徒然肉

それほどまずくない

ブルガリア-ルーマニア移動(旅行13日目)

2008-10-11 05:16:05 | 旅行
さて旅行ももう終わりですよ。
今日ルーマニアに行って、明日の朝一番のフライトで日本ですから。
ほんとルーマニアには何しに行くのかわからない。

朝7:30に起きてメールして、出かける準備。
そして朝飯。今日はみんなと同じくらいの時間なのでチーズとハムと野菜のプレートがあった。
適当にパンと一緒に食べて終了。
隣のおっさんらがアイスランドの金融危機について話してた。
アイスランドはやばすぎるので通貨取引をユーロ固定にした。
ブルガリアは前からユーロ固定です。こっちのはユーロ通貨圏に入る一環なのだが。

そして荷物を詰め込んで、ってあれ?洗ってもらったはずのタオルが無い。
まあいいか。もう使わないし、ぼろいの持ってきたし。
チェックアウトしてタクシーを呼んでもらった。
最後までフレンドリーかつ親切。
すばらしいホステルだ。
ロケーションが市街地から離れてるので微妙だが、静かで景色もいいので逆にそれが良いというのもありか。
HostelWorld(宿予約サイト)の評価レーティングはいまいち当てになるのか微妙な気がしてたが、ここは大正解だったわ。

タクシーで駅まで行った。
途中通る道が謎過ぎる。
おいおい、そっちでいいの?って方向に行くが、高低差+川のせいでくねくねまがってるのでしょうがないのだろう。
10分もせずに駅に到着。3レバちょい。
駅で切符を購入して電車を待つ。
なんか新型のやつが来た。2両編成で、1両に片側ドア1つという小さめの。
よく見たらディーゼルじゃねえか。どこのマイナー路線用だよ。
今まで乗り継いできたメイン路線は全部電化済み路線です。ベリコ タルノボ含め。
どうやら乗るのはその列車じゃ無いようだ。
待ってるうちに電車が来た。
見た目は非常にぼろい。ディーゼルの方が最新型。

トンネル2つ抜けて20分くらいでゴルナ オリャホビッツァに到着。
途中に2つ駅があるんだが、一人しか降りず誰も乗ってこない。
その一人もなぜ降りたのか、旅行者風なのに。何かあるのか?

ゴルナ オリャホビッツァで昼飯。
まだ11時だけど、12:27発の電車なので早めに食べておかないとね。
この前と同じところ。
メニューを見てたら英語を多少しゃべれる人が教えてくれた。
ヨーグルトのスープ、モツのスープ、ケバブチェ、キョフテ。
いや、本に書いてあるのは俺もわかります。
とりあえず、モツのスープとパンと、読めないので適当なの。
モツのスープはトルコで食ったのと見た目同じだが、こっちの方が臭みが少ない。
下処理が違うんだよ、下処理が。多分。
読めないやつは発音的に「ビレーシュなんとか」って言ってたので鶏肉だろう。
鶏肉は「ビレーシコ メソー」で、メソーが肉。ビレーシコが変化してビレーシュなんだよ。
出てきたのは豚肉でした。
完全に予想が外れたわ。
炭火で焼いた薄めのとんかつくらいの豚肉が、白濁したソースに浸ってる。
久しぶりに噛み応えのある肉だ。うめえ。
これは正解だったわ。適当に頼んでみたけど。

昼飯の後、Deby Colaとエロ本を購入。
指さしで頑張りました。
べ、別に俺が読むわけじゃ無いから。お土産だから。
ちなみに日本への持込は禁止だ。
土産になりませんね。

駅前のパン屋で電車の中で食べるおやつ用のパンとアイリャンを購入。
アイリャンって言ってるのに伝わらなくて困った。
歩き方に載ってるやつを見せて指さしですよ。
発音が悪かったようだ。
アイリャンはすぐ飲んだ。いたんでもまずいしな。

電車が30分遅れで到着。
掲示板に赤字で15と書かれていたので、15分遅れかな?と思ってたんだが。
そして発車も別に急がない。
そういうものなのだな。

いっぱい人が乗り込む車両に俺も乗り込んでみた。
席がどこなのか、おばさんにチケット見せて聞いてみた。
どうやら車両自体違うようだ。
出て行こうとすると、窓から駅員を探してくれた。でもいないので、あっちの方の駅員に聞いてみてみたいな身振り手振りをされる。
そっちの方にいったら、車両にブカレスト行きと書いてある車両が合った。
すごいぼろい。
これじゃなくてそっちのちょい新しい感じの車両でしょ、と期待をかけて駅員に聞いてみる。
やっぱりそのぼろいのでした。
席がわからないので適当にあいてる個室を占有した。

