパン。2.5リラ。
さらに足りないので、途中で屋台のパン屋でリング状のパンを購入0.5リラ。
固い。なんなのこのパン。特にうまいもんでもない。

とりあえずエジプシャンバザール付近の縄とかござを売ってる店に。
ビニール紐を編んで作った安いバッグを買いに。
昨日3リラで見かけて買わんかったやつ。
あれに服とか壊れないものを入れればいいんだよ。
・・・ねーな、この店じゃなかったっけ?
近隣をうろうろするも見つからない。
こういうことがあるから現在志向バイアスに磨きがかかるんだよ!

さっき朝飯を食べたばかりで昼飯。
1枚1枚が分厚いパイみたいなのが気になっていたのです。
まあうまそうってわけじゃないんだが経験しておかないと。
おっさんの発音がツーリラに聞こえたので2リラ出したら、指は3本だった。
どうやらスリーリラと言ってたようだ。
難しいな。
で、そのパイみたいなやつは実はラザニアだった。
ラザニア生地が重ねてあって、真ん中にモッツァレラチーズとイタリアンパセリの刻んだのが入ってる。
案の定大してうまくも無い。
つーか腹減ってないからかも。
おこげがぱりっとしてて良い。中の生地のぐにゃぐにゃ感も悪くない。
「地球の歩き方」によると普通のスパゲティとかもぐにゃぐにゃらしい。
俺も自宅で作るパスタはいつもぐにゃぐにゃです。

さて、どうするべと、トラム駅のほうに向かったらいきなり天候が急変。
雨降ってきた!風つええ!
さくっと地下道に避難。
避難してきた人で地下道大繁盛。
なお地下道に店が結構ある。
服屋とかおもちゃ屋とか。
イスタンブールは服が安い。
初日に買ったのは失敗だが、普通の服が1000円くらいで買える。デザインとか抜きにして。
スーツも吊るしのだと5000円とかある。ジャケットだけかも。それでも安い。
イスタンブールはあれか、着倒れの町か。
さすがにこれ以上荷物も増やせないので買わないけどな。

雨も小降りになったので宿に戻った。
寒い中半そでとかありえないので。
しかも傘も宿だし。
とりあえず宿でネット。
外は寒いし、雨降ってるし。引きこもりたい年頃なんだよ。

2時間くらいちんたらして14:30くらいから外出。
雨降ってるけどしょうがない。
またガラタ塔の周りをうろうろしてみた。
特に面白いものもねーな。
と言いつつ、チュロスを購入。1リラ。
チュロスもシロップ漬けでした。
なんか慣れたせいかこの甘さも悪くない感じがしてきた。
さらにオレンジジュースが1リラだったので購入。
その場でオレンジを切って絞ってくれる。
ざくろもあるが、ざくろは多分高い。別の店で5リラもしたし。
ここもそれ位する。看板出てないから。
オレンジジュースは看板出てた。
そういや、ガラタ塔の周りは楽器屋が多い。
でカドキョイの方に坂を下りてくと電気屋が多い。
御茶ノ水と秋葉原か。

雨も止んだのでローマ時代の水道用の橋を見に。
トラムでアクサライまで行って、そこから徒歩。
あったあった。でけえな。
しかも橋げたの間を車が通ってる。
上には登れないらしい。
うーむ、これが2000年近く前に作られてたとは恐ろしい。

近くの公園に健康器具っぽい遊具が。
遊び方が判らないでいたら、近くの少年が教えてくれた。
横に揺らすのか。
何にいいのか、いまいち判らない。
エアウォーキングみたいなのもある。
大人も楽しめる公園ですね。
帰り道に別の遊具もあったので試す。
ウェイトトレーニングみたいなのとかサイクリングみたいなのとか。
そういや中国でもこういうのあったな。流行ってんの?

アクサレイで適当に飯。
スープとハンバーグ。10リラ。
スープの上にラー油みたいなのがかかって出てきた。ちょい辛。
ハンバーグと一緒に出てきた万願寺唐辛子みたいなのは普通に辛いので残した。
ちなみに万願寺唐辛子は辛くない。

宿に戻って軽くネットして出発。
宿を出たら、オマーン在住韓国人男性が歩いてた。
声をかけたらびっくりしてた。
彼はパムッカレの後セルチュクに行って今朝イスタンブールに着いたらしい。
いやー、奇遇だねえと言いながら写真撮ったりメアド交換したり。
ジョーイと言う名前らしい。
そういや昨日はトラムの切符買ってたときにカッパドキアのツアーで一緒だった白人夫婦に声かけられた。
トルコ狭いな!

駅に1時間半前に行ったら、もう列車が来てた。
と思ったら21:00発のテッサロニケ行きだった。
結構日本人乗客が多い。
やっぱギリシャはメジャーだからな。
駅でちんたら待ってるとすぐ俺の乗るやつが来た。
乗り込もうと車掌に切符見せたら、この車両じゃないと言われた。
あっちの方だと。
よくわからんがそっちの方に行ったら番号とソフィア行きって書いてあった。
最初に乗り込もうとしたのはそれなりにいい車両だったのだが、ソフィア行きはぼろい。
えー。
さすが4000円。格が違う。
乗り込むとチケット没収されて5番の下段を使えと言われた。
下段かよ。
せめえ。
どうやらこの部屋は俺だけらしい。
隣はオーストラリア人の若いカップル。うるさい。
発車するまではそう思ってたが、発車したら電車の方がよっぽどうるさかったです。
こんなんじゃ寝れねえと思ってたがいつの間にか寝てた。

トルコ7日目(2)

2008-10-05 20:04:51 | 旅行
晩飯は地球の歩き方に載ってたピザ屋に。
トルコじゃピデと言うらしい。
船形でチーズが乗ってないやつも多い。
その中でも平べったいピデと、なんとかケバブを注文。
ピデうめえ。
そして店の外のテーブルなので食べてるうちに冷えてくる。
半そでなのでちょっと肌寒いくらい。
なんとかケバブも来た。
なんとかケバブは石の皿に羊肉とトマトとピーマンが入っててオーブンで煮込み焼きされたもの。
これもうまい。
ちょっと離れたテーブルでトルコ人のおねえさんがスープだけ注文してた(パンは無料で付く)。
日本にたとえると晩飯が牛丼orかけそばって感じだろうか。まあ日常生活ならそんなものだろう。
つーか、トルコ人の平均年収っていくらなんだよ。
飯が高いんで泣けるんだけど。
生きていけるの?
俺が食いすぎなだけと言う気がしないでもない。
市場の材料の値段見るとそう高くも無いんだけどな。

ホテルに戻って風呂入って荷物整理。
土産と服が邪魔すぎる。
どうにかしないと。
でブルガリアの宿を手配。4泊。
なんかルーマニアが1泊だけになった。
夜ルーマニア着、翌朝飛行機で帰国という、まったく意味の無い入国。
スタンプラリーのスタンプもらうためだけだ。