眠いので即寝。
一時間位して目が覚めるも、眠いのでまた寝た。

次に起きたら15:00くらい。
おやつの時間なので昼に買ったパンと昨日のサラミを食べる。
このサラミは皮がビニールじゃ無いから皮ごと食うんだよね?
って言うか、昨日からそのまま食べてました。
今のところおなかは大丈夫。

暇なので日記を書き始めた。
すぐにルセに到着してしまった。
ここが国境越え直前の駅だからなんかあるはずだが。
コンパートメントから出たり、うろちょろしてると警察が来た。
パスポートを見せろと。
メモだけとって行っちゃった。スタンプは?
不安になりつつも待ってると、警察とは別の制服を着たおばさんが来た。
パスポートを出したら無線でどこぞに連絡してる。
ちょっ、俺のパスポートをうちわ代わりにしないで。
無線から微妙な発音で俺の名前が聞こえる。
オッケーらしい。
スタンプを押してもらい返してもらった。
にっこり笑いながらチャオと言われた。おばさんなのにかわいく見えるから困る。

さて次の駅でルーマニア入国スタンプだな、と思ってたらまた別のおっさんが来てパスポート見せろと。
中国人?と聞かれた。
パスポート見せて、お前今国を確認したのになぜその質問。ギャグか?
笑ってジャパニーズと言ったら、そうそう笑っとけ言われた。
なんなの。

ルセを出てしばらくしたらドナウ川越え。
ここが国境。
おー、すげえ。ドナウ川だ。
ローマ帝国はここを国境にして蛮族の侵入を防いでたわけですよ。
カエサルの発案で川で蛮族の侵入を防いでたのです。東はドナウ川、西はライン川。
で、その後なんとか帝(トライヤヌスだった)がドナウ越えしてダキア(ルーマニア)をローマ化したのでRoma-niaなのです。
で、そのルーマニア。
特に景色が変わるわけでもなく。
そのまま日記を書き続ける。
ついでに今日の分も途中まで書く。

そんなことをしてる間にやっとブカレストに到着。
もう18:30過ぎてて薄暗いんですけど。
17:09到着予定なのに。
どんだけ遅れれば気が済むの。
なお、その列車のブカレスト発は23時頃。
ここで調整かよ。

駅の両替屋で20ユーロだけ交換。
メトロ乗るので。
50レイちょっとになった。
そして残ったレバが交換不能。もうだめだ。空港で募金するしかない。
トルコリラ含めて数千円分くらいある。
慈善家過ぎる。

メトロの場所がわからずインフォメーション(iマーク)で聞いてみる。
外出て左らしい。
そのとおり行ってみるもよくわからずおばさんにメトロと聞いたらあっちと指さして教えてくれた。
あったあった。
駅の近くは偽警官が出ると書いてあったので超びくびくだぜ。
こええよ、ルーマニア。マジこええ。

メトロの番号は黄色が1号線らしいが地球の歩き方には3号線になってる。
なんなの。
ロンプラは1号線となってる。
途中で1と3両方書かれた掲示があった。
なるほど最近変わって、地球の歩き方の情報は古いんだな。
メトロで切符を買って、ホームに。
あ、こっちのホームでいいのか?
だめなら次の駅で乗換えだ。
オッケーだったっぽい。
大勝利。
そして次の駅でNo2のメトロに乗り換え。
今回はちゃんと行き先とホームを確認。
大学前で降りた。
地上に上がる階段が大工事中。
ぼろぼろのところを歩かされる。ワンダフルだな。

既に薄暗すぎる。怖い。
えーと、インターコンチネンタルホテルがそこだから、こっちの道が俺の行くべき道。
ゴーイングマイウェイ。
この通りの30番らしいが。
ねーな。
とちゅうで怪しいアパート(日本的にはマンション+1Fが商業施設)を発見。
表には見当たらないので裏手に回ってみる。
ちょうど入っていく老夫婦に聞いてみた。
もっと先だと教えてもらう。
さらに歩く。
28がここだから、30は・・・ここか?
怪しげなところの中に入っていく。
クラブとかその他あるけどわからん。
とりあえず出る。
道の反対側か?
わからずうろうろしてたらおじさんとおばさんに声をかけられた。
ここ行きたいんだけどと言うと適当に近くの店の中に入って聞いてきてくれる。
おー、親切。
で、多分反対側だということで一緒に探してくれ、さっきのクラブのある怪しいところへ。
あ、ドアにホステルの張り紙が。
おーあったあった、と言うことでおじさんにお礼を言い固い握手を交わす。
日本から来た、と言ったら驚いてた。
珍しいか?

ホステルは2F(日本の3F)らしいので上がっていく。
途中で階段の壁を塗ってるおばさんにもホステルは上よと指さしてもらう。
ドアが閉まってるので呼び鈴を押すも出てこない。
おばさんがドア開けろと身振りで教えてくれる。
開ける。開いた。
鍵かかってねえのかよ。

チェックインして明日早いので先に支払い。
手持ちのレイじゃ足りなさそうなのでカード払い。
大部屋なんだが、結構空きが多い。
ルーマニアって人気無いの?

早速飯を食べに。
途中で100レイ降ろしてみた。
100レイ札が出てくる。
細かいのでくれよ!
薄暗いレストランに入っていって、出てきたおじさんに一人なんだけどと言ったらその人も客だった。
すんごい細いねえちゃんが出てきた。
テーブル開いてるとわかりきったことを聞き(なんか全然すいてる。人気無いの?)、席に座る。
アルメニア語のメニューしかないと言われてびびる。
何でアルメニア、と思ったらa rumanian menuだった。
とりあえず読むのにチャレンジ。
ルーマニア語は指さし会話帳がありますから!
メニューのアルファベットの字体がわかりにくすぎて役に立たない。
ゴシック体で書いてください・・・。
それでもチョルバ(スープ)だけはわかった。
そしておねえさんが見かねて助けてくれる。
適当に指さしたやつ。
チキンとソーセージと煮込んだのらしい。
じゃあそれで。
あとチョルバ。
無い、スープは今ない。
じゃあママリガって言ったらそれはさっき頼んだのに付いてるって。
ビール。ルーマニアの。
無い。
なんなの。
じゃあカールスバーグで。

出てきたのはチキンとソーセージとマッシュルームのトマト煮。
オレガノ使ってあるからイタリアを思い出す。
そしてママリガ。なんと形容していいかわからん。
クスクスをもっと滑らかにして固めた感じ。
全体的にうまいけど、まあ、うまいんだけど、ルーマニア感があまりない。
全部で24レイくらいだが30レイ置いてきた。

そしてルーマニア独自のファストフード屋に入ってみた。
ケバブとハンバーガーの店だ。
注文して支払って、自分でその注文用紙を調理人まで持っていく。
ジュースとデザートはその場でもらう。
斬新だ。
鶏肉の串揚げとチーズケーキとペプシを注文。
まだ食うのかよと言う突っ込みはご遠慮願いたい。
そしてこれで22レイ。
100レイ札を出したらなんと受け取ってもらえた。
すげえ。
串揚げは7分くらいかかるとか。
待ってる間、他の客を見てる。
おー、すげえかわいい子が来た。
ポテト買ってった。太るよ?
晩に2食も食べてる俺に言われたくない。
そういや、バーガーにポテト挟まってるんだけどなんなの?
トルコでも挟まってた。ブルガリアは知らん。でも多分挟まってる、きっと。
多分そういう文化。多分だけど。
そして、出てきたのはチキンの串揚げ2串(でかい)、ポテト、ピタ?だかトルティーヤだか、野菜とピクルス少量、タルタルソース。
そしてチーズケーキ。
トルティーヤみたいなのは想定外だ。
とりあえず包んで食べてみる。
KFCのアレみたいになった。
ルーマニア感ゼロ。
そしてチキンが1串とポテトが残る。
鶏肉の串揚げはどこまで行っても鶏肉だ・・・。
ポテトはもういらん。
断念した。
チーズケーキも甘いんだろ、と思ったらトルコの菓子ほどじゃ無い。
いける、イケメン。
ポテトとペプシ少量残した。
飽食日本。これだから日本人は、って俺だけですね。
そして金がほとんど減っていないことに気づく。
空港でお土産買うか。

帰りにコンビニ?で水を購入。
今さっき飲んだら炭酸水だった。
日本で売ってるのではゲロルシュタイナーみたいな感じ。
なかなかうまい。

やっと日記も書き終わったので終了。
これで俺の旅行記は終わりだ。
飛行機の中であまりに暇だったら続き書くかも。
後はシャワー浴びて寝て、明日の朝早くに空港行くだけだ。

